次回、
みちくさ学会で発表する記事の先行公開です。
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歩道橋があるのは総じて交通量の激しい道路上です
理由は何となく想像はできますね
歩行者が信号よりも安全に渡れるのを期待してのこと。
この観点からも環七には数多くの歩道橋が設置されており
一つの共通点を発見するに至ったので報告します。
まずは一枚目&二枚目の写真をご覧ください
歩道橋の型として多くは階段で直角に曲がっているかと思いますが
常識を覆すように一直線になっている
しらみつぶしに調査した結果、環七には一直線タイプの歩道橋が七基ある事が判明
(因みに、今のところ環七以外で見た試しなし、あれば是非教えてください)
1、2枚目が(1)北鹿浜西歩道橋
(2)北鹿浜南歩道橋
(3)東加平歩道橋
(4)西加平歩道橋
(5)新田歩道橋
(6)豊玉南歩道橋
(7)北新井歩道橋
七基のうち五基も足立区内にある(1)~(5)
環七が通過する区は大田、目黒、世田谷、杉並、中野、練馬、板橋、北、足立、葛飾、江戸川と幅広い
にもかかわらず足立区の集中ぶりは凄くないですか
尚、(6)(7)は練馬区
この現象により一直線の歩道橋を“環七足立系”と呼んでも差し支えないと思うのだが。
歩道橋なんてニッチな趣味の世界なので異論を挟む人もいないだろうけど…
環七足立系が量産されたナゾを自分なりに考えてみました。
建造年月を調べた結果が下記
(1)1968年3月
(2)1967年3月
(3)1967年11月
(4)1967年11月
(5)1971年3月
(6)1970年3月
(7)1964年8月
見事にバラバラ
大量生産説っていうわけじゃなさそうです。
早くもお手上げ
ナゾはそう簡単に解けそうにもありません
単なる歩道橋を設置するスペースを考慮した結果というもっともらしく単純な理由に落ち着きそうです。
環七以外の道路でも何か共通点が潜んでいるかもしれません
しらみつぶしに研究したいと考え中。
発見できた際には再び、みちくさ学会にて報告します。