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【#ハンギョレ】[ニュース分析]中国、なぜいま王毅部長を韓国・日本に向かわせたのか

2020-11-27 03:33:58 | 新聞記事
政治BAR_キル・ユンヒョンのそこが知りたい 
王毅外交部長「日中は『一衣帯水』の関係」 
韓国に来てどんな表現を使うのか、詳しく見るべき

 中国の王毅・国務委員兼外交部長が、24日から日本と韓国を歴訪しています。日程初日の24日、茂木敏充外相と会談後に晩餐を交わした王毅外相は、25日に菅義偉首相を表敬訪問した後、韓国に移動します。韓国では26日、カン・ギョンファ外交部長官との会談および昼食会、その後文在寅(ムン・ジェイン)大統領の表敬訪問が予定されています。王毅部長の今回の歴訪については、来年1月20日にバイデン政権が発足する前に、米国の主要同盟国である韓日両国を訪問してこれらの米国への偏りを防ぎ、安定した協力関係を維持しようという意図があるとの分析が続いています。

 安定した韓中、日中関係は、中国の国益において高度に重要な問題です。では、中国の立場としてはどちらにより関心が高いのでしょうか。これに答えるのは容易ではありませんが、重要度でいえば「日本」、敏感度でいえば「韓国」ではないかと思います。王毅部長の動線を見ても、最初の訪問先が日本、次の訪問先が韓国です。中国と日本は国内総生産(GDP)規模で世界2位と3位に当たります。より重要であるのは明らかです。しかし、海を隔てた日本と違い、韓国は中国と陸続きで近くにあります。平沢(ピョンテク)米軍基地は北京の「あごの下」です。より敏感になるのは避けられません。韓国は2016~2017年のTHAAD(高高度防衛ミサイル)の局面で、中国が韓国にどのような報復を加えたのかを経験しています。

 今日はインド太平洋地域の二国間関係のうち、最も複雑で微妙な関係の一つである日中関係について詳しく見てみます。外交は基本的に言葉で行うものです。そのため外交官の使う「用語」を注意深く見なければなりません。日本の外務省が24日にまとめて発表した「会談記録」からは、王毅部長と茂木外相の対話内容のうち大きく3つを挙げることができます。

 まず、中国と日本はいずれも安定した両国関係が互いの国益にかなうという点で意見が一致しています。考えてみればこれは当然のことです。韓国では日本がトランプ政権の主導してきた「中国包囲戦略」に無条件で参加していると考えられていますが、実情は違います。日本も「米中対立が激化している中、全面的に“米国追従”となっては日本の国益を守ることはできないと判断」(読売新聞、10月16日付)しています。そこで「経済と安全保障問題が結びついた課題では、同盟である米国との協力が不可欠」と考えますが、「3万社を超える日本企業が事業を展開しており、多くの観光客が訪れる中国との経済関係を完全に遮断した場合、日本経済に対する打撃は計算できない」という事実を認識し、国益によって案件ごとに選別する対応をしています。菅義偉首相も9月12日の自民党総裁選挙で、「アジア版NATOを作れば地域に敵、味方を作ってしまう恐れがある。米中が対立しているなか、アジア版NATOを作れば反中包囲網にならざるを得ない。日本外交の目指す戦略的な外交の観点から正しくない」と発言しました。

 日本は現在、米国、日本、オーストラリア、インドの4カ国が参加する安保協議体「クアッド(QUAD)」に参加していますが、これがNATO(北大西洋条約機構)が旧ソ連に対したように中国を露骨に包囲する「反中色」を帯びることには反対だという立場です。

 次に、茂木外相は「二国間、地域・国際社会における互いの関心事項について、忌憚のない意見交換を行いたい」と述べました。ここで「二国間の関心事項」は、今年に入ってさらに深刻化した尖閣諸島(中国名・釣魚島)近海に中国の艦船が侵犯する問題、「国際社会における関心事項」は香港問題や新疆ウイグル人権問題などを意味するものと解釈されます。実際、茂木外相は香港問題について、「一国二制度」の約束を守るよう述べ、新疆ウイグル人権問題については、「地域・国際社会に共に貢献していく上で、自由、人権の尊重や法の支配といった普遍的価値を重視している」と発言しました。しかしこうした問題は1、2回の会談では簡単に解決しにくい領土と主権に関する問題であるため、「忌憚のない意見交換」という言葉で互いに言いたいことをすべて打ち明けようと提案したのです。

