ほそみわ縁側日記

3人の子育て、仕事もフルスロットル。40路を超えても尚、あえて困難な道をゆく。負けるな、私!

お花がいっぱい

2008-04-18 05:09:45 | Weblog
本当に久しぶりです。
なんとか生きております。
平均睡眠時間1~2時間で、どうにか。
まもなく、1回目の死者、じゃなくて試写なので、
今が、一番辛い時期とも言えるでしょう。

一方で、自宅の庭をふと見やると、
ちょっと前には考えられなかった光景が。
お花がいっぱいです。
うちは、私がただ好きな木を選んで植えたので、
気がつけば、きんもくせい以外はみな落葉樹。
冬は、真っ裸の木ばかりで、真っ裸な庭でした。
なのに、今、白山吹に黄色山吹、木蓮、
そしてチューリップにユリに花にらに水仙。
花が咲いてないのも、黄緑色のかわいい葉っぱが
たくさんついてて、ずっと庭にいたくなります。
庭があるって、いいなあ。
去年の今頃はまだマンション暮らしでしたからねえ、
庭のある生活の楽しさを実感、もっとしたいです。

ふらふらなのに、お花のことを書いてる自分が
なんか不思議。
先ほど帰宅したので、
今日はこのまま寝ず、です。
(昨晩、局の編集室のソファで2時間寝たら、
 だいぶ楽になりました!)

まだまだです。
まだまだ山は高いです。

寝ました!

2008-04-12 05:40:03 | Weblog
ようやく、久しぶりに寝ました。
ここ一週間、貫徹、1時間、2時間という
平均1時間くらいの睡眠でした。
そんなんで生きていけるのか。
人間は不思議ですね。
なんとか生きてました。
朝起きると、眠くて眠くて体が重くて重くて、
気分もそのために重くなるのですが、
日中はそれでもどうにか“起きている”んですね。
でも、日が暮れると途端にもうダメ。
眠くて仕事もはかどらない。
でも、やらねばならない。
駅の階段では、下りる時ふらつくので、
怖くて、手すりが離せませんでした。

というわけで、これは寝なければだめだ、と
昨日は夜8時前に局を出て帰途についたわけです。
で、子供たちとの時間を楽しみ、
寝ました!
7時間寝ました!
やったー!

やっぱり、体も心も違う感じがする。

早く帰らせてくれた皆さんに感謝です。
編集マンに、接写中だったカメラマン…
ありがとうございます。

再び、死ぬ気で頑張らせて頂きますです。

そして、私を励ましてくれた子供たちにも感謝。
昨日の朝は、眠くてだるくて、ダウナーな感じで、
保育園に向かう道すがらのこと。
晴れ間が見えてきて、ぽかぽか春の陽気。
長女りりが、「いい天気。今日も頑張ろうね!」と言った。
そこで、私もピカリ!
そうだ、今日一日また頑張ろう!
って気分になったのです。
そんな、春の日差しと子供の一言で、気分が突然変わるなんて
不思議ではありますが、本当にその瞬間、そう思いました。
リりに感謝です。ありがとう。

子どもって、こちらが育てて世話してるのに、
こちらが励まされることが多いです。
リッピーが言いました。
「お母さん、仕事って、がんばってがんばってがんばらないと、
 本当にやったーって思えないんでしょう?」
「そうだよ、よくわかってるね。さすが、私の子だ」
「お母さんも、それだけ頑張ってるから、大丈夫だよ。
 名作中の名作を作るんだよ」

名作中の名作になるか自信はないですけど、
子どもに背中を押されて、
この子らの為にも、いい番組作らねばと強く思うわけです。
これだけ迷惑をかけてるんですからね。

気持ちだけは前のめりなのですが、
いかせん、腕がないので…
あ、だめだ、そんな弱気に言いわけじゃ。

 

体と心はつながってるなと実感です。
健康な心は健康な体に宿る、と昔よく言われたものですが、
なるほどそうだなと、40を過ぎてわかってきました。
たっぷり寝たから、夫にも優しく接することができそう。


