ほんのり幸せな日々

猫と一緒の毎日は、ほんのり幸せ。

回想。

2010-10-17 | 猫たちの事

こんばんは。
珍しくせっせと掃除をし、気分もすっきりな猫ママです。


このブログによくコメントを下さる 鯛子さん が、少し前に子猫を保護なさいました。
なずなちゃん という、とっても可愛い女の子です。

この なずなちゃん が、小さい頃のシャアによく似ています。

なずなちゃんの様子や、写真を拝見していると、
シャアを保護した時のことを思い出します。

 



ひどい風邪を引いていて、目ヤニで目が塞がりそうでした。
小さくて、痩せていて、とっても不安そうでした。




肺炎を起こしていて、吸入器に入ったりもしました。
お腹の虫がなかなか取れなくて、お薬も長いこと飲みました。
お腹の虫が取れたあとも、お腹が弱くてすぐに下痢をしました。
膀胱炎になってしまったこともありました。




手に500円ハゲが出来てしまったり、目ヤニや涙が出やすかったり。
次から次へといろいろありましたが、小さなシャアは頑張りました。




保護されたおうちには大きい猫がいましたが、
すぐに大好きなお兄ちゃんになりました。



あの 弱々しくて、小さかったシャアが。


今では・・・・・。





たいていの箱では収まりきれないくらい、大きくなりました。
病気もしない、元気な子になりました。



なずなちゃんも、きっと素敵な家族に出会えるよ。

鯛子さんに出会えたくらい、強運の持ち主なんだから。

シャアも応援しています。

頑張れ! 鯛子さん! なずなちゃん!! 


天高く・・・

2010-10-06 | 猫たちの事

こんにちは。すっかり秋めいて、物哀しさ漂う猫ママです。

 

秋です。

秋といえば、「読書の秋」などいろいろありますが、

我が家では断然、食欲の秋。

 

今日も仲良く、みんな揃ってお食事中の息子たち。

体の大きさは、やっぱり年齢に比例しています。

一番大きいのは、長男のチョビ。

次いでシャア  。 シャアはおデブさんだけれど、チョビよりはちょっと小振り。

花は、だいぶ大きくなったと言うものの、まだまだおチビさんです。

 

でも。。。。。 食べるのは花が一番早い。

 

今日も花が一番に食べ終わり、食べるのが遅いシャアのお皿を狙います。

シャ 「 は、花。 ボクまだ食べてるのに・・・・・  」

 

ご飯のたびに繰り広げられる、この光景。

先に食べ終わった花と、少し遅れてチョビも、シャアのお皿に集まります。

それを、抵抗もせず見つめるシャア・・・・

いつもこんなふうにご飯を横取りされているのに、

どうしてシャアだけがおデブさんになってしまうのか・・・。

 

 最後は花が仕上げ。

花 「 女の子だもの、食事の後はキレイにしなくっちゃ。  」

 

そして、食後のリラーックス

 

 

は、花ちゃん。

そんな食っちゃ寝、食っちゃ寝してたら、

いつかシャア君みたいにおデブさんになっちゃうからね。

どうするの? 女の子なのに。

 

 

失礼ねっ、母ちゃん。 プンスカ

ワタシだったら大丈夫。

こんなに可愛いんだからっ! ポーズッ

 

 

うん、花ちゃん可愛い

モデル並みよっ

 

天高く、花 肥ゆる秋。

 

母の親バカぶりも、天高く。 

 

 


アイドルたち

2010-09-28 | 猫たちの事

こんにちは。

涼しくなったら涼しくなったで、急な変化にヘロヘロな猫ママです。

 

同居している19歳、大学生の姪  は、携帯やサイトをバリバリ使いこなします。

さすが、現代っ子。 ← すっかり昔っ子の母。

携帯で撮った画像を使って、息子たちのブロマイドを作ってくれました。

だって我が家の、いや、世界のアイドルだもの。ブロマイドは必要よ。

↑ 低気圧のせいで若干思考回路がショートしている母。

 

デビューしたての新人アイドル、花。

ただいま絶賛売出し中

ベテランアイドル・チョビとの息もぴったり!

