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【#朝鮮日報】禁止命令にもかかわらず…5万人が光化門で反政府デモ

2020-08-17 19:51:14 | 新聞記事
光復節の雨中集会
「国はおまえのものか」「不動産政策失敗」
 光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の15日午後、文在寅(ムン・ジェイン)政権に批判的な5万人以上(主催者側の試算)が光化門広場などソウル都心一帯に集まった。ソウル市が集会禁止命令を出し、空からは断続的に梅雨の雨が降っていたが、集会の参加者らは景福宮の光化門から徳寿宮大漢門に至るまでおよそ1キロにわたりぎっしりと集まった。参加者らは「国はおまえのものか」「文在寅大統領退陣」などと叫んだ。

 この日の大規模集会は「大韓民国パロセウギ(立て直し)国民運動本部」「一波万波」「自由連帯」などの団体が事前にソウル都心の各地で集会の届けを行い、当日正午から参加者たちがそれぞれの場所に集まり始まった。地方からも数十台の貸し切りバスがやって来た。警察は光化門から大漢門までの往復10車線、およそ1キロの区間を全面的に統制した。

 光化門集会の参加者らは主に政府の不動産政策失敗、独善的な行動などへの怒りを訴えた。この日、演壇に立ったある市民は「(現政権の不動産政策により)賃貸人と賃借人のどちらも被害者になった」「契約の自由を奪う遡及(そきゅう)立法であり、国民の自由と権利が踏みにじられている」と訴えた。ソウル市立大学に在学中のムン某さん(25)は「本来なら私はいわゆる『デッカムン(文大統領の熱烈な支持者)』だったが、今、政府の行動を見ていると、以前の政府と何も違いがない」「朴槿恵(パク・クンヘ)政権は反対側の意見を聞かずに弾劾されたが、今回の政府も結末は同じようになるだろう」と主張した。

 妻と共に釜山から車で6時間かけてやって来たというチャン某さん(73)は「行政府、立法府に続き、司法府まで掌握する様子を見て、痛嘆を禁じられない」「一人一人の力を結集しなければ、『独裁社会』から抜け出すことはできない」と述べた。コロナの感染拡大を理由に、この日(15日)だけ集会を全面禁止したソウル市の行政命令に怒りをあらわにする市民もいた。チェ・ギスさん(21)は「本来なら(集会に)参加しようとは思わなかったが、ソウル市を通じて阻止しようとする政府に怒りを感じて出てきた」「集会の自由は憲法で保障されているはずだ」と主張した。

 この日午後4時30分ごろ、光化門一帯の集会参加者らは一斉に青瓦台(韓国大統領府)方向に向かって行進を始めた。警察は6000人の機動隊と大型バス70台を動員し、景福宮前で行進を阻止した。双方が激しく対峙(たいじ)していた夜8時30分ごろ、ある男性がワゴン車に乗って警察とデモ隊の間に突進しようとしたところ、警察に取り押さえられた。警察の関係者は「どちらを狙って車を運転したのかはっきりしない」とコメントした。警察はこの日、都心の集会現場でこの男性を含む計30人を集会デモに関する法律と感染病予防法違反容疑などで逮捕した。警察によると、この日は目立った負傷者は出なかったという。

 この日、全国民主労働組合総連盟(民労総)は鍾路区の普信閣一帯で2000人が集まった集会を「記者会見」という名目で開催した。ソウル市が集会を禁止したため、これを避けるため名称を変えたのだ。現行法上、記者会見は集会の届けが必要とされていない。「記者会見」の参加者らは「韓米軍事訓練を中断せよ」と書かれた立て札を掲げ「米軍は嫌いだ! 戦争は嫌だ! 統一がいい!」と叫んだ。警察の関係者は「2000人の記者会見は初めて見た」と話していた。

 警察は光復節に開催された各種の集会と関連して、ソウル警察庁内に特別捜査チームを立ち上げ、集会の主催者など4人に出頭するよう通知した。警察の関係者は「交通渋滞に関する資料を分析し、各集会の違法性を確認した上で、厳正に司法処理を行う方針だ」と明らかにした。

クォン・スンワン記者


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