 三つ目に、王毅部長は「新たな情勢の下」という表現を使って「日中関係の構築を確実に推進する」と述べました。ここで王毅部長が言及した「新たな情勢の下」という言葉は、米国のバイデン政権の登場を意味するようです。多くの専門家は、バイデン政権が前任のトランプ政権と違い、同盟を重視する国際協力体制の中で強力な「戦略的競争国」に浮上した中国の息の根を止める「対中圧迫」に乗り出すと予測しています。これを予想した王毅部長は、バイデン政権が発足しても日中両国は協力を続けなければならず、ひいては「世界の平和・安定の発展を促進するために貢献すべき」と主張したのです。これは、米国に集中しすぎるあまり中国と不必要な摩擦を起こさないでほしいという意味です。

 この発表文には出ていませんが、25日付の日本経済新聞の報道によると、この日王毅外相は茂木外相に「世界が激動と変革の時代に入っている。中国と日本は一衣帯水のような長期的協力のパートナーだ」と述べたといいます。一衣帯水とは、中国と日本は小川をはさんだ非常に近い隣人という意味。中国は韓中関係を描写する時も時々この表現を使います。これについて日本経済新聞は、「新型コロナウイルスの警戒で、王氏は中国に帰国後は一定期間、待機を強いられる。わざわざ来日して『一衣帯水のパートナー』と持ち上げたのは、米中対立下で日本が重要性を増すからだ。」と分析しました。つまり、バイデン政権の対中政策がまだその姿を現す前に日本を訪れ、米国に偏る対中政策を打ち出さないよう「切に」頼んだのです。

 それでは、王毅部長の希望通り、日中はバイデン政府の下で友好関係を維持できるでしょうか。それには様々な障害物があります。

 最大の変化要因は、バイデン政権の対アジア政策です。具体的には、トランプ政権の時期の混乱を終えて態勢を整えた米国が、来年春以降、日本そして韓国に何を要求するのかです。これについては、米国内でも様々な意見が行き交っています。米国が「民主主義の価値を共有する同盟」をうまく糾合し、中国の締めつけに乗り出すべきだという「強硬派」がいる一方、同盟国に米中二択を強要してはならないという「穏健派」もいます。米国内の議論の状況をもう少し見守るしかありません。

 二つ目の変化要因は、二国間の熾烈な領土紛争が進行中である尖閣諸島です。韓国ではあまり知られていませんが、今も中国と日本は尖閣諸島をめぐって激しく対立しています。今年に入ってこの24日まで、中国の艦船が尖閣諸島周辺の接続水域(24海里以内)を侵犯したのは305日に達します。ほぼ毎日侵犯しているということです。日本の艦船が独島の接続水域を毎日のように侵犯すると考えてみましょう。韓国の対日世論はどうなるでしょうか。

 バイデン次期大統領も、こうした日中関係の最も「弱い部分」を冷静にとらえているようです。まだ中国が弱かった1972年9月、周恩来首相は中国を訪問した日本の田中角栄首相と会いました。この時に繕った日中間の「領土問題」は、中国が隆盛しはじめた2010年代に入って再発しました。尖閣諸島をめぐる日中対立は結局、2012年12月に日本右派の象徴である安倍晋三首相が第2次内閣を発足するまで続きます。そして安倍政権はオバマ政権の「リバランス」戦略に便乗し、日米同盟を従来の「地域同盟」から活動範囲と地位を大幅に高めた「グローバル同盟」へと拡大発展させました。

 そのためでしょうか。バイデン次期大統領は11日、菅首相と電話会談を行った後、この内容をまとめた文書で「次期大統領は日本防衛に関する彼の深い誓約と(日米安保条約)第5条に関する米国の約束を強調した」と書きました。日米安保条約第5条には、日本に対する武力攻撃が発生した場合、各自の憲法規定に従って共同で対処するという内容が書かれています。この一節は、尖閣諸島で米中間に最悪の事態が発生した場合、米国は日本と共に戦うという意志を再び強調するという意味です。つまり、日本に「あなたたちの唯一の同盟国は米国」という点を改めて認識させたのです。

