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JR東海に対する私感(そのろく)

2017年03月11日 23時59分59秒 | 鉄道・雑記
前回、『あの』JR東海に残った意外な『国鉄らしさ』と言って最後を締めましたが、これまた意外な所にも『JR東海に残る国鉄の遺産』があります。 それは

『国鉄書体(俗に言う『国鉄フォント』)』や『形式命名基準』です。

『国鉄書体』は駅名板や車番表示に名残りを残し、『形式命名基準』は『クハ』や『モハ』等の区別から三桁の形式基準(例えば383系の一番最初の桁は直流電車で二桁目は特急車両と言った具合)。
新幹線車両に至っては(0系を除いて)『東海道・山陽新幹線車両は最初の一桁目は奇数で、順番に数字を大きくして行く』と言う慣例を守り、国鉄時代の100系から続いてJRになってからの新形式を300系。 (JR西日本の500系を挟み)その次期型を700系とし、続く新型車両に対して
「900系は『試作車』になってしまう」
なんて言う事で、1000系(1100系?)となる所をインフレ防止の為か『N700系』にしてしまうウルトラCを使って凌ぐ程の拘り(爆)
(『0系』はリニアで『L0系』として使用するとして、今や100系も300系も無いんだから別に『N700S』とかしてまで拘らなくても100系に時期型は命名すれば良いのに。 とは思った)



駅名板と言えば


他のJRが都道府県市町村名を省いた駅名板を使用してるのに対し
(国鉄時代から使用してる駅名板については例外あり)


JR四国と共に、それを残してると言うのも意外な気がします。









駅名板の表記がJR東海では日本語とラテン文字(ローマ字)のみ使用し、他の言語を使用しないのは何故か? と言う問いに対し
「(複数の外国語を使うと)文字の表示が小さくなる」
とコメントしてましたが、(JR東海様にしては)正論中の正論だと思った。
世界で一番使用されてるのは英語(はラテン文字で対応可能)だし、人口も多く近隣国家民である中国人に対しては漢字表記(簡体字や繁体字の違いはあれど一応は理解出来ると判断)で充分。
※ちなみに漢字は世界で二番目に多く使用されてる文字だそうです
そもそも日本に住む、若しくは日本を旅行する人なら
日本語表記が解らなきゃ困るっしょ


駅にある発車案内でも二ヶ国語(日本語とラテン文字)なら繰り返しの表示で済む所を四ヶ国語の場合だと
『日本語→ラテン文字→第三国語→第四国語→日本語』
の表示になり、日本語(そして駅名レベルの漢字が読めるって事は中学生レベル以上って事でラテン文字も読める)表示を確認するまで時間が掛かり、急ぎの時にチョットしたストレスになるのも困ると、個人的には思います。

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