
昨日は雲一つない快晴、絶好の野球日和だった。
残念ながらこの日は月に一度のおもちゃドクターが全員集まる日なのだ。
暖かい日差しを浴びたグランドを横目におもちゃ病院に出かける。
ここでは市のリサイクルセンターの一画を借用して毎月開院している。
いつもの通り来客は多く、種々なおもちゃが持ち込まれた。
私のところへは写真のおもちゃのピアノが回ってきた。
スイッチを入れても音が出ないという内容だった。
早速調べてみると、電池が液漏れして真っ黒に錆びついている。
電池交換しただけで音は出るようになったが、その他の動作は正常なのか確認はできない。
持ち主は用があるとかで家に帰ってしまい、電話で連絡するも動作については全く知らないという。
もらいものか中古品を買ったか、どちらかなのだろう。
仕方がないので受け取りに来るまでに分解することにした。
案の定内部はごみがいっぱい詰まっていて鍵盤の接触不良も見受けられた。
きれいに清掃し、接点を磨いて動作は多分完璧だっろうというところまで仕上げた。
ところが定刻の午前中には取りに来ず、留守電で2時まで待つように連絡しても遂に来なかった。
せっかく丁寧に扱って修理してあげたのにこの対応にはがっかりした。
隣の席では持ち込んだおもちゃを治す間親子で一緒に見学していた。
まだ小さい子だったがじっと熱心に手元をみて、修理完了した時点で拍手までしていた。
私たちはこういう姿を望んでいるのだが、若い親たちはいろいろだ。
親も子もおもちゃを大切にする気持ちを持ってもらいたいものだ。