ナイスバディーが売りの、シャア  

 

 

おっと、ここで物言いがついたようです。

 

ちょっと、母ちゃん。

コメントの後ろのマークはなんだよ。プンスカ

おねいちゃんも、ヒドイじゃないか。

なんでボクだけこんな写真なのさ。

 

 

えぇぇぇーーー、可愛いと思うけどなぁ。

そう? じゃあ、もう一回作ってもらおうか。

 

 

と、いうわけで。

永遠のトップアイドル、シャア

 

 

シャアから物言いがついて、携帯に保存してある写真をいろいろ探しました。

そして改めて、気がついたことが。

 

シャアの、可愛い写真が極端に少ない・・・。

 

 も、姪  も、面白がって不細工な写真ばっかり撮っているのでした。

ごめんね、シャア君。本当は誰よりも可愛いのに・・・!

これからは、もっともっと可愛い写真をいっぱい撮るからね。

 

改めて、更なる親バカを心に誓った母でした。

 


出雲路外伝 ~ゲリラ豪雨~

2010-09-25 | 日常の出来事

出雲路の記事の最後に、1日目の途中で体験した出来事をご紹介します。

神社をめぐったどの体験にも勝るとも劣らない、この旅一番の思い出です。

 

それは、神魂神社から、次の目的地である熊野大社に向かう途中の

「はにわロード」 を歩いている時の出来事です。

熊野大社方面へ向かうバスのバス停に着いて時刻表を見ると、

次のバスまで、12~13分の時間がありました。

そのあたりのバスは、30分に1本、1時間に1本は当たり前。

12、3分で来るんだから、ちょうど良いタイミングです。 

バス停の周辺は、飲み物の自販機がポツンとある他は、道と、畑と、山。

車が時々通る程度で、人の姿はありませんでした。

バスの時間を確かめた直後、パラパラと雨が降ってきました。

大粒の雨ではあるものの、たいした降りではありません。

ふと見ると、すぐ近くに、道に出っ張ってきている木がありました。

その下にいれば、このくらいの降りは全然OK!

バスが来たらわかるように、バス停の方を向いて木の下で待つことにしました。

 

すると。

雨はパラパラ降っている程度なのに・・・・。

 

ザーーーーーーーッ

 

ものすごい雨音がしてきました。

 

・・・・。 ん? 音、おかしくない? 

 

何気なく後ろを振り返ってみたら。

畑の向こうの方から、灰色の壁が、グングンこっちに迫ってきます。

よく見ると、その壁は、雨の壁。

フルマックスで出したシャワーのような大雨の壁が、

ザーザーとすごい音をたてながら、すごい速度でこっちに迫ってくるのです。

自分が立っている場所は、パラパラ降っている程度。

そこに、灰色の豪雨の壁が迫ってくる・・・。

多分この時の私は、よくドラマで見かけるような状態だったと思います。

目を見開いて、声も出ず固まっている。そんな感じ。

どうしようと思う間もなく、雨の壁はあっというまに母のいる場所に到達。

 

どあぁぁぁーーーーー  

 

道端の木でよけ切れるはずもなく、一瞬のうちに壁の中へ飲み込まれました。

それはまるで、修行。

 ← 母、滝行中。

 

息をするのもままならない程の水を浴びながら考えました。

周りに雨宿りできるような場所はない。

来た道を戻れば何かの記念館みたいなのがあったけれど、

そこまで行って戻ってきたら、次のバスには乗れない。

この雨の中あの建物まで向かっている間に、どうせずぶ濡れ。(ていうか、既にずぶ濡れ。)

 

よし。このままここでバスを待とう。 ← 決断の早さも天下一品。

このまま、滝のような雨を、直立不動でじっと耐えるのだ・・・。

 

そして、数分。

滝のような雨は、唐突にカラリとあがりました。

まだバスが来るまでには数分あったのですから、

結局雨が降っていたのは、ほんの5分かそこらだったと思います。

雨があがったあとは、嫌味なくらいにピーカンの晴天。

さあ、想像してみてください。

 

雨が止んだ後も、周囲には人影はなく。

あたりはとても静かで、聞こえるのは盛大に鳴くセミの声。

燦々と降り注ぐ太陽、真っ青な空に、真っ白な雲。

カンカン照りのバス停で、一人佇む女。

たった今、服を着たままプールから上がってきたかのような格好で。

髪からはポタポタと雫が絶え間なく落ち、

服のあちこちを掴み、黙々と水を絞っている。

 

絵的に、おかしくない?

