三脚マンと弱力女の登山日記

登山が趣味の夫婦です。

奥穂と西穂(2日目その1)馬ノ背とジャンダルム

2009年11月23日 | 登山
日付 :2009年9月6日(日)
天気 :晴れ
コース:穂高岳山荘→奥穂高岳→ジャンダルム→西穂高岳→西穂高山荘→上高地















1日目


















夜、何度も目が覚める。














テントから出るときれいな月夜の夜であった。












ヘッドランプなしでも歩けるほど。

驚いたことに、ヘリポートのところにもテントが張ってあった。
あのあと、どんどん登山者が到着したが、テントの人も結構いたようだ。












目が覚めるたびに、テント場あたりをウロウロしていた。












奇跡的に、朝方3時に目が覚めた。
まだ通常、暗い時間であったが、今日は月の輝く夜。
明るいのだ。
弱力女もムックリと起きて、準備を始めた(奇跡(笑))












東の空が明るくなってきた5時、テント場を後にする。












奥穂高岳までは、まず、垂直に立っているハシゴを登って、高度を上げていくことから始まる。
背後には、涸沢岳や槍ヶ岳が、朝焼けの中に浮かんでいた。












奥穂高岳の岩肌が赤くなった。
太陽が顔を出したのだ。












雲海が太陽の光に照らされて、グラグラと動きだす。
まるで生き物。












ひと登りで、奥穂高岳山頂。












朝早いのに、もう人がいっぱい登っていた。












朝日に照らさるジャンダルム。
緊張してきた。












意を決し、先に進む。

まずは細い尾根道を通る。












気合いが入っています(苦笑)












馬ノ背の下り。
いきなり現れる難所。

「こんなところを降りるの?」
少し躊躇。












行ってみると、下降するのに渋滞ができていた。












うっ!
足が届かない(苦笑)












馬ノ背の通過は、下りの方が、断然怖いと思った。












小さな出っ張りだけを頼りに下る。












感じるプレッシャー。
後ろからも登山者が降りてくる。












岩場の道。












少しずつではあるが、ジャンダルムに近づいていく。












高度感MAX。












垂直の壁を下って・・・。












さらに下って・・・。












登って・・・。












下って・・・。

ただ繰り返すだけ。












「こんなところを?」といったところを、登ったり降りたり・・・。

もう必死。












前後にパーティがいてくれたおかげで、道に迷うこともなかった。












目の前にドカンとジャンダルムが現れる。












恐怖を押し殺して、前進前進、ほふく前進。












「ヤッタ=!」












奥穂高岳から何度となく眺めていた頂き。

「自分たちには登る日が来るのだろうか?」といつも思っていた。

今回ついに登ることができた!













感激もひとしお。












もう来ることもないかもしれないので、飛んでおきました(苦笑)













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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
僕も、 (ちゅう)
2009-11-23 11:54:18
僕も、もう一度(ジャンダルムへ)・・・あの感動に巡り合いたい。

なので、このままではらちがあかないので、今の大学病院には見切りを付け、他の大学病院へ行きます。


三脚マンさんとの、乾杯もまだしていないかなね
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ちゅうさん (三脚マン)
2009-11-23 19:45:49
コメントありがとうございます。

膝は、ゆっくり、しっかりと治してください。
納得の病院で、後悔のないようにしてくださいね。

治ったら、山のどこかでバッタリ!
ありそうですね。
その時は、乾杯しましょう!

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ジャンダルム最高! ( カモシカ)
2009-11-23 23:28:19
やったね!ジャンダルム!
毎度のコースですが、写真を見ていて歩いた時のわくわく感が蘇ってきます。
あの日涸沢で、北穂に向わなければ、ジャンダルムのジャンプに加われたなぁ~

>感激もひとしお。
この写真、すごくいいです☆
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ジャンダルムの面積は? (よさこいおばちゃん)
2009-11-24 17:18:46
月夜の山はホント幻想的
見惚れてしまいます

ジャンダルムでも飛んでますね
すんごい
落っこちたら大変

ところで、山頂の面積はどれ位ですか
槍ヶ岳山頂より、広い狭い

おばちゃんには飛んでる事が信じられない

ジャンダルムに行く予定は全然ないので…
教えて下さい



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Unknown (タマスケ)
2009-11-25 11:02:31
こんにちは!三脚さんの写真が楽しみで
結構覗かしてもらってます^▽^

奥穂から西穂ってめちゃめちゃ怖いですねー!
私もいつか行ってみたいルートだけど
全く自信なし…。
とりあえず、三脚さんの写真で行ったつもりに
なっておきまーす♪
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カモシカさん (三脚マン)
2009-11-26 02:47:38
コメントありがとうございます。

思い出しますよね。
あの高揚感。恐怖心(苦笑)

ジャンプコラボはいつかしてみたいです。
カモシカさんも北穂で、ジャンプされましたか?

山頂では、2人だけの時間があって、いろいろ写真を撮ることができました。
ひとしお写真は、面白写真で、気にいってますよ(笑)
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よさこいおばちゃんさん (三脚マン)
2009-11-26 02:53:23
コメントありがとうございます。

月の夜は、幻想的ですよね。
目が覚めたら、なるべく、夜の写真にも挑戦していきたいと思います。

ジャンダルムの頂上は、意外に広かったですよ。
槍ヶ岳より広かったです。
ジャンプも混んでなければ、できます。
ただ、ゴツゴツの岩場でして、足場はあまりよくなかったです。

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タマスケさん (三脚マン)
2009-11-26 03:00:46
コメントありがとうございます。

このコースは、正直、怖かったです。
ガラガラ崩れてしまうところや、垂直な壁みたいなところや、登ったり降りたり・・・。
くたびれました(苦笑)

いつか、自信がついたら、行ってみてください。
達成感は、感じることができると思いますよ。

>楽しみ
そう言っていただけると、とてもうれしいです。
タマスケさんとのバッタリ仙丈岳の記事、まだ、途中でしたね。
レポ記事、近いうちに作りますよ。

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