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JMeterのインストールと簡単な使い方

2012-03-20 22:40:34 | 技術情報

Webアプリケーション等の負荷テストに利用する、JMeterのインストールと簡単な使い方です。

 

1.JMeterを、下記URLからダウンロードします。

http://jmeter.apache.org/download_jmeter.cgi

 

2.ダウンロードしたファイルを適当な場所で解凍します。そして、binフォルダの

jmeter.batファイルを起動します。

 

3.JMeterが起動します。

 

4.まず、テストを追加します。画面左の「テスト計画」を右クリックし、

「追加」→「Threads(Users)」→「Setup Thread Groups」を選択します。

 

5.名前は適当につけます。スレッドプロパティの「スレッド数」「Ramp-Up時間」「ループ回数」を指定します。

例えば、スレッド数50、Ramp-Up時間5秒であれば、1秒あたり10スレッド実行されることになります。

スケジューラで開始時刻等を指定することも可能です。

 

6.次に、そのスレッドで実行するHTTPリクエストを指定します。4~5で作成したスレッドグループを右クリックして

「追加」→「サンプラー」→「HTTPリクエスト」を選択します。

 

7.HTTPリスエストのWebサーバ、パス、パラメータ等を指定します。

 

8.テスト結果を確認するために、リスナーを準備しておきます。リスナーはいろいろありますが、

ここではスレッドグループを右クリックして、

「追加」→「リスナー」→「結果をグラフ表示(詳細)」を選択します。

 

9.テストを実行します。実行するテスト計画が選択された状態で、メニューの

「実行」→「開始」を選択します。

 

10.8で作成したリスナーを選択すると、テスト結果が表示されます。

応答結果や速度を計測することができます。

 

実際にWebアプリケーションの負荷テストを行う場合、セッションの設定等を行うことや、多くのクライアントから

同時アクセスを想定する場合、JMeterを起動するPCを複数用意し、ある程度のスレッド数を分けて実行する

必要があります。今後業務で使っていく中で分かったことがあればまた載せたいと思います。

 

 

 


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