 王毅部長は日中関係を「一衣帯水」の関係と呼びました。26日に韓国に来訪してから、韓中関係についてはどのような表現を使うでしょうか。カン・ギョンファ長官、文在寅大統領との会談の際、どんな用語を使ってどんな話をするのか、詳しく見ていかなければなりません。熾烈な米中対立の中で、韓国が活路を見出すにはどうすればよいのでしょうか。外交とは実に難しく、複雑なものです。

キル・ユンヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/971459.html

【#ハンギョレ】韓国政界はブラックホール…検察総長の職務停止で法相支持派と総長支持派が対立

2020-11-27 03:22:27 | 新聞記事
与党のイ・ナギョン代表「ユン総長自らが進退の決定を」 
野党のキム・ジョンイン非常対策委員長「国がおかしくなっている」 
大統領に照準を合わせ攻撃

 ブラックホールだ。高位公職者犯罪捜査処(公捜処)についての衝突も、災害支援金をめぐる対立も、史上初の検察総長の職務停止の事態の前では力が及ばなかった。「チュ・ミエ法務部長官支持派」と「ユン・ソクヨル検察総長支持派」で立場が分かれた与野党は、2日にわたり激しい対峙を続けた。与党は前日、チュ・ミエ長官がユン・ソクヨル総長の職務停止の事由として言及した「チョ・グク前法務部長官を担当する裁判所への不法査察」を既成事実化し、「国政調査」と「総長職辞任」を同時に要求した。野党はチュ長官に対する弾劾を検討することで対抗し、沈黙する文在寅(ムン・ジェイン)大統領に戦線を拡大した。

 共に民主党のイ・ナギョン代表は25日、国会で開かれた民主党最高委員会議にテレビ会議形式で参加し、「法務部が明らかにしたユン総長の疑惑で最も衝撃的なことは、判事の査察」だとし、「そのような時代錯誤的で危険極まりないことが検察内部に今なお残存しているのか、その真相を糾明し、根を断ち切らなければならない。国会の国政調査推進の方法を党で検討してほしい」と注文した。イ代表は続けて「検察の未来のために、自ら進退を決めてほしい」とし、ユン総長の辞任を繰り返し求めた。

 野党「国民の力」は、法務部の措置を猛非難し、文在寅大統領に照準を合わせた。キム・ジョンイン非常対策委員長はこの日、国会で緊急記者会見を開き、「大統領が検察総長を解任する権限を持っているにも関わらず、このような事態を作り出し、国がおかしくなった」と大統領を攻撃した。チュ・ホヨン院内代表も、「暴力団の集団暴行のようだ」とし、「チュ・ミエ長官のこのような暴挙も問題だが、後ろで黙認し、別の見方をすれば楽しんでいる文在寅大統領がはるかに問題だ。大統領が気に入らないのであれば、本人が政治的責任を取って解任せよ」と声を高めた。

 与野党は、この日の午前に開かれた国会の法制司法委員会の全体会議でも、ユン総長の出席問題をめぐり攻防を繰り広げた。野党幹事のキム・ドウプ議員は、国民の力単独で要求し召集された法制司法委員会の全体会議で、「重大なことに対して懸案質疑をなぜ避けるのか。法制司法委員会を開議するといってユン総長がたったいま最高検察庁を出発したという伝言がある」と主張した。すると民主党所属のユン・ホジュン法制司法委員長は、「委員会で出席を要求したこともなく、議事の日程が確定したこともない。誰と話して検察総長が自分の望み通りに会議に入ってくるというのか」と対抗し、わずか14分で散会を宣言した。これに反発した国民の力所属の法制司法委員はこの日の午後、最高検察庁を訪れ、総長の職務を代行しているチョ・ナムグァン次長検事と面談した。国民の力は、26日午前10時に再び緊急懸案質疑を開くための法制司法委員会の全体会議の召集を要求するという計画だが、民主党は、ユン総長が現在は職務から排除された状態で、国会に出席することについては不適切だという立場であるため、与野党がユン総長の出席問題で合意する可能性は高くないと思われる。

