宝生久弥 Hisaya Hojo

音楽家、サウンドデザイナ、メディア・アーティストでありDJの宝生久弥です。
ブログを引っ越しました。

Perfect Days

2005-09-30 13:53:56 | ■DIARY&COLUMN
「はじまりがあればおわりがある。」

秋はそんな季節のような気がしてならない。テレビでは番組が変わる時期だ。
9月24日、宝生久弥がオープニング音楽を担当した『わらばん』(IBC岩手放送製作)が最終回を向かえた。そして25日は『愛・地球博』も閉幕。はじまりがあれば、終わりがくるってのは当たり前とわかりつつも、自分が仕事で携わった番組やインスタレーション、イベントなどが終了するのは悲しい。悲しいと言うのは適切ではないかもしれない。寂しいと言ったほうがしっくりするかもしれない。「俺の音楽は誰かの心に残ったかな。」いつも思うことだ。音楽としてではなく効果音で参加したときでも思う気持ちは同じだ。CDという媒体ではないからこそ、強くそれを思う。短期、長期はあまり関係がない気がする。
24時間テレビといったら昴。というくらい時代に流されず人の心に残る音楽がつくりたい。誰もがラストであの曲が流れると分かっている。年齢層は限りなく広い。子供から老人まで知ってる。誰が歌っているとか、誰が作ったとかではなく、昴だ。

「おわりがあればはじまりがある。」

逆に言えばそういうことになる。新しいプロジェクトがいろいろ動き出している。今度こそ今までよりも、人の心に残る音楽をつくってやろう!と、思う。いや、まかせてくれ!!今後の宝生久弥に、こうご期待★


wetterhahn

2005-09-22 11:59:42 | ■SPECIALS
最近の僕のお気に入りです。
友人であり飲み仲間であるデザイナの3104氏が展開するブランド『wetterhahn』のメッシュ・キャップ★

黒地に金刺繍のほか、紺地に銀刺繍のタイプもあるとのことです!

黒と金色のコントラストがティム・バートンのバットマンを彷彿とさせ最高!(映画バットマンの1作目、2作目は、最近ではナイトメア・ビフォア・クリスマスとかチャーリーとチョコレート工場で有名なティム・バートンが監督。真っ黒なボディでベルトだけ金色がティム・バートンのバットマン!)

wetterhahnのキャップといえば、某アーティストがMステでもかぶっていたりと有名。俺もかぶってMステ出たいな~★


銀河鉄道の夜

2005-09-15 12:51:02 | ■DIARY&COLUMN
先日、何年もの間、僕の手元を離れていたカセット・テープと再び巡りあった。

17、18歳くらいのときに活動していた『BW/ZT』(このつづりでビーウィズティーと読む)というユニットのカセットテープだ。最近、東京に出てきた友人が家に遊びに来たときに持ってきたんだが、どうやら若かりし日に出たオーディションの関係者の方がもっていたらしい。いや~懐かしい!A面は4つ打ちで、B面では、なんとラップしてる!うぎゃ~!!(ちなみに当時僕はヴォーカルです)なんて言ってたら当時のVHSが!とりあえず上映会。公開ライヴ型のオーディションだったんだが、いろいろ若かった。とにかく若かった。髪の毛は青色だった。もう、かなりの年月、音楽をやってきてるな~と実感。いろいろ思い出しますよね。

名作『銀河鉄道999』にてメーテルが鉄郎に言った言葉があるんだが、

「いいことも、悪いことも、時間(とき)が経てば、すべて思い出になるんですよ」

って。本当にそうだよね、って感じ。松本零士ロマン(浪漫)超最高。マイメモリーズ超最高★
盆に実家に帰ったときにやった小学校の同窓会。地区のお祭り。最近久々会った中学の頃の友人たちとの飲み。高校の頃の友人との飲み。思い出話が出来る友人がいるっちゅーことは何よりの宝だね!!

ちなみに僕が1997年に友人達と結成した『BW/ZT』は、オリジナル・メンバー全員脱退していますが、後期メンバーがリーダーになり現在も活動中とのことです。ライヴ観にいかないとね!!なんて思う今日この頃★


BigFamilyFlowerGarden

2005-09-09 22:13:28 | ■WORKS
2005年ゴールデンウィーク、六本木ヒルズ森タワー40階にて行われた『愛・地球博 Big Familyフェスタ in アカデミーヒルズ40~六本木ヒルズの“天空座敷”、家族みんなで楽しむ団欒!~』内のインスタレーション『BigFamilyFlowerGarden』。
地球を一つの家族と捉える、携帯電話を使ったインスタレーション。宝生久弥はサウンドエフェクト(効果音)を担当。


「てん♪てってれって♪」っちゅー感じで会場で鳴ってた音などが、僕の作品です★絵に合ったカワイク、カラフルでPOPな音を作り出すっていうのが、なかなか難しく。。。ディレクタと悩みまくったんですがなんとか公開に間に合い、会場にも鳴り響くことが出来ました。
画面上の花から、参加者の方のメッセージが出るんですが、グラフィックもメッセージの出方もカワイクテ最高!!何かの機会にまた展示してもらえたらいいな!って思うくらい超カワイイです。




耳をすませば

2005-09-05 19:23:12 | ■DIARY&COLUMN
9/3、8/27本当に楽しいイベントになりました!

20:00を過ぎたあたりに盛口千賀子 氏のライヴが開始。キャンドルを使った演出、アコギの弾き語りで、やさしくあたたかな歌を聴かせてくれました。今回のイベントの主役である矢野氏が、月をモチーフにした絵をたくさん描いているとのことで、ラストに披露した歌は月のことを歌った歌!会場の絵にぴったりの世界観であっという間にライヴは終了。


少しの時間をはさみ、矢野マリ 氏のライヴ・ペインティング・タイム。会場に設けられた2m四方キャンバスに向かい生ペインティン!!ジャパレゲのサウンドに合わせ描かれてゆく絵。茶系の色からはじまり、黄色主体としながらも、緑色や赤色が挿し色で栄える、あたたかで素晴らしい絵が出来上がりました!!曲はReggaeDiscoRockersのカバー曲『BRIDGE OVER TROUBLED WATER』(サイモン&ガーファンクル『明日に架ける橋』のレゲエ・カバー)そして、お客さんの拍手とともにRAGGA-Gの『SAYONARA』。日本のレゲエ・サウンドとともに、一時間におよぶ生ペインティングは終了。かーなりあったかな絵が完成しました★
ライヴ後、矢野氏と話をしたんですが、絵を描くとき、鳴っている音楽からのインスパイアはかなり大きいらしいです。(やはりこれはレゲエの香辛料が入りまくった絵なんだ~と実感★DJを担当できて僕も感動です!)



パーティーも終盤にさしかかったところで、遊びに来ていた某超、超有名ミュージシャン(フォーク~ニューミュージックの時代から活躍されるシンガーソングライターの方です!)が、なんとスペシャル・ライヴ!!アコギの弾き語りで、パーティーに参加したみんなや、お店にむけたあたたかな歌を披露してくれました。ありがとうございます!


スペシャルな夜に呼んでくれた矢野氏、andZONEのみなさん、アコースティック・ライヴを見せてくれた盛口氏、そして来てくれたみなさん、本当にありがとうございます!!