恒例の月例写真教室(Club Sei-G芦屋教室)出席に合わせて
西宮 大阪のギャラリー巡りを楽しみました
<西宮市大谷記念美術館>
山沢栄子「私の現代」
山沢榮子は日本における女性写真家の草分けで
1920年代アメリカで学び
帰国後大阪でポートレイト撮影で活躍
晩年にはカラーによる抽象絵画的作品を制作
当時の日本ではほかに類を見ないものでした
また
アメリカで撮影された作品の展示方法が
斬新で興味深く鑑賞させてもらいました
7月28日(日)まで開催されておりますので
写真をされている方には必見の展覧会です
<オリンパスギャラリー大阪>
柳岡正澄 写真展 Moon Land
柳岡さんは和歌山県御坊市の浄土真宗本願寺派の住職
和歌山県展招待作家 御坊市展審査員など
ご活躍の写真家です
インド北部の高原ラダック地方を
オートバイで5日間720kmを走破撮影された
見ごたえのある40数枚でした
会期は6月27日(木)までです
<キャノンギャラリー大阪>
伊勢和紙による
三輪薫写真展「こころの和いろ Ⅱ」
和紙の特性を生かした淡い色調に仕上げた情景写真
四つ切から大型特寸30枚を展示
写真は紙によって表現が大きく変わることを痛感しました
プリント用紙に興味を持っておられる方には必見です
会期は26日(水)までです
<大阪ニコンサロン>
北島敬三 写真展
Untittled Records 2018
このタイトルは
写真の芸術性を批判しながら その無名性と記録性を顕揚した
東松照明 中平卓馬らの気風を継いでいる
中央の専横とさらされた地方の問題
東日本大震災の被災地においても
震災前から同じ問題意識を抱え撮影されている
今回の展示は
北海道から沖縄までの寒村26枚
会期は7月3日(水)
<阪急百貨店 大阪>
有安杏果「ヒカリの声」
歌手 写真家として新しい表現をスタートした彼女
詩を絡めた写真表現
写真と言葉という面で参考になり良かったです
久し振りの大阪滞在
今回は運よく
多岐にわたる写真を思い切り見学しました