とっても、喜んぶ♪♪

とにかく、喜んぶ♪ついてる!ついてる!!
~チョッと~振り向いてみただけの異っ星人~♪♪
~300908SA

むか~し、むか~し、・・・125話

2019年10月27日 00時00分00秒 | 物語!?

今回のお宝探しの出発地点でもある、’おう湾’地区の左門に、24時間以内に、

2つのお宝、’ミカタの塩’と、ノラ印の’サジ加減布袋’を見つけ出し持って行く。

制限時間まで残り、5分。その時、伸びが止まっている筍の’ソラタケー’の下から、

拡声器で、お爺さんの声が、「倒れるぞぉ~~!!」と、愕然としている、

’はしれ’とは裏腹に、とても呑気な声が届きました。

これを聞いた’はしれ’は、何か吹っ切れて、最後まで力を振り絞ろうと、奮い立ちました。

 

一方のお爺さんは、”昔取った杵柄”とばかりに、手斧を取り出し、筍の’ソラタケー’が、出発地点に

倒れるように、下で樵の腕を振るっていました。そこに届くには、十分に伸びていて、長さは心配ありません。

’はしれ’は、倒れ出した瞬間に、飛び付く様にして、お宝の’サジ加減布袋’を、しっかりと掴み取りました。

筍の’ソラタケー’は、左門に向かって、速さを増しながら、凄い勢いで、倒れ出しました。

そこで、お爺さん。自分も間に合わなければ、失格になります。ここぞとばかりに、”キビキビ団子”を取り出しました。

しかし、お婆さんの宇宙伝書鳩’コウ’から、受け取った伝言便の注意書きを、読んでいないお爺さんは、

一度に3個食べてしまいました。すると、書いてあった通りに、あっと言う間に、亀の姿になり、過去へ、、。

(海で釣りを楽しんでいる、’うらし’と’きんの’の52話へ、戻る)

「居神の星」現在、08時59分。制限時間まで残り、1分。

つづく。


むか~し、むか~し、・・・124話

2019年10月21日 00時00分00秒 | 物語!?

’きんの’が来る前に、巨木の洞に吸い込まれた、お婆さんとネズミが、

吐き出される様に出た所は、お婆さんの家でした。

しかし、何か違います。人の住んでいた様子が全然ありません。

そして、お婆さんは、ネズミの話す言葉が解る様になっていました。

つづく。


むか~し、むか~し、・・・123話

2019年10月15日 00時00分00秒 | 物語!?

「居神の星」の’おう湾’は、朝を迎えていました。

金剛石座に在る12球星団の一等星「ゐってつ」が、天頂に昇り、

西の水平線に向かい出すと、筍の’ソラタケー’も伸びが止まっていました。

’はしれ’は、”キビキビ団”の効果が切れて襲って来た、10倍の疲れと闘いながらも、

’ミカタの塩’の入った、アン入り白饅頭を食べ、丈が1メートル超の’芝っ’になり、

下で見守ってくれている安心感に、手の爪に装着され、10個の’鉄歯’になって支える、

赤い手と赤バットの大蝙蝠の力を借りて、お宝のノラ印の’サジ加減布袋’が現れ、

宙に浮いている所まで登って来ました。

しかし、掴まっている所からは、どうしても手が届かず、時間だけが過ぎていきます。

もう、’芝っ’を信じて、お宝に飛び付いて、そのまま落下しようかと、腕時計を見て

「もう、間に合わない、、」’はしれ’は、愕然としました。

取る事に夢中になり、時間を考えていませんでした。「居神の星」現在、08時55分。

’おう湾’地区お宝探し、制限時間まで残り、5分。下からは、お爺さんの声が、、。

つづく。