赤木飛輪 Hiwa Akagi Pianist

ピアニスト赤木飛輪のブログです。
A blog of Hiwa Akagi

福岡のリサイタル

2023-11-30 13:34:48 | スケジュール
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ハープ伴奏から思ったこと

2023-11-28 23:30:59 | その他
もう一年前くらいかな、
天才ハープ少女の伴奏者が急遽必要になって、
桐朋高校時代よりのバリバリ実力派のピアノ教師Aちゃんからから私にお声がかかりました。

その子が、きっと今思っても、ハープが上手だったんだろうな。どうしてかというと、あの日以来、私の頭は何かとハープのことばかり経由してしまうから。
ふと思い立って、先日YouTubeのハープ奏者をたくさん検索して、ハープが上手な女性、Marie Pierre Lamglametに辿り着き、もう釘ずけ。
ピアノに似ている!!ピアニストより、違った意味でピアノ的に上を行ってる!
ピアノは速い運指ができてしまうけれど、ハープは弦をはじくのにに手間と時間がかかる分、丁寧に単純な音階も時間を使ってたっぷり味わえるみたい。

ピアノって器用に弾ける分、損してる!!

よく、ケルン音大の恩師が、ピアノの美しい音を抽出
してごらん、とピアノの弦を弾いて、ほら、こんなにピアノのはだかの状態は美しい!と見せてくれたことがあったなあ。
ハープは、ピアノを立てたような感じにも思えるではないか!!名前もハープシコードとか似たようなのあるし。

そして、先日、わたしがイギリスに住んでいた
ころ、本屋さんで両親が買ってくれてた、クラシック音楽とは?なんぞや?みたいな絵本があるのですが、歴史を遡るとゴレゴリオ聖歌などの神様を讃えたいが故に生まれた起源と並列して、
街角に、玄関先に、ミニチアの竪琴
が至る所にあったという歴史にたどり着くみたいな絵があるんです。

ピアノは、きっとこのミニハープの化身!そこに起源がある!と最近思うようになりました。
ピアノの中身のことはあまり詳しくないけど、ハンマーがあったりフェルトがあったりしてすごい進化を遂げたのだろうけど。
指で単純に、
はじくことの感動って大事。原点かも。

桐朋にはハープ科があって人間の身長より高いハープがずらりと並んでいる部屋で授業を受けてたことあったな、でもその時は、ハープ??よくわからない。なんだか大きいなあ、ちょっと当たって壊してしまいそうでもあるし、この部屋窮屈だなあ、なんて程度でまったく気にも留めなかったけれど、今
たまたまハープブームなわたしは、音大とかで、ハープ科とピアノ科で合同の授業とか、もしあったらピアニストには価値ある時間になってたんじゃないかなあ、なんて!!

ハープの聖なる輝きの世界から抜け出せない状態です。
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ヴァルドマ教授、来日2023

2023-11-26 23:05:08 | 音楽
Awaiting the day of Maestro kindly visitimg us soon! i am being totally excited towasds 4 hands with Prof. Dr. h.c. Arbo Valdma. Hugo Alfven’s Midsummervaka! ヴァルドマ教授が日本へ見える日が待ち通しく思います。アルフヴェーンの真夏の夜の夢をご一緒させていただけますのに胸の高鳴りが抑えられません!
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タカギクラヴィアに於いてのリサイタル

2023-11-26 22:55:52 | 音楽
An honor to have the great Prof. Tai Hasegawa,and Mr. Yu Takagi at this special venue celebrating Rachmaninoff' s 150th amniversary, and Horowits's 130th! 長谷川先生と高木社長のお人柄が滲み出る素敵なスピーチと共にラフマニノフイヤーとホロヴィッツイヤーをお祝いできましたのは身に余るほど幸せでした✨
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名古屋 KeyWalk Tour 二回目

2023-11-05 17:25:01 | 音楽
演奏に点数をつけるなんて!という情熱的な思いで、
若いピアニストたちを心から応援したい!という廣瀬教授とヴァルドマ教授の熱いきもちから生まれた
心理的な、精神的なアプローチも大切にした、最新型ピアノオーディションを昨年設立、そのプロセスはとても感動的でしたのを今でも思い出します。

今回第二回目開催にあたり、
私もアドバイザー。生まれてこのかた第二回目!

昨年は演奏者よりもわたしのほうが緊張しているのでは!?
という感じでしたが、

今回は私は緊張はなしで、
同じピアノを愛する仲間として、
若いピアニストたちの演奏へ感謝し、楽しむことができました。

わたしはアドバイザーとしても進歩ですかも!
皆様、素晴らしい演奏へ感謝申し上げます。



審査は、結構体力と気力を使い、おなかが空くんですね 笑 お弁当は即、完食!美味しかったー

一期一会の機会でどこまで誠実な気持ちで演奏者と通じ合えるか。音楽を聴く側(私)の能力も試されます。

昨年、ヴァルドマ先生に、審査なんてはじめてで、自信なくて、審査をする上でのコツをお教えいただけますか?とお伺いしたら、いつも宝物の言葉をくださる先生、やはり、すばらしく、必ず演奏者の素敵なところ、ヒワが好きだと思ったことを見つけることからはじめて、そしたら、建設的ないい文章が自ずとでてくるよ、と教えてくださいました。

今まで考えたこともなかったのですが、いかなる演奏を聴いても、その演奏へ誠意を払い、affectionateな態度でいることは、自分の心にも栄養になるし、大切だなあ、ということを審査の仕事から今回深く実感。勉強になります。

みんな、(私もそう)その舞台へ向けてそれぞれ音楽に愛を注いで頑張ったもんね!

アドバイザー同士、楽屋裏では、音楽ってなんぞや、みたいな、深い話しも絶えず、アート論、人生論みたいなのもかなり楽しかった!

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