法昌寺 kokoniari

北緯45度にある小さなお寺より発信

実りの秋 其の二(日校編)

2008-09-14 | インポート
昼食が終わり、片付けを皆でします。
使った食器は自分で洗ってリュックの中にしまいます。
その後、また忍者修行(笑)
実りの秋とはいうものの、果たしてどんな実がなっているのかを
探す修行です。
おお~!まずは庭にイチイの実を発見。
真っ赤に熟れた実はトロトロして甘い。
種には毒があることを知り、ぺっぺっと種を出しながら実を食べます。

すぐ近くに食べられそうな植物を発見。
junkoさんが茎を一口かじりました。
「あ・・・苦い」
皆も真似をしてカリッと。
「苦いけど、知ってるよ、これ」
「あ~~あれね」
「蕗だべさ」
そうです。蕗です。
お寺の庭には京蕗があります。

墓地へ移動しました。
木に何か実っています。
丸い緑色したもの。
食べてもOKのサインが出ました。 やっほ~
一口食べて 「うまい!」 「おいし~」 「プラムだ」
はい、そうです。 プラムに違いありません。
野生プラムです。
つまり、スモモ。

まだ採りたい、と言っても高いところに実がなってる。
横の盛り土したところに登り、手を伸ばしてとる子や
お坊さんに枝を下げてもらい、とる子、いろいろです。


隣の畑に移動します。
畑にいく近道には橋がかかっています。
といっても、1メートルほどの板が渡ってるだけのもの(^^;)
草がぼうぼう生えて、橋の下には何があるのかわからない。
水が流れているのだろうか、深いのだろうか、、、、。
そんな不安を抱え、恐る恐る渡ります。
1年生のHちゃんは足がすくんでなかなか渡れない。
両足を揃えることができない幅。
怖いのもわかる気がします。
Hちゃんの前に登場したのがやはり1年生のAちゃん。
スタスタと渡りはじめたかと思ったら、、、、落ちた!
橋の下にAちゃんがうつぶせになっている・・・。
あわててお坊さんが抱き上げると、あれ?ニコニコしてる。
怪我もなく、濡れてもいないし。
なぁんだ、落ちても大丈夫なんだぁ~ と、Aちゃんのお陰で
みんな不安が吹っ飛びました。

畑にはミニトマトがたくさん実っています。
Tシャツで、拭いてパクパク食べました。
お行儀が良くないけど、、、もぎたてはなんて美味しいの。



畑を見回すと、あちこちにひまわりに似た植物が生えています。
なんだろ。
1本抜いてみよう。
そんなに太くないのに、なかなか抜けません。
よし、3人で。
うんとこしょ、どっこいしょ。


抜けた! 根には白い球根のようなものがついていました。
「食べてもOK」のサインが出たけど、これをかじるのは勇気がいるなぁ。
junkoさんが一口、カリッと。
「オイシイ・・・」
その声を聞いて、次から次に皆もカリッ、カリッ、カリッ・・・・・。
何これ? 
菊芋です。芋なんですよ、これも。
まだまだ小さいので、もう少し日が経ってからまた掘ってみようと
いうことになりました。

さて、次は「ここに何かありそう」という場所を靴と手で掘ってみました。
ありゃ、ジャガイモ! 出てくる出てくる。(笑)
よし!オヤツにしよう~
カゴいっぱいに収穫しました。


このほか青じそ、稗も食べてみました。

甘い、苦い、カリカリ、トロトロ・・・・
口の中はお祭り騒ぎかも(笑)

ジャガイモを少し乾かしている間、修行(探検)は続きます。



~其の三へ続く~


















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