とっても、喜んぶ♪♪

とにかく、喜んぶ♪ついてる!ついてる!!
~チョッと~振り向いてみただけの異っ星人~♪♪
~300908SA

むか~し、むか~し、・・・149話

2020年05月02日 00時00分00秒 | 物語!?

”キッカイ城”に向かう、’うらし’と亀の姿のお爺さん達を乗せた車は、

黄昏から宵に変わる居城区域を暫く走ると、ある地下施設に入り、

この星の女王、’美栄輝’の居城”キッカイ城”に到着しました。

目的の地に居ると思うと中々寝付けず、寝ても早く目覚めて仕舞い、

もう眠れそうにありません。

そこで、’うらし’と亀の姿のお爺さんは、外に出てみました。

黎明の景色は、まだ薄暗く、様子が良く分かりません。

とは言うものの、何処にも、城どころか建物が有りません。

そして、朝になり目にしたのは、何処までも広がる砂の海でした。

見えたのは、僅かに生えている草を食んでいる、野生動物の姿だけ。

透かさず「亀だけど、引っ繰りカエル~!」と、亀の姿のお爺さんは、

精一杯驚いて見せました。

ですが、誰にも分かって貰える訳も無く、、。

つづく。