 国民の力は、チュ長官に対する弾劾訴追や解任建議など、与党に対抗する方法も検討している。この日、党内の法曹出身者として緊急会議に参加したユ・サンボム議員は、文化放送(MBC)のラジオで、「党でチュ・ミエ長官に対する解任や弾劾など、さまざまな案について緊急で論議している」と明らかにした。民主党は、ユン総長に対する法務部の懲戒手続きを一旦見守って、結果が出たら国政調査や独立検察官の導入などを通じて責任を問うという基本的な立場を維持している。

チャン・ナレ、ノ・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/971503.html

韓国新聞記事ラインナップ【2020年11月25日分】

2020-11-26 19:33:26 | 新聞記事
*[韓国新聞記事ラインナップ]
【2020年11月25日分】
-【#朝鮮日報】中国の王毅外相訪韓でも…コロナ懸念で冷淡な韓国の免税店・ビューティー業界
-【#朝鮮日報】ブルームバーグ「韓国、コロナ時代に住みやすい国4位」…1位はNZ
-【#朝鮮日報】韓国の科学者800人「新空港・月城原発、政治が科学を覆い隠した」
-【#朝鮮日報】韓国の「人工太陽」、1億度で20秒運転…再び世界新記録を更新
-【#朝鮮日報】ポスコ光陽製鉄所、酸素パイプの爆発で火災発生…3人死亡
-【#朝鮮日報】大邱のセマウル金庫で元役員が凶器振り回す…職員二人が死亡
-【#朝鮮日報】ノーベル経済学賞デュフロ教授「韓国は災害支援金を選別支給にした方がいい」
-【#朝鮮日報】二兎を狙った秋法相の「尹総長職務停止」カード
-【#朝鮮日報】秋法相「大統領選の世論調査を黙認した尹検察総長は政治的中立違反」…とんでもない職務停止理由
-【#朝鮮日報】韓国法曹界「違法な暴挙…明らかに秋法相の職権乱用」
-【#朝鮮日報】【社説】これ以上秋法相の後ろに隠れていないで文大統領は直接検察総長を更迭して責任を取れ
-【#朝鮮日報】検察総長の職務停止、文大統領は発表直前に報告受けるも沈黙…野党「事実上の承認」
-【#朝鮮日報】チョ・グク前法相、2013年のツイートに「尹錫悦に目を付けた青瓦台の意中は明白」
-【#朝鮮日報】尹錫悦検察総長「一点の恥ずべきこともない、違法な処分に法的対応」
-【#朝鮮日報】日本、姜昌一大使内定者に反発の動き
-【#朝鮮日報】韓国軍部隊で訓練兵60人がコロナ感染 過去最大規模
-【#朝鮮日報】北朝鮮の長距離砲を無力化 地対地誘導弾を量産へ=韓国軍
-【#朝鮮日報】文大統領「AI半導体を第2のDRAMに」 900億円超投資へ
-【#朝鮮日報】検事総長の処分決める懲戒委近く開催 委員の大半を法相が人選=韓国
-【#朝鮮日報】福島原発汚染水の海洋放出に反対 韓国・慶尚南道議会が決議案採択
-【#朝鮮日報】ロッテ・現代自のトップが会合 自動車向け新素材で協力模索か
-【#朝鮮日報】新型コロナのワクチン開発支援 国際組織に300万ドル拠出=韓国政府
-【#朝鮮日報】韓国とフランス 原子力の安全研究・解体技術で協力強化へ
-【#中央日報】【コラム】韓半島平和プロセスが揺れる理由
-【#中央日報】<チャイナインサイト>バイデン氏、台湾に向けた「戦略的曖昧さ」を天秤に…韓国の選択は
-【#中央日報】【コラム】米国政治「467」全盛時代
-【#中央日報】【社説】韓国検察総長の職務排除、極めて非常識で不当だ
-【#中央日報】コロナ患者に最も多い症状は「せきと高熱」ではない=英統計局
-【#中央日報】文大統領、中国外相とあす会談…習主席の訪韓など議論か
-【#中央日報】「韓国で生産予定のロシアワクチン、95%免疫効果…価格は20ドル未満に」
-【#中央日報】日本外務省、アジア大洋州局長に「韓国通」任命
-【#中央日報】韓国外交次官「世界遺産、全体の歴史が重要」…軍艦島を間接的に批判
-【#中央日報】4年後にまたトランプ大統領? 「2024年大統領選共和党候補」圧倒的1位
-【#中央日報】米国、韓国に対する旅行警報「旅行再考」→「強化された注意」に1段階引き下げ
-【#中央日報】プーチン大統領「韓半島の核問題、外交的な方法で解決を」
-【#中央日報】韓経:中国外交部長、25日に訪韓…韓日米共助けん制
-【#中央日報】米国、F-35で「戦術核爆弾」投下実験成功
