何遠亭

未だ之を思わざるなり、
夫れ何の遠きことか之有らん
          孔子の論語より

ふたつのさよなら

2005年12月20日 14時49分17秒 | THE ALFEE
アルフィーがらみで、お別れのニュースを二つ、ネットで知りました。

一人はサポートでドラムを叩いてくれた長谷川浩二さん。
今年のツアーをもって、アルフィーのサポートを卒業されるとのこと。
私がアルフィーのファンになった頃、サポートでドラムを叩いていたのはGRICOさんという方でした。
音楽的な事はよく解らないのですが、何だかGRICOさんのドラムが好きだったので、
長谷川さんになった時、ブーブー文句たれてました
でも、いつの間にか3人の後ろには、長谷川さんがドラムを叩いているのが
ライブの風景となり、アルフィーの音となり、気が付けば20年以上経っていたんですね。
これからはシアトルを拠点にされるという事で、扉を開いて世界へ向われるのですね。
来春のツアーが始まった時に、寂しさを実感するのでしょうが、
今は、彼の勇気と新しい出発にエールを贈ります。
またいつか、サポートではない長谷川さんのドラムが聴ける時を、楽しみにしています。

もう一人は、埼玉県秩父市(元は秩父郡荒川村)の喫茶アルフィーのマスター。
先日亡くなられたと聞いてびっくりしました。
以前はペンション・アルフィーとして、沢山のアル中が訪れていました。
私も一度だけ、お世話になった事があります。
会社の出張にかこつけて、夕方にレッドアロー号に乗って、8時過ぎのチェックインでしたが、
快く予約を受け付けて下さり、食事もそれから作って下さいました。
その日は雪も残っている位寒く、シーズンオフでもあり、宿泊は私一人。
ぶっきらぼうな喋り方で、最初はちょっと怖かったんですが、
アル中や桜井さんが書き残したスケッチブックが置いてある部屋で、
名物のおさつプリンと焼酎のお湯割を飲みながら、長々とお喋りしました。
初対面の人に、何をそんなに話したのだろうと思うのですが、
思わず打ち明け話・・・が出来るような感じだったのかもしれません。

次の日に三峰神社に行くと話したら、車で三峰口まで送って下さいました。

あれから数年。今年の9月の桜井さんの秩父SLツアーでは、
私達が乗っているバス&SLを、見送って下さいました。
次の日、ほんの少しだけお店に寄ったら、ちょこっと顔を出されて「元気か」と一言。
私の事を覚えていらっしゃったかどうかは解らないけど、
かなり痩せられていたので、びっくりしました。

マスター、あの時は、本当に沢山お世話になりました。
ゆっくり休んで下さいね。
そして、これからもアルフィーを見守っていて下さい。

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1 コメント

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かなしいですね (ロビン)
2005-12-20 23:08:45
そうなんだ・・・知りませんでした。

長谷川さんは新たなる旅立ちなので、拍手で送ってあげられますね。

マスターは、私はちらりとお目に掛かっただけなのですが、お話を聞いていたので、周りの方の気持ちを考えると

辛いです。ご冥福をお祈りします。
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