夜明けのダイナー(仮題)

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水と安全はタダな訳が無い

2015年02月09日 23時27分32秒 | 持論・主張
某・有名『戦場カメラマン』が
「何故シリアに行かないの?」
と言う疑問に対する答えが、以下の通りだそうでした。

1,最前線行く時は世界最強の軍隊の自走砲部隊と行動する
2,ゲリラが蔓延る地域には近づかない
3,戦場が流動的なところには行かない
4,国外の難民キャンプとかを中心に取材する
5,護衛がいても危ない所には近づかない
6,国境地域から一歩も紛争国の中には基本的に入らない
7、捕まるやつはその時点でジャーナリスト失格
8,ボディガードはその地域最強の奴を大金で雇う


要するに
「帰って来てナンボ(死んだら意味無い)」
って事ですわね。
ましてや本国に迷惑を掛けるなんて言語道断。 
何せ自分の『生活資金稼ぎ』の為に、下手を打てば国家を巻き込む事になる可能性がある訳ですからね。 それ位の予防策は必然でしょう。 そして、これこそが
『自己責任』
って奴ではないでしょうか? 
(これぞ『プロフェッショナル』ですわね)


さて、同じ『ジャーナリスト』を名乗る人間でも、こう言う人も居るみたいです。


過激派組織『イスラム国』の日本人人質事件を受け、三日に新潟日報社の取材にシリア入りの計画を語っていた
んで出国許可が出なければ
「取材と報道の自由どころか、言論の自由を妨げる行為。言語道断だ」と政府の対応を批判
だってさ。
いや、行くのは構わないケドさ。 テロリストに捕まったら国としては開放に説得しなければならない事態になる訳で会議・交渉・その他で
このカスの為に税金が幾らつぎ込まれるのか解って言ってるのか?
それでも行く気なら現地到着後、直ちに大使館に行きパスポートを返納した後、(自称)取材活動をすべきと考える。
だって外務省が設定する『渡航危険区域』に敢えて警告を無視して行く訳なんだし、ならば
「日本国の世話にはならない」
と言う意思表示が必要だと思いませんか?
え、「例え勧告無視でも助けるのは当然!」だって!?
そりゃあ虫が良い話だこった(嘲笑)
確かに
「自衛隊に反対する人も助けるのが自衛隊」
なんてカッコイイ言葉があるが、それとこれとは別でしょ?

例えばスキー場。
何の為に『コース』があるかと言えば
『コース外滑走は自己責任ですよ』
と言うスキー場管理者からのメッセージですわね。 それを無視して遭難して
「遭難したから助けてくれ!」
なんて阿呆が……居たなぁ(爆)
同じ様に鉄道の『プラットホーム』の白線(黄色い線)も
「そこから線路に向かって行くと触車(笑)しますよ」
と言う解りやすい警告ですよね。 それを無視して線路に転落して列車に轢かれるのも、これまた自己責任の果てですわね。
(個人的に好かない『ホームドア』が、鉄道事業者にとって『事故阻害防止』の意味があるって知ってるケドね……事故発生すると輸送障害になるから、それを防ぎたいのもあるし)


『平和ボケ』してる日本人だから
安全と危険の境界線が曖昧になってるのかねぇ
『痛い目』は見てからじゃ遅いんだよ? それを解らない『脳内お花畑野郎』が昨今、多い事多い事……

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