やっぱりこうでなくっちゃ

2008-04-07 04:24:13 | Weblog
子どもたちが帰ってきた。
一週間ぶり。

土曜日から編集が始まったが、
昨日日曜日は、そのことを編集マンに話し、
早めに家に帰りたいことを相談。
朝9時から夕方5時までやって帰ることになった。
結局、局を出たのは、5時半過ぎてたけど、
家に7時頃到着。

家のドアを開けると、
「帰ってきた、帰ってきた」という声がして、
まずリッピーが飛びだしてきた。
ギューっと抱きしめる。
続いて、ちょっと遅れて、リりも飛び出してくる。
リッピーとリりを両腕で抱きしめた。
夫が、ふんぞり返って寝ているモモをおんぶしながら、
夕食を作っていた。
夫の機嫌は…
…良かった。編集中でありながら、こんな早く帰ってきたことを
喜んでくれた。
怒られるかとも思ってたけど。
予想的中。
早めに帰れば、きっと怒らないって思ってた。

というわけで、久しぶりの子供たちから
かわいさを一杯吸収して、
ほんわかな時間でした。

モモもすぐに起きて、私に抱きついてきた。
何もつかまらずに立っては、「おーおー」と私に声をかける。
「見て見て」と言ってるのだ。
「すごーい」と手をたたくとうれしそうにしてる。
自分もこんなに大きくなったよって伝えたがってる。

子どもたち3人、夫婦二人。
そうそう、これがうちの形だ。
こうでなくっちゃって思った。

家族がそろう。
当たり前のことがとてもうれしい。

誰もいなくなって

2008-04-06 00:29:06 | Weblog
家に一人です。
夫は、今日、モモをまたお腹にくっつけて、
大阪へ行きました。
明日、リッピーとリりを連れて帰ってくるために。

今日の朝はまた、辛かった。
もう、私は、夫に何も言えないので、
夫の執拗な非難・嫌味にただ耐えるのみ。
でも、耐えてるだけってのも辛いものですね。
わあ、私、いつ破裂するんだろうっていう風船みたい、
と心の中で思いながら、夫の言葉を聞いていた。

夫がいろいろ言いたいのはごもっとも。
先週も今週も、モモをお腹にくっつけ、
両手に二人の子供の手をつなぎ、
背中に大きなリュックを背負い、
時折、リュックからお菓子やらガーゼやら出して、
モモの世話をする。
それで、東京ー大阪を往復しているのだ。
迎えにも来ない、家にもいない、
という妻をきつく追及するのも当然だ。

ああ、今の私、何かちょっとでもぷつって触ったら、
ぷしゅんって破裂して、あふれちゃうよ。
子どものこと、夫のこと、仕事のこと、
押しつぶされてしまいそうだ。
私なりに、どれもこれも精一杯頑張ってるつもりなんだけどな。
まだ頑張りが足りないのかな。
いや、頑張るんじゃなくて、頑張らないことなんだ、
って言う人もいるだろう。
でも、頑張らなくなったら、止まったら、
途端に破たんするよ。
ガラガラと音を立てて、崩れるよ。いろんなことが。
せっかく、今、どうにか立ってるものが、倒れるよ。
だから、倒れそうになりながらも、このまま突っ走るしかないのだよ。
じっと黙して、下を向いたまま、前に走るしかないのだ。

今、一人、芋焼酎を飲みながら、
ブログを書いてます。
人生ずっと辛かったけど、
番組を作る毎回毎回、死にそうになってたけど、
人生を見渡した時、一番大変だった時期って、もしかして今?
いつか思いだす頃が来るんだよね。
大変だったけど、子供たちもかわいくて、番組も作れて、
幸せな時だったなって。
でも、それって、このままなんとかいけた場合だよね。
夫婦や家庭の危機って、こういうのを乗り越えられないって時でしょ。
ありうるよね。
だって、私、夫に怒られたくないから、しゃべらなかったもの、朝。
無言のままよ。お互い。
口を開けば、言い争い。
言い争う体力も精神的余裕もない。
だから、お互いの気持ちをぶつけあうことを避けてしまう。
それが、夫婦の決裂の始まりなのに。
でも、大丈夫だよね。

