

次女がプレゼントしてくれたのは、苺のロイヤルミルクティの季節限定パウンドケーキでした。箱を開けた瞬間に素晴らしいアールグレイの香り。ホワイトチョコでコーティングされたケーキにナイフを入れると甘いイチゴの香りとアッサム系と思われる深い紅茶の香り。
正に2種の紅茶が香り立つ限定ケーキでした。
私がここに合わせたのは、宮崎産の和紅茶にしてみました。
ケーキの風合いを邪魔をせず、かえって引き立てた良い取り合わせになったと自画自賛です。
私如きが語るのは恐れ多いのですが、長楽館さんのケーキを食べる度に、パテシエさんのセンスの良さに惚れ惚れします。
ご本人に確認した事がある訳では無いのですが、一つのデザートの中にいく層もの香りが折り重なる様は、調香師の方がトップノートからミドルノートと最後の余韻までを設計する作業に似て、高級シガーの様でもあり、高級シェリーをも連想させるのは、長楽館という特別な歴史を意識されているのでは?などと、想像逞しくしてしまうお味です。
そんな背景など、全く気にする隙も無く、ケーキをカットする前に写真も撮らず、みんなで記念写真も撮らず、ただただワーワー言いながら、美味しくケーキを食べるのみ。という楽しくも雑な感じで洋の部はペロッとケーキを平らげてしまい、せっかく出したロイヤルなカップコレクションも、みなさん見慣れたのか、私の自己満足で早々に洋の部のお茶会は終了となりました。
第2部は2種の羊羹を切り、お抹茶を頂きました。続く
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