夜明けのダイナー(仮題)

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義務を果たさず権利をかざすな

2013年07月23日 23時36分08秒 | 持論・主張
日曜の参院選、投票率を見ると、ざっと有権者の半分は投票しなかった計算になりますね。
ちなみに昨今の義務教育を受けられた方なら習ったと思うのですが、満20歳以上の男女区別なく投票出来る様になったのは戦後の事。 明治時代に最初の選挙が行われた時の有権者は満25歳以上の男性で高額納税者のみであった事を忘れてませんか?
「投票は当然の権利。 だから行かない自由もある」
確かにそうでしょうが、では選挙に掛かる経費と言う物を考えた事があるだろうか?
軽くググっただけですが、こんな結果が出ました
(数字は地方によって差があり、実施年によっても差があります)

・選挙執行費用(投票所などに掛かる経費) 有権者一人当たり約570円

こう書くと「大した事無いや」と思うでしょう。 
投票行く移動費用を考えたら、これより掛かる人も多いでしょうし。
では、その一票が国家予算(一般会計・約90兆円)の配分を決める価値があるとみなすと

・有権者が一億人として、単純に割れば90万円 

そして、候補者に対して言うなら
参院選立候補に掛かる費用(300万円・比例で600万円) 選挙運動費用(比例で5200万円・選挙区で~7200万円)
それに対して票で割ると……計算メンドイからパス(笑)
(候補者の人数で単純に割るなら計算は早いが、比例と選挙区で振れ幅が広すぎて参考にならない)

たった一枚の紙ですが、そのウラで掛かるカネを考えたら、無碍に放棄して良いものか、ちょっと考えてしまいませんか?


先人の努力で勝ち取った権利を簡単に放棄するなら、その権利を奪われても文句言えないよね?
たった一回の棄権で選挙権剥奪は厳しいから、例えば『正当な理由無く五回投票が無かった有権者は選挙権の放棄とみなす』とか良いんじゃね。
期日前投票の制限が緩くなった昨今、それでも投票に行かないって言うなら、そこまでしても良いと思うよ。
ましてや『外国人参政権』が認められたら、極端な話、外国人に国政が乗っ取られる危険がある訳だし、もっと危機管理を有権者はした方が良いと考えるが、違うかい?


尤も現在の日本で『選挙権を明治期(満25歳以上の男性で高額納税者)に戻す』って法律が施行されても、一揆や暴動は起きないだろうね(嘲笑)
そもそも日本人って『お上意識』が強いからねぇ――

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