三脚マンと弱力女の登山日記

登山が趣味の夫婦です。

奥穂と西穂(1日目)まず体力!

2009年11月21日 | 登山
日付 :2009年9月5日(土)
天気 :晴れ
コース:上高地→横尾→涸沢→奥穂高岳山荘














私たちの中での最難関と考えていたコース。















なかなか弱力女が「行く」と言わなかったコース。














意を決して、行ってきました。













行くまでの検討事項。






①ヘルメットを買うべきか?

②3日間かけるべきか?

③どちらから登るべきか?

④小屋泊か?テント泊か?












模範となる解答。




①買うべき。

②3日かけるべき。

③西穂から。

④小屋泊。














どちらかというと、始めて通る登山者として、これが正しい解答だと思う。















あえてというわけではないが、日程などの都合もあり、どれも実現されることはなく、天気のみを信じ、行ってきてしまいました。













いつものように金曜日の夜、仕事から帰り、深夜の高速を走らせ、沢渡の駐車場へ。

















朝方始発のバスに乗ろうと駐車場で準備をしていると、タクシーの運転手さんから声がかかる。
「タクシー乗っていかない?」















他の登山者2人と相乗りで、タクシーで上高地へ。
相乗りしたお兄さんたちとペチャクチャおしゃべり。

少しバスで寝たい気もしていたが、早く出発できることは大きな魅力であった。

















上高地バスターミナル。

9月となっているのに、登山者でごった返している。
さすが、上高地。
人気のある登山口だ。












明神までの林道歩き。
颯爽と追い抜いて行く人がいた。
ふと眼が合うと、お互い、ビックリ。

カモシカさんであった。

少しの立ち話と一緒に歩きながらの話。
やっぱりカモシカさんのペースには着いていくことができず、先に行ってもらうことにした。












自分たちのゆっくりペースで、明神、徳沢、横尾を目指して歩いて行く。












途中の水たまり。
穂高の峰々が逆さまに映っていた。












カモ(?)
きれいな水に住みつくのか?












梓川沿いの林道を延々と歩く。
横尾までの11kmは、いつも長く感じて、気持ちが折れそうになる。












横尾から涸沢までは、登り道となる。
途中から、雪が残っていた。
「まだあるんだ~!」
驚いた。











ポイント地点ごと、カモシカさんが待っていてくれた。
涸沢では、たくさんの時間を割いてもらって、いろいろお話を聞かせてもらった。
どうもありがとうございました。

またどこかで、バッタリしましょう。












これから、穂高岳山荘への登りが始まる。

雲が流れてはいるものの、天気は良好。
時間もまだたっぷりある。

明日は完全なる高気圧圏。
風はないはず。
気持ちは高まっていた。












上高地で混んでいたひとつの理由がわかった。
本日は涸沢フェスタの日であった。
色々なイベントが行われており、今夜は賑やかになることだろう。












もちつき大会。
お餅をご馳走になった。

そのほか、アミノバイタルを貰ったりと、少しだけ道すがら参加した。
涸沢に泊まるのも良いかと・・・。

そんな気持ちを振り切って、奥穂高岳山荘を目指す。












ザイテングラートの登り。












急な坂道で、ペースを乱すと一気にバテる。
気持ちだけが先走るが、ここはぐっと我慢。












とはいうものの、早く登らなくとも、バテテきた(苦笑)












花を見つけては休憩。
歩くペースがさらに、遅くなる。












前穂のゴジラの背。
ギザギザだ。












それ!
がんばれ!












日が傾き始めたころ、ようやく奥穂高岳山荘に到着。












涸沢のテント場はたぶん混んだであろうが、山荘の方では普通の土日であり、
まだ混んではいなかった。

見晴らしの良いところを選んで、テントを張った。












ドンドン日が落ちていく。












アーベンロートの奥穂高岳。

日が暮れる頃まで、テントの人が次々と登ってきた。












夕日が眩しかった。












日が沈むのを眺める登山者。
明日への気持ちが高ぶる。












笠が岳の肩に日が沈んでいった。










続きはこちら













穂高に記事はこちら
















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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しかったです! ( カモシカ)
2009-11-21 19:56:57
もう2ヶ月以上経ちますね!
あの日の太陽の輝きと三脚マンさん・弱力女さんの輝く笑顔が忘れられません。

ポイントごとに私が待っていたというよりも、追いついてくるお二人の脚力に脱帽でした。

私もジャンダルムへ向いたかったですが、流石にその前に行ったばかりなので、涸沢からお別れして北穂へ。(それはそれでよかったですが)もっともっと語り合いたかったですね。

そうそう、三脚マンさんのお陰で私も搗き立てのお餅とアミノバイタルをgetできましたよ。

またそのうちバッタリの予感が!
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Unknown (デイダラボッチ)
2009-11-21 20:23:54
昨年のツアー“穂高連峰3000m峰4座縦走”
にコメントがあったので、「もしかして?」と思ってクリックしたところ、2ヶ月間待ちわびていたジャンダルムの記事が踊っていました。
「よ~!待ってました!!」
楽しみ!楽しみ!!

三脚マンさんのHPは当然のこととして、あれ以来カモシカさんのHPも逃さず目を通させてもらってます。
お2人のHPとも素晴らしすぎて
“いずれアヤメかカキツバタ”
って感じ。
だからお粗末ブログのデイダラボッチにはコメントすらはばかられるんだけど、ズブの素人、年寄り、と言うことでお許しあれ。
これからも楽しみに覗かせてもらいます。
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すごいな~! (トシちゃん)
2009-11-22 00:03:32
テント泊装備のデカザックで一日目が奥穂高岳ですか!
     

ご無事でよかった! よかった!

一枚目の写真見て「おお~!新しい車での写真だ!」
あれっ? 髪の毛切ったのか? いきなり私の世界に入ったのか?
と ビックリやら嬉しいやら・・文章読んだら・・・ 違ってた!!(ガッカリ) 
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カモシカさん (三脚マン)
2009-11-22 12:58:19
コメントありがとうございます。

あの時は、どうもありがとうございました。
お話ができて、とても楽しかったです。

もう、2か月が過ぎてしまったんですね。
早く感じます。

またまた、追いつくなんて、とんでもないです。
私たち二人、バテテましたね(苦笑)
カモシカさんは、さすが、快速ですわ~!(驚)

北穂高岳もいいところですよね。
小屋も居心地の良さで有名ですし、そちらも、もちろん、良かったことと思います。

またどこかで、バッタリもあるかもしれませんね。
その時はまた、お話を聞かせてください。
ありがとうございました。

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デイダラボッチさん (三脚マン)
2009-11-22 13:05:27
コメントありがとうございます。

>2ヶ月間待ちわびていた
くは~!
スッゴイプレッシャーです(苦笑)

カモシカさんのブログは、楽しいですよね。
特に穂高については、写真もいっぱいで、とても参考にしています。

カモシカさんのブログは、言うまでもなく素晴らしいですが、私のは・・・。
2か月も、書けてませんし(苦笑)

デイダラボッチさんのブログも、ステキですよ。
勉強にもなりますし。

こちらこそ、今後ともよろしくお願いしますね。

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トシちゃん (三脚マン)
2009-11-22 13:13:33
コメントありがとうございます。

最近、私も少し力がなくなってきましたよ。
奥穂高山荘まで行くのが、精一杯になってきました。
以前は、元気だったんですがね。

>あれっ? 髪の毛切ったのか? いきなり私の世界に入ったのか?

面白いです。
さすが、考えつきもしませんでしたよ~(笑)

>(ガッカリ)
んも~!

ただ、・・・・・・・・・(涙)

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