Wisteria

Lasciate ogne speranza, voi ch'intrate'

Ten Little Niggers

2006-01-06 12:00:00 | diary
いつでも会える距離にいるのに、1年以上会わない人、年賀状や祝い事以外連絡のない人、こちらから連絡しないと絶対連絡しない人。そういう人を友達とは言わない。
よく、「腰の調子どう?」ときかれる。こちらは、歩けなくなるかどうかの瀬戸際にいて苦しんでいた時、見舞いも、ちょっとした励ましのメールも電話も何もしないのに、後になって、さも心配してたという風、興味本位、ただの話題として、色々きいてくる。最後は、「大変だったね」と何も見てない、わかってないのに、平気で言う。余計なお世話である。
年賀状によく、「今度一緒に飲みましょう」と書いてあるが、実際にそれで飲んだ人はいない。
そういう口先だけの人も友達とは言わないし、今は顔も見たくない。
本当は、こういうことは、ぐっと黙って自分の中に押し込んで、何事もなかったようにニコニコしてればいいのだろうし、自分が人に期待し過ぎていることも、不器用なことも十分にわかってはいるが、そんなことばかりで、いい加減にうんざりしている。
もう昔の友達には会う気も、今後、付き合っていく気もしない。
これまでも同じようなことを何度も繰り返してきたし、その度に後悔もしてきた。しかし、まだ変えられそうにない。変わりそうにない。
友達って何だろう?例え、何度約束破られても、何事もなく振舞って楽しい話をしてないといけないんだろうか?例え相手がどんな態度をとっても無制限に許さないといけないんだろうか?
もう、すっかりわからなくなってしまった。
大人になったという人がいる。いい人だという人がいる。しかし、それは自分の感情を押し殺した結果でしかない。もう、怒り方も、哀しみ方もわからなくなってしまった。ニコニコして楽しい話をしてないと、受け入れられないらしい。それで、友達が増えた気でいたが、結局は誰も本当には受け入れてくれなかったことが、今回のことではっきりわかった。
どうしたらいいんだろう?いつまでたっても、同じ問いが頭から離れない。


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