今日は雨、といいますかこのところの雨が続いているため本日の援農はお休みです。
しかし有機農家さんから
「ブルーベリーがたくさんなっているからとりにおいで」
と電話をいただきました。
早速、曇り空の中、有機農家さんのところに向かいました。
庭にはブルーベリーの実がたわわに実っています。
「今朝、とうもろこしとってきたからとうもろこしも持っていきな」
「なすでもトマトでも、きゅうりも持っていきな」
とのありがたいお言葉。
白なすもありましたがまだ小さいので白なすはまた後日の楽しみとしまして、丸いなすやきゅうり、ミニトマト、万願寺唐辛子を収穫させていただきました。
※写真が本日いただきました野菜です。下の木のお皿は長野修平さんのワークショップでつくった焼杉の手づくりのお皿です。
小さなお子さんがいれば、この収穫体験は貴重なものとなるのではないでしょうか?
トマトがどのようになっているのか?なすを収穫するときにはとげがあるため気をつけなければいけない、なすにもいろいろな種類がある、
ミニトマトなどは収穫してすぐに食べることもできます。
また今回、なるほどと思ったことがあります。
トマトやなす、きゅうりが下に落ちて、土に還りかけている野菜がいくつか見受けられました。
しかし腐敗臭などはまったくないのです。
以前、健康住宅の設計事務所のつながりで無肥料無農薬野菜の販売を手掛ける「ナチュラルハーモニー」の河名代表となんどか意見交換をさせていただいた経緯があります。
その河名代表がよく話して聞かせてくれたことばがあります。
「無肥料無農薬野菜は腐るのではなく枯れるんです。森の中を想像してみてください。森の中で腐敗臭はしないでしょう?自然のものは腐るのではなくみな枯れるんです」というお話です。
完全発酵した有機肥料できちんと土づくりをした野菜も同じなのだと思いました。腐るのではなく枯れる。腐敗臭などない野菜。
また、つい先日、blogで食糧自給自足のお話をお伝えしました(以下、よろしければご一読ください)。
食糧自給自足とエネルギー自給自足 - 建築士だからわかる〇〇教えます
そこでもお伝えしましたが、食糧危機になった際にも食べ物を確保できる、分けていただけるという道をつくっておくことは大切と思っております。食糧危機など起こらないに越したことはありませんが、食糧危機など起こらなくても、安心できる農家さんとつながりをもっていれば、今回のように野菜をいただくことができます。
また子どもたちには本物の収穫体験をさせてあげることもできます。
私がお手伝いをしている農家さんは有機農業を何十年も前から続けている農家さんで、安心して食べることができる、そしてなによりもおいしい野菜をつくっております。
ぜひ【信頼できる農家さんとつながり、直接、安心できる野菜を確保できる環境】をつくってみてはいかがでしょう?
みなさんのご近所にも農薬などを極力使わず、安心できる野菜をつくっている農家さんはいると思います。
ご近所にはいなくても、少し車を走らせれば、また電車で数駅離れれば、そのような農家さんはいると思います。
週に1回程度のお手伝いでも喜んで受け入れてくれます。
お手伝いをすることで農家さんと交流を深めるとともに、安心できる野菜をいただくこともできます。
ぜひみなさんもいま一度ご家族で話し合ってみてはいかがでしょう?
ひと・すまい・くらし一級建築士事務所