-【#中央日報】中国外交部長、韓国外交部長官とは昼食会…「核心日程」は李海チャン前与党代表との夕食会
-【#中央日報】菅氏は安倍氏とは違う? 日本に手を差し伸べる韓国大統領府
-【#中央日報】「卑怯な大統領…検事総長が気に入らないなら直接叩け」…狙撃された「文大統領の沈黙」
-【#中央日報】文大統領、発表前に報告を受けて沈黙…野党「法務部長官という刀を借りて『借刀殺人』」
-【#中央日報】金鍾仁氏「徴用問題は韓日首脳が会って解決すべき」
-【#中央日報】韓国外交部長官「現政権、慰安婦被害者の声を傾聴…朴槿恵政府は不足していた」
-【#中央日報】韓国済州島近海で中国中世時代の貿易船の碇石を発見
-【#中央日報】【Q&A】韓国産コロナワクチンはいつ出るのか
-【#中央日報】K防疫で絶賛された韓国、コロナ対応順位は日本より低い4位
-【#中央日報】「韓国法務部長官の政治的暴挙記憶する」…「検事総長排除」に検事ら憤怒
-【#中央日報】韓国法務部長官「検察総長を職務排除」…検察総長「法的対応」
-【#中央日報】金正恩時代は武力を誇示…北朝鮮が63枚の武器画報公開
-【#中央日報】「水素自動車韓日戦」…トヨタのミライ、米国で現代自動車のネクソと激突
-【#中央日報】IMF「景気回復速度に合わせて財政健全性強化すべき」
-【#中央日報】韓国仁川空港公社、成田空港を抑えてポーランド新空港のアドバイザーに
-【#中央日報】韓国GM労使、賃金・団体協約交渉案に暫定合意
-【#中央日報】韓国ネイバー、日本の検索サービス市場3度目の進出…「今度は必ず成功」
-【#中央日報】「バイデン時代にも保護主義は続く…韓国、FTAの積極的な活用を」
-【#中央日報】韓経:テックスターズ「日本や中国より韓国のスタートアップに投資」
-【#中央日報】韓国、大きくなる負債爆弾にコロナ長期化…「金融会社の健全性低下の可能性」
-【#中央日報】今年の半導体売上高、インテル-サムスン-TSMCの順…エヌビディア・AMDが躍進
-【#中央日報】借金で家を買い、借金で株式を買い…7-9月期の韓国の信用貸付、過去最大の増加
-【#中央日報】KOSPI高止まりで…韓国10大グループの時価総額1000兆ウォン超える
-【#東亜日報】米国の一般調達局、バイデン氏への政権移行を承認
-【#東亜日報】王毅外相が25日来韓 文正仁氏、李海瓚氏とも面会へ
-【#東亜日報】コロナ禍の中でも熱かった「G-STAR」、四日間91万人がオンライン観戦
-【#東亜日報】中央臨床委、「コロナ後遺症はインフルエンザよりひどくない」
-【#東亜日報】再生回数5億回の「観光公社の広報映像」が大韓民国広告大賞を受賞
-【#東亜日報】BTS「米国旅の最後はグラミー」
-【#東亜日報】回帰する米国、韓国外交も正常化の道に進まなければ
-【#東亜日報】女性国防全盛時代とハイブリッド戦争
-【#ハンギョレ】[寄稿]コロナより毒性の強い大韓民国生存ウイルス
-【#ハンギョレ】王の居所を展示館にした日本…格下げされた昌慶宮の古写真を見ると
-【#ハンギョレ】文大統領、きょう王毅外相と会談…習近平の訪韓時期の確定は未知数
-【#ハンギョレ】ソウル、3世帯に1世帯は「1人世帯」…39年間で16倍に
-【#ハンギョレ】韓国検察総長に新たな容疑…チョ・グク前法相事件を担当した判事の指向を裏調査
-【#ハンギョレ】[インタビュー]「コロナ治療薬を来年初めに市販…韓国が世界初『コロナ清浄国』に」
-【#ハンギョレ】[社説]バイデン政権最初の外交チーム、韓米協力で北朝鮮核問題の進展を
-【#ハンギョレ】韓国の製薬会社セルトリオン会長、北朝鮮へのコロナ治療薬支援に積極的な協力の意思
-【#ハンギョレ】韓国疾病管理庁長、BBCの「今年の女性」に…「落ち着いたウイルスハンター」
-【#ハンギョレ】中国外相、日本経て今日訪韓…バイデン時代の“韓米日密着”に牽制球
-【#ハンギョレ】「最後のカード」切った韓国法相、憲政史上初めて検察総長を職務停止に
-【#ハンギョレ】野党「国民の力」委員長「北朝鮮が核を手放さないのなら韓国も核武装検討すべき」
-【#ハンギョレ】朝鮮日報と経済紙はなぜ「脱原発」を嫌うのか
-【#ハンギョレ】文大統領「G20、G7より世界の懸案解決に効果的」
-【#ハンギョレ】防疫当局「3種の韓国産ワクチン、すべて今年中に臨床試験への着手可能」

