もう一つの 昭和・私の記憶

『 昭和・私の記憶 』 の、続編
吾生涯を物語る

平野匡男君の天皇観 1975

2014年03月25日 | 

「ソ連が攻めてきたら、どうする?」
「戦争反対、唱えるしかないな」
「北海道に攻め入ってきて、日本人が殺されているんやで、それでも、戦争反対唱えるのか?」
「俺は戦いに行く」
「勝ち目ないで、ソ連には敵わん」
「日本人が殺されるのを、手を拱いて視とけ、言うのか?、占領されたら、どうするんャ」
「白旗挙げて降伏する、戦ったら死ぬデ、死んだら終わりヤ、死んで、残った家族どうなるんャ」
降伏しても、命までは取らんヤロ」
「ソ連の奴隷になれ言うのかァ」
「死ぬよりましヤデ」
「お前、本当に、そう思っているのか?・・・」

昭和50年(1975年) 頃、の小冊
「ソ連が攻めてきたら、白旗を掲げて降伏する」
 と、言った 平野君の天皇観である

私と悉く異なる 彼の思想信念は、どこから産れ、亦、築き上げてきたのであらうか

・・・と、当時はそんな風に想っていた

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