宝生久弥 Hisaya Hojo

Perfect Days

「はじまりがあればおわりがある。」

秋はそんな季節のような気がしてならない。テレビでは番組が変わる時期だ。
9月24日、宝生久弥がオープニング音楽を担当した『わらばん』(IBC岩手放送製作)が最終回を向かえた。そして25日は『愛・地球博』も閉幕。はじまりがあれば、終わりがくるってのは当たり前とわかりつつも、自分が仕事で携わった番組やインスタレーション、イベントなどが終了するのは悲しい。悲しいと言うのは適切ではないかもしれない。寂しいと言ったほうがしっくりするかもしれない。「俺の音楽は誰かの心に残ったかな。」いつも思うことだ。音楽としてではなく効果音で参加したときでも思う気持ちは同じだ。CDという媒体ではないからこそ、強くそれを思う。短期、長期はあまり関係がない気がする。
24時間テレビといったら昴。というくらい時代に流されず人の心に残る音楽がつくりたい。誰もがラストであの曲が流れると分かっている。年齢層は限りなく広い。子供から老人まで知ってる。誰が歌っているとか、誰が作ったとかではなく、昴だ。

「おわりがあればはじまりがある。」

逆に言えばそういうことになる。新しいプロジェクトがいろいろ動き出している。今度こそ今までよりも、人の心に残る音楽をつくってやろう!と、思う。いや、まかせてくれ!!今後の宝生久弥に、こうご期待★
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