【#朝鮮日報】韓国法曹界「違法な暴挙…明らかに秋法相の職権乱用」

2020-11-26 05:21:06 | 新聞記事
 秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官が24日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長に対して奇襲とも言える懲戒請求および職務停止を命じたことについて、法曹界でも「職権乱用」との批判が相次いでいる。

 慶煕大学のホ・ヨン客員教授は「尹錫悦検察総長に対して一度もしっかりとした監察がないまま、不正があると言って懲戒を請求し、職務を停止させるのはあり得ないことで、明らかな職権乱用に該当する」「長官の一方的な懲戒請求と職務停止発表は、法治国家ではあり得ない常識以下のことであると同時に、完全に違法な暴挙だ」と言った。

 高麗大学のチャン・ヨンス教授も「秋美愛長官が列挙した理由は一方的な主張で、客観的に見て容易には納得しがたい内容があまりにも多い」「また、これらの理由は秋美愛長官が主張する通り、本当に深刻で検察総長を懲戒委員会に付さなければならない事案なのか、という点も疑問だ」と語った。その上で、「まるで尹錫悦検察総長が有力な大統領候補として浮上していることに対して、秋美愛長官や与党関係者らがけん制しているのかと思えるほど、主張の論拠が十分でない」「懲戒は法務部内で行われ、委員長は法務部長官が務めているが、果たしてそうした場でどれだけ客観的かつ合理的な判断が下されるのか疑問だ」と述べた。

 河昌佑(ハ・チャンウ)元大韓弁護士協会会長は「政治家の長官が権力捜査を阻もうと最後の手段を動員して検察総長を抑えつける行為は、民主国家では類例をみない、法治を荒廃させた無謀な政治行為だ」「政治が法の上に君臨することはできない。今日は大韓民国の法治に弔鐘を鳴らした闇の歴史として記録されるだろう」と言った。

 キム・ヒョン元大韓弁護士協会会長も、職務排除命令について「法務部長官の権限を大きく外れた越権行為」「検察の独立性と中立性を保障するために検察総長の任期を確保している状況で、長官が職務排除するのは違憲とも言える行動ではないか」と述べた。

 「社会正義を望む全国教授会」代表のイ・ホソン国民大学教授は「監察事由の中には、前回のライム資産運用事件に関連して、尹錫悦検察総長が検察ロビーに対し捜査しないよう言った状況が含まれていない」「秋美愛長官は、ライム事件に関して検察総長に『捜査から手を引け』と言って捜査指揮権を発動したことが職権乱用であることを自ら認めたことになる」と指摘した。

