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ホー選手の身近に起こった出来事を書いていきます~

小風呂敷色さし1

2006年02月06日 | ・友禅教室
糸目が終わって、ご汁(大豆の汁で、色が染めやすくする)を塗り、色さしです。

二重線になっているところが絶対塗りにくい!
糸目になっているときにも思ったんだけど、どうして二重線にしちゃったんだろう…。
でも、二重線にしてぼかさないでべたで塗ると物体がはっきりしますよね。

ということでボタンは強い色でべったり塗ってそれ以外はもう好きなようにぼかしながら塗ったりしていました。
今回は、先生が基本色だけ用意してくれてそれから自分が好きな色を作って塗っていくというやり方をしてるのですが…。やっぱり難しい。

きちんとできあがるのかだんだん不安になってきました

小風呂敷糸目

2006年02月01日 | ・友禅教室
お正月からずっとやりたいデザインがありました。
それは大風呂敷(小風呂敷だとご祝儀を包むくらいにしかならない)でやりたかったんですよね。

柄が結構大柄だったので…。

しかし、布がなかったので練習のつもりで普通の小風呂敷の生地に描きました。

うーーーん。下絵を描くときはぜんぜん配色や糸目のことなんて考えなくて、鉛筆で描くのでなんとも思わないのですが…。
こうやって糸目にすると難しいこと難しいこと…

なんで二重線にしちゃったんだろう。単線にすればよかった…とか結構思います。

風呂敷(終了)

2006年01月15日 | ・友禅教室
仕上げが終了して、奥さんに風呂敷になるように縫ってもらいました。

こうやってきちんと製品になると一段と愛着がわきますね。
なかなかきれいにできてよかったです。
あとは相手の方が喜んでくれるのを祈るのみ………

巻物(仕上げ3)

2006年01月09日 | ・友禅教室
新年になり…仕上げからです。

今日はずーーーっと細筆で同じような作業(点と線を描く)をしていたのですっかり指がつかれました。

今日は、金を使ってより豪華にしあげるべく模様を描いていきます。
ドライから戻ってきて、糸目が取れて戻ってくるといっつも「物足りなさ」があって、それはドライに出して、色が多少なりとも薄くなって仕上がってくるからかなぁ。とか思うのだけど、黒で縁取ったり、金で模様を描いたりすると最初のころの物足りなさがなくなってくるので不思議です。

色の落ち具合や仕上げの仕方を考えながら色を塗れるようにするというのが今年の課題かなぁ……。

がんばれば次回でこの巻物風が終了(がんばれば……)です。

いやぁ。。。よくやったなぁと思いました

巻物(仕上げ2)

2005年12月26日 | ・友禅教室
今日は黒で模様を縁取っていきます。

もともと仕上げを豪華にするという前提で作っているので色をべったり塗ったり、1色で塗ったりしました。

もともと糸目で境がついていて、ドライから上がってきて「これだと巻物と敷物の境がわからないよなー」とずっと感じていた部分を黒で塗りつぶしました。
巻物と敷物の境がわかるとぐっと引き立ってくる感じでだんだんステキになってきた気がしてきます。

今年の友禅も今日で終わり。
今年中に終わらせたかったけど、、、「仕上がるまでにあと2回はかかるね」と先生に言われてしまいました。トホホ。来年まで持ち越しです。
風呂敷も来年仕上げて…これも仕上げて…。
その間に次、何を作るかじっくり考えます

巻物(仕上げ1)

2005年12月26日 | ・友禅教室
色をさしているときはそんなに気にならないのですが、ドライからあがって、糸目が取れてくるとかなりの確率でがっかりします。
1回洗うわけですから、色がそれなりに落ちてしまっているのと糸目がとれるので隙間だらけに見えるというのが結構かなしいところです。

糸目をしっかりやってはいるのですが、きれいな線でなかったり(がたがた)、ところどころ細かったり太かったり……。まだまだだなと思うと悲しくなります。

あと、ドライ焼けみたいな感じで「白い」部分(ここで言うと桜の花)が黄色っぽくなって戻ってきます。それを修正するためにもう一回白を上から塗ってあげます。
いっつも、黄色っぽくなるのは自分の塗りが甘いせいだと思っていたのだけど、どんなに濃く塗っても無理なのかもしれませんね。

あとは紐を金で模様を描きました
先生は飾っていくほどどんどん引き立ってくるから。というけど…。かなり不安です。

風呂敷(色さし3)

2005年12月26日 | ・友禅教室
今日は、もう片方の背景を塗りました。
これで一応、色さしは終了です

あとは、ドライにだして仕上げをします。
地色が結構、高級感のある色になって良かったです。

風呂敷(色さし2)

2005年12月25日 | ・友禅教室
風呂敷の模様に地色が入らないように、もう一回ワックスを塗ります。
念には念をいれて、生地の裏からもワックスを塗ります。

ワックスを塗るのって結構難しくて糸目の上にのっかる程度までやらないといけないのだけど、糸目の上に乗せるつもりでも全然のっていなかったり、糸目からはみ出てしまったり……結構大変です。

個人的な重要度から行くと
糸目>ワックス>色さし
です。
今日は片方の地色を塗りました。次回もう一方の地色を塗って終了です

風呂敷(色さし、ワックス)