 

 

服の水を絞り終わった頃、バスが到着。

何事もなかったようにバスに乗り、気を落ち着けて思いを巡らします。

 

今のは何だったんだろう?

最近よく耳にする 「ゲリラ豪雨」 ってヤツなんだろうけど・・・。

どっかの神社で、何か神の怒りに触れるようなことをしたんだろうか?

まさに 「天罰」 って感じの出来事だったんだけれども。

天罰なんだったら、原因はあの時のアレかな?

それとも、こっちのコレかな?

いやいや、あっちかもしれないな。

 

叩けば叩くだけ、埃はいくらでも出る母でした。

 

 教訓 : 日ごろの行いは大切。

 


出雲路③ ~出雲大社~

2010-09-23 | 日常の出来事

一人ツアー2日目。

この日も晴天に恵まれ、いよいよ今回のメインイベント、出雲大社です。

 

出雲大社は現在、60年に一度の修造である 「平成の大遷宮」 をしています。

ご本殿をはじめ、いくつかのお社はプレハブに囲まれて工事の真っ最中。

じかに参拝できないのは残念ですが、何しろ 「60年に一度」 ですから。

それを見学できるのは貴重な体験だ  と、申し込みをしていたのです。

 

立派な鳥居です。

前日回った神社と違い、こちらはまだまだ境内には辿り着きません。

 

「 いなばの白うさぎ 」 の像です。

出雲大社には、大國主大神がおまつりされています。

皮を剥がれたウサギを助けた、あの大国主尊ですね。

神様を見上げるウサギが可愛いです。

 

神楽殿は、なんといっても巨大なしめ縄が圧倒的な迫力です。

 

こちらは、十九社。

神在月(出雲以外の土地では神無月)に集われた神々の宿所だそうです。

遥か彼方の時代を感じられそうな気配を持ったお社です。

 

こちらが拝殿です。

現在は、「平成の大遷宮」 のため、御仮殿となっています。

この後ろに、工事のためのプレハブに覆われたご本殿があります。

 

申し込みをしていたご本殿の見学をし、境内を思う存分歩き回った後、

大社から歩いて10分くらいの、古代出雲歴史博物館に行って来ました。

ここは、おススメです!

ところどころに設置されたモニターで見れるVTRも面白かったです。

圧巻は、古代出雲大社の再現模型です。

学者さんによって説がいろいろあるようで、何種類かの模型があるのですが、

一番大きく作ってある古代出雲大社は、まさに神殿。

長ーーーーーい階段の先に建てられたお社まで昇ったら、

本当に雲の上の神様のところへと行けるような気がします。

その他の展示品も素晴らしかったし、この博物館は一見の価値あり!です。

2階にはくつろげるカフェがあり、美味しいスコーンとコーヒーで一休み。

お庭は綺麗に手入れされた芝生、視界に広がる山々、気持ちよく通る風。

あんまり気持ちがよくて、歩道の脇に置かれた大きな石に座り、

しばらくボーっとしてしまいました。

その景色と一体になれたような気がして、本当に気持ちが良かったです。

仕事に追われる日々が続いた母には、命の洗濯となりました。

 

 

今回の出雲大社一人ツアー。

唐突な思いつきで強行したものでしたが、行ってよかったと思います。

でも帰って来てからいろいろ出雲について調べると、

あそこも行きたかった、こっちも行きそびれた、という場所が

まだまだ沢山あります。

 

また行こう!!

 

そう心に誓った母でした。