熊野本宮大社
御創建二千五十年奉祝式
熊野本宮大社は
紀元前33年 崇神天皇が大斎原にあったイチイの大木に
熊野三所権現が三体の月となって降臨
社殿が創建され
今年が2050年にあたる年となるそうです
紀伊民報記事(平成30年4月17日)
<記事概要>
本殿祭には三笠宮彬子さま、仁坂和歌山県知事、真砂田辺市長、約900人の参拝者が参列
九鬼宮司の祝詞奏上
雅楽士の東儀秀樹さんの笙と篳篥奉納が行われた
午後から渡御祭には約500人が参加
神職、修験者、巫女、神輿、挑花、稚児らが
大社を出発して大斎原で斎庭神事が行われた
熊野本宮大社の例大祭は
毎年4月13日~15日に行われているが
今年は創建2050年奉祝式年大祭にあたるため
4月11日~15日に延長して行われました
私たちは
4月15日の2050年式年大祭に
地元の明光バス(新宮行き)に2時間乗り参拝しました
天気予報は午前中 強風大雨でしたが
私たちが着いた午後は
曇り後 晴れとなりました
熊野本宮大社の例祭は「必ず晴れる」と言われている通りになりました
第一鳥居前での奉納獅子舞
長い階段を上り本殿へ
八咫烏(やたがらす)の由来
渡御行列
挑花(ちょうばな)
町中を通って旧社地・大斎原(おおゆのはら)へ
大斎原の大鳥居
世界遺産記念碑
なお、式年大祭の午前中に開催された本殿祭りは
帰路は
熊野本宮大社バス停から
龍神バス(旧道ルート)で約2時間の旅をしました
龍神バス
途中の風景
私の傘寿記念参拝にもなり
熊野本宮大社の「蘇り」「甦り」のご利益を戴き
清々しい一日でした
帰宅直後に
不調だった写真用パソコンとプリンターも修理完了の連絡があり
お参りとお賽銭とお守り購入が良かったのかな!
<参考資料>
上記 「八咫烏の由来」の要約
熊野では
八咫烏を神の使者と言われており、三本足は熊野三山(宇井。鈴木。榎本)を表し
当社では主祭神 家津美御子大神(素戔嗚尊)の御神徳である
「智・仁・勇」 又は 「天・地‣人」の意を表します
鳥は一般的には不吉と言われているが
方向を知るので「未知の地へ行く道案内」や
「遠隔地に送る使者」の役目をするとされています
熊野の地へ神武天皇御東征の砌、天皇が奥深い熊野の山行に迷われた時
八咫烏がお導きしたという表があります
また、
歴史上からは源平合戦の折り、那須与一が
鳥が金の御幣(紙のお告げ)をもたらしたので烏山城を築城したといわれております。