2005年12月21日 | ・友禅教室
色を塗りました。

本当は背景までぬれるかな。。。と思ったのですが、ここまでが限界。

いつも、こういう作業をしているときに思うのですが、「急がばまわれ」。
ちょっと焦っていたせいもあって、本当はワックスを塗ってはいけないところに「ボトッ」っとたれてしまったりしてかなり不安。

急いでいても丁寧に……来年の課題になりそうです。

風呂敷(糸目)

2005年12月13日 | ・友禅教室
会社の席が隣の人が、会社を辞めることになりました。
私より古い人なのでかなりのおつきあいになります。

なんとなく、風呂敷をあげようという気分になりました。
はい。今まで人に作ったモノをあげるなんてやったことありません。どういう心境の変化なんだろうと思いましたが……技術が手に付き始めた証拠なのかもしれません。

で、急いで作らないといけないのだけど……
今、友禅教室で「ヒッタを糸目で処理する」というのがブームで、私もそのブームにのって、ヒッタを糸目で処理しようと思い立ちました。
ヒッタというのは模様の名前なのだけど

以前の風呂敷の模様にもあるけど、赤い升目みたいな模様をヒッタといいます。


「先生、急いでるのに、ヒッタを糸目でやるっていったら怒ります?」
と言うと先生は「怒り方がわからない」みたいなことを言いました。やっぱり先生は面白い。

ということで、糸目を開始しました。


これが、椿部分のヒッタを糸目で処理したやつです。

要は、通常は糸目を線で描くのだけど、ヒッタを糸目で処理するというのは、線を残して間を糸目をする。ということです。
どんな風になるんだろう……人にあげるやつなのに、かなりの冒険をした気分になりました。

変な風になったらどうしよう…(そのときはあげるのをやめればいいのでいっか。)

巻物(色さし終了)

2005年12月13日 | ・友禅教室
色さしが終了しました。全7回の色さしと考えると……ここまでくるのに3ヶ月くらいかかっていることになります。自分、偉い。

背景を塗ったのですが、背景を塗るときに、ほかの部分に色が浸透しないようにワックスで伏せます。ただ、今回は、全体を「ばーーーーっ」と塗るわけではないので、背景を塗る範囲にある模様の「境」の部分だけ塗りました。

時間や手間をかけるとやはりすごくなるんだなぁというのが、感想。工芸品の高価さが実体験として伝わってきます。

さて、今回はワックスで伏せて最後の色塗りをして(それは先生がしてくれたのだけど)終了。
ドライからあがってきたら、今度は金や銀などで細工をします。
出来上がりが楽しみです。

巻物(色さし6)

2005年12月05日 | ・友禅教室
もう色さしも6回目!!!。
今日で終了させるつもりだったのに、、、結局終わらず。
今日使った色はたったの2色…使った時間はおよそ4時間…。
こんなにかかるなんて全然思っていませんでした。トホホ

背景の色が結構しっかりしている割には、巻物ときちんと調和しているので配色の力ってすごいなぁといつもながらに思います。
私だったら、かなり薄い色の同系色(茶・ベージュ・もういっこ黄色系)とかでこの背景の模様を塗ってしまいそうな気がするんだけど…そうなったらそうなったでもっと巻物が目立っていい感じになるのかなぁ。。。

しかし!糸目の時に思っていて、前回は「なんとかごまかせるかも」とひそかに思っていた背景の模様のバラバラさが…紺色を塗ったことで露呈してしまいました。
どうしてきれいなひし形にならないの!!
糸目のときに自分を叱咤激励したものの…こうやってみるとなんとばらばらなことか…。

次回は背景を塗って終了かなぁ。
とはいけ、仕上げ(ドライに出して、糸目を落としたあとの仕上げ)があるので本当に今年中に終わるのか不安になってきました。。。。。。。

巻物(色さし5)

2005年11月30日 | ・友禅教室
あとは背景を塗るのみとなってきました。

背景を塗ると(まだ一部しか塗っていないけど)ぐっと引き立ちますね。

今回は仕上げの作業を豪華にやるということが課題になっている(先生の中で…。私はイマイチイメージがつかめていない)ので、色さしの部分で豪華にするのではなく、色はあくまでもべったりと塗ります。
なので「ぼかす」という作業がほとんどなかったように思います。
それだけ塗るのは早くて済むのですが、細かいのであまり作業の気配りとしては変わらない気もします。

今年中に終わるかなぁ。

巻物(色さし4)

2005年11月21日 | ・友禅教室
だんだん形になってきました。
でも、少しづつ「ザツ」になってきているというのも反省点です。
ぱっと見はきちんと塗れているようには見えると思いますが…おそらくドライからもどってくるとボロボロだと思います。
(食感にたとえると「ポソポソ」かな)

先生の中で仕上げをどうも豪華にしたい(私にはイメージできていないのでよくわからない)らしく、細かい部分は仕上げ時に色をきちんとするということで結構アバウトに塗っている部分もあります。
色塗りはあと数回で終わりそうだけど、仕上げに時間かかるよぉ。と言っていました。

こういうモチーフって細かいのでそれだけで豪華に見えるのと、あとこういうモチーフの性格だと思うのだけどあまり「ぼかす」という手法を用いません。べた塗り。
なので本当にぼかしの絵柄が好きな人はきっと苦手だろうなぁとちょっと思います。