身体感覚の目覚め。

スポーツと武術の身体はどう違う?武術を9年やってきて分かった、身体感覚の秘密。

気といふもの~型の中での気~

2016-07-13 15:45:15 | ■気と身体
●気といふもの~型の中での気~

型や套路というものは、何のためにあるの?

そんなことが一般の人々の気になるところらしい。

実戦での事や、門派流派での捉え方はいろいろ見方もあるので、ここでは触れずに。

よく理解しがた気といふものの観点から考察してみる。

気というと、何か飛び出すもの、ビームみたいに当てるのもと思うだろうか。

違う違う。

気といふモノは前回書いたように、あるモノを集める要求の力。

そして、その要求が運動性を持っていて、肉体という物体に運動の要求を与えるひとつのきっかけみたいな役割を持つ。

このとき、気が通る姿勢などどいわれるように、その気の要求を反映させやすい構造が存在する。

その構造が、武術や芸事の型の中には在るようだ。

型や套路が何のためにあるか?

それは、気の通りやすい構造を自分の身体に整えるため。

整体や手当てでは武術的な強さを求めないから、その型は気を如何に通った状態にするか?がひとつの目的になる。

武術は、相手と対することが大きな目的なので、そこに身体的な強さが必要になる。

それが、独特のハッケイと呼ばれるような力で現わされている。

もちろん、いま書いた要素だけじゃないのが型や套路には内包されている。

気が通るということに限定して書いてみると、こんな感じかなと思う。




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気といふもの

2016-07-03 13:34:27 | ■気と身体
●気といふもの

気功、合気、愉気法、霊気、気のせい、気を付ける、天気が佳い。

気といふものは、技術だったり言葉だったり、いろんな場面で使われてる。

漢字としての気という文字のことはさておき、この気といふもの。

何者なんだろう?

自分なりの考察。

ベースは身体を静かに深く観ていく必要がある整体からのものだけど、武術にも関連する。

気といふもの。

一言でいえば、あるモノを集める要求の力。

身体でいえば、身体を作るに必要な要素を集めるための要求。

自然界の物質であれば、それを構成する要素を集めるための要求。

いのち在る物といのち無い物の大きな差は、この気の要求が常に動き変化しているかどうかの違い。

いのち在る物はいつも変化を続け、要求が終わるとき肉体は尽きる。

いのち無い物は固定化の要求。 変化の要求がほぼなく、そのままの状態で固定する。

動物や植物は人間などいのち在る物は、いつも要求が移り変化している。

だから運動性を持っている。

今日はここまでにします。




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強いところと弱いところ

2015-10-01 15:25:01 | ■気と身体
●強いところと弱いところ

武術は、身体を強く使うための術です。

だから、当然ながら身体が強く発せるように、無意識の気の動きもそのように動きます。

対して、整体施術では。

人を改善させていく目的では、その気の強いだけでなく弱いところを見つけられないと、施術にならない。

自分の苦手とするところです。

そして、その先には、強くも弱くもない所を観れないといけません。

あぁ、身につける事は多し( ̄▽ ̄;)




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狭い場所で稽古すると

2014-05-18 11:55:35 | ■気と身体
狭い場所で稽古すると


茶室って、なぜ狭いか?

気と身体の観点からみると、

気と身体を整えるために狭くなっているらしい。


狭いと、自分の内側に意識が向かう。

拡散傾向にあった気と身体は、内側に収縮する。

要するに、内観の身体になりやすいということ。



稽古場所も、たまに狭い場所でやってみると、

新しい発見があったりする。




←よろしくお願いします!


気の通る姿勢

2014-04-04 10:54:31 | ■気と身体
気の通る姿勢


タイヤ交換待ちの時間。

椅子に座ってジッとして、タブレットをいじってたら、

血流がわるくなったのか、頭痛が(^^;;

ちょっと姿勢をただし、呼吸を整える。

仙骨を立て、背骨が真っ直ぐになる姿勢。

それを、座る位置を微調整しながら、探す。

そのまま、背骨に意識を向けながら、

気功の呼吸を繰り返す。

これだけで、頭痛はラクになるし、

凝っていた頸も、緩んでくる。

気をが通るには、やっぱり姿勢が大切なんだと、再確認しました^ ^


←よろしくお願いします!





発熱してます(^^;;

2014-03-26 15:31:18 | ■気と身体
発熱してます(^^;;


4月からは、仕事は非常勤となる。

サラリーマン勤めは、今月が最後?

と思われ。

その安心感?からか、溜まった疲労が吹き出したのか、

一昨日から発熱中(^^;;

当然ながら、武術稽古は出来ず。

なので、風邪と気と身体の話を書いてみる。


風邪ひくと、身体が痛くなったりする。

リンパなんかも、腫れたり痛んだりする。

で、この痛くなった筋肉やらリンパやらを、解してあげると、

熱が上がったりしますね。

でも、これは悪いことではなくて。

本当は、ちゃんと熱が出る身体っていうのは、免疫力が働いてる証拠であります。

また、熱が上がり切らない身体に、気を通してあげると、熱が上がります。

身体が弛むと熱が上がる、とも言えるかも。

これが、身体にとっては自然なことなんですね。

頑張る時と緩める時。

身体にとっては、どちらも大事なんですね。


←よろしくお願いします!



動きのはじまり

2014-01-08 10:47:05 | ■気と身体
動きのはじまり


人の動く力って、どこから来てるのだろう。

気の師匠が教えてくれたことから考えてみる。

まず、気が動く。

それに続き、骨が動く。

そして、筋肉が動く。

それが気の流れから読み取れるらしい。

では、気が動くのは何によって?

それは、意思の力だろう。

だから、武術には意念という稽古方法があるのだろう。

治療の気の力は、意図をもった意思があるとうまく行かない。

でも、武術には意図を持った意思によって

身体を練ることが要求されるように感じる。


人の身体、目に見えるもの。

人の気、目に見えないもの。

人の意思、目に見えないが、自ら認知できるもの。


これら3つが作り出す人の動き、ものすごく深い。


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