大丈夫、かな…


鬼母と呼ばれて

2008-04-03 23:41:28 | Weblog
今朝、大阪にいるリりと電話で話したら、
元気がない。
涙声で、「お母さんがいいのお」って言う。
家が恋しくなったのだ。
「あと2回寝たら、お父さんとモモがそっちへ迎えに行くよ」
「お母さんも迎えに来てくれるの?」
「いやあ、お母さんはおうちで会うね」
りりはしょんぼりしていた。

電話を切って、夫もしょんぼりしてしまった。
リりが可哀そうだという。
「東京駅まで迎えに来ることもできないんだからねえ。
 仕事仕事で、いい気なもんだ」
っていうようなことを言われた。

突然、涙があふれてしまった。
「私が、平気だと思ってるの?
 迎えに行ってあげたいに決まってるじゃないの?
 そんなこともわからないの?」
って、泣きながら訴えてた、私。

自分でも意外だった。
泣くなんてね。
私が鬼母だとしても、平気で鬼母してるわけはない。
しかし、仕事を放り出していくわけにもいかない。
ほら、やっぱり、子どもより仕事なんじゃないの、
って言われたら、もう何も言えない。
自分の行動は、そのまま見たら、そう見えるのは当然だから。
心の中の葛藤なんて、そんなのどうでもいいことだから。
心の中で葛藤するより、行動だ、ということだよね。

夫も、私が泣いたんで、驚いてた。

今日は一日、そんなことを理由に、低血圧な日でした。

こんな気分で、いざ編集へと突入できるのでしょうか。
辛くなってきた。

私は、本当に、鬼母だ。
ひどい母親だと思う。
でも、そう言ってても、変えないんだよ、私って。
なんだろうね、私って。

ある後輩の女性に言われた。
「なにもあきらめないんですね」って。
それで、周りの人たちに迷惑をかけて、傷つけてるんだよね。
自分が何もあきらめない為に。

でもね、そんな私でも、全てを手に入れようとしている私でも、
結局、みんな少しずつ(いや実はたくさん)欠けてて、
どれも中途半端ということなんだよ。
全てあきらめないということは、全て中途半端ということ。
そういう人生は、幸せですか?
幸せか否かで、生きてないから、わからないな。

私、ここ数日、上の二人がいないから、
朝も意外とゆっくりできて、
助かるな、なんて思ってたんだよね。
子どもが寂しい思いをして、その気持ちを我慢してることも
考えないで。

そのことが、とても自分を鬼母だと思わせる。

鬼嫁と呼ばれて

2008-04-02 23:25:08 | Weblog
いよいよ4月になりました。
ロケもまもなく終了です。
まとめるために、足りないところを撮ってるという感じ。
今日は、泣きながらインタビューしました。
現実は、それでも、私の想像以上なのです。
どこまで、私はそれを本当に理解しているのか。
自信ですか?
うーん、よくわかりません。

モモも新しい保育園での慣らしがスタート。
試練の時期です。
前の保育園の先生たちが、アルバムを作ってくれて、
心のこもったメッセージを寄せてくださって、
感激しました。
月曜日が最後の日だったんだけど、
朝、登園したら、もう先生が涙ぐんでるんで、びっくり。
モモは、とても人気者だったのです。
先生にも、子供たちにも。
もしかしたら、上の二人よりも、人気という点ではかなりかも。
そういう才能というか、そういうオーラがある子かも。
将来、アイドルかあ?

さて、鬼嫁。
とうとう、夫にそう言われたのだ。
でもね、具体的な会話について、もう忘れてしまった。
先週のことでしたが、もう忘れてる。
ただ、鬼嫁と呼ばれたことだけが残ってる。
でも、確かに鬼嫁だと思う。
夫は、会議の途中で抜け出して、家に帰ってくる。
私がロケで帰ってこれないから。
さすがに、ずっとそんな感じが続いてて、
やばい感じらしい。
それでも、すみませんが、続けてもらうしかない。
私のような女を嫁にしたつけといいましょうか。
可哀そうに。
確か、自分のことを棚に上げて、
夫に要求だけしてたからかな、鬼嫁呼ばわりは。

さあ、今日はちょっと寝よう。
頭が痛いんだもん。