何遠亭

未だ之を思わざるなり、
夫れ何の遠きことか之有らん
          孔子の論語より

『魔幻厨房 マジック・キッチン』 20050815(MON)

2005年08月16日 17時57分12秒 | 映画
F4フィルムコレクションの中の1本。私はアンディ・ラウ目当てでした~

母親の遺した秘伝レシピを使って、プライベートキッチンを経営するヨウ。
幼い頃、彼女の家系の女性はシェフになり、しかも男性とは結ばれないという”呪い”がかけられていると
母親に教えられ、彼女自身も恋に臆病になっていた。
助手のクーリーは彼女に想いを寄せているが、なかなか伝えられない。
そんなある日、ヨウは東京で元カレ チョアンヨウに再会する・・・。

アンディ君は元カレ役でした。ヨウを演じるサミー・チェンとは沢山の映画でカップルを演じております
今回はヨウの元家庭教師であり、元カレという何とも微妙な存在。
ジェリー・イェン演じるクーリーに対しては、お姉さんって感じなのに、チョアンヨウを前にした時のヨウが何とも可愛い
しかしチョアンヨウには既に彼女がいて、それがヨウの友達(ちょっと憧れてる存在)だったりする訳で・・・。
余り考えずに観られる、かる~いラブコメなんだけど、女同士の関係とかが割とクールに描かれています
相手を思いやりつつも、裏切ってたりもする。オンナ同士の友情って儚いわ・・・。

半分日本が舞台になってたので、お台場や新橋とかが出て来ました。
「仲の町駅」というローカル線の駅も出て来て、電車にも乗るんだけど、余り意味なし。(銚子電鉄のようですね)
『痩身男女』という(サミー&アンディがWデブで登場する)映画には真鶴とか出て来たし、
どうやってロケ地を決めてるんでしょうか?

何だかヤバめの雰囲気になると流れる音楽が妙に気になってたんですが、
『居酒屋ゆうれい』の音楽だったみたい(エンドロールに出てたので)です。

何故この映画のタイトルが『魔幻厨房』なのかがよく解りませんでしたが。
全体的にはお洒落~な可愛い映画でした
友情出演のアンソニー・ウォンが、『無間道』の黄警視のルックスのまま(笑)、ヨウの隣人の脚本家
(ストーリー的には意味なし)を繊細な感じで演じていて、とても素敵でした
あ、アンディも勿論ヨカッタです~包容力もそれなりに感じたし。

でも、アンディとサミーの北京語吹替には、最後まで馴染めませんでした
DVDには広東語バージョンも入れて戴きたいです・・・。

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