 「民主社会のための弁護士会(民弁)」出身のクォン・ギョンエ弁護士もフェイスブックに「憲政史上初の事態だ。政権の意のままに動かない検察総長の職務排除と懲戒請求は、独裁政権でもできないことだ」「このような決定を敢行したのは、検察総長の盾を取り払い、第一線の検事を縛りつけておく必死の必要性があるということ以外の理由はないだろう」と投稿した。

 検察出身で元国会議員のパク・ミンシク弁護士は「尹錫悦検察総長に対する職務排除命令は、一言で言えば執権勢力による検察掌握のための戒厳令宣言行為だ」「これまで人事権・監察権・総長指揮権の3点セットで執拗(しつよう)にかみついていたが、あれこれつぎはぎだらけの理由でこじつけの名分を作った」と批判した。

 検察内部からも「惨たんたるものだ」「納得できない」という強い拒否反応が出ている。大検察庁のある関係者は「監察に関連して法務部から指示不履行だと言われると思い、既に関連資料を準備していたが、秋美愛長官は『声東撃西』(東で声を発して、西を撃つ、という戦術)という奇襲攻撃のように監察を請求すると明らかにした」「書面調査もせずに急いで懲戒請求をするとは予想できなかった」と言った。

 ある検察関係者は「裁判所関連の査察だと主張するが、単に裁判所に関してメディアなどを通じて以前伝えられた事実を集めただけだ」「忌避申請事由があるのかも検討しなければならないし、被告人によって検事側と裁判所の間にどんな関連があるのかあら探しをする可能性があるので、普段もチェックしている内容だ」と説明した。また、「この報告を受けたことを問題視するなら、その文書を同じように伝え聞いた当時の沈載哲(シム・ジェチョル)反腐敗強力部長(現検察局長)も監察対象にしなければならない」と指摘した。

 ある支庁長も「まるで市民団体が提出する告発状のように、確認された事項もなく主張ばかり並べている」「このようなことが起こるだろうと既に予想はしていたが、これほどまで拙速に進めるとは想像だにしていなかった」と言った。

 検察内部ネットワークに投稿し、現政権の検察改革の方向性を批判した済州地検のイ・ファンウ検事は、同日も内部ネットワークに「法務部長官が行った暴挙に対して明確な抗議の意を表します」という題の文章を掲載した。同検事はこの文章で、「我々は、そして国民は、検察改革の名をかたって秋美愛長官が行った今日の政治的暴挙を鮮明に記憶し、歴史の前に告発するでしょう」と述べた。

リュ・ジェミン記者

【#朝鮮日報】【社説】これ以上秋法相の後ろに隠れていないで文大統領は直接検察総長を更迭して責任を取れ

2020-11-26 05:16:51 | 新聞記事
 韓国法務部(省に相当)の秋美愛(チュ・ミエ)長官は24日、「重大な不正の容疑を数多く確認した」との理由で、尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長に対する懲戒を請求し、職務停止命令を下したと発表した。尹総長に対する監察の結果、五つの不正の疑いが明らかになったというのだ。検察総長の職務停止は歴史を見ても例がない。尹総長に対していわば辞任を強要した形だ。これに対して尹総長は即座に「違法で不当な処分には最後まで対抗する」との考えを示した。懲戒と職務停止の取り消しを求める訴訟などを起こし、裁判で争う構えだ。

 秋長官は尹総長による「不正」について、「言論社主との接触」「裁判部への査察」「チャンネルA・韓明淑(ハン・ミョンスク)事件を巡る側近擁護と監察妨害」「監察への協力義務違反」「検察総長としての政治的中立と信望損傷」を挙げた。いずれも話にならないこじつけだ。言論社主との接触は検察のトップとしてただ食事を共にしただけであり、裁判部査察とは大検察庁(最高検に相当)が裁判部忌避申請に備え公開された情報について調べたものだ。いわば通常の情報収集を「査察」とこじつけているのだ。チャンネルA事件と韓明淑・事件を巡る偽証疑惑はいずれも詐欺師らが訴えたものだ。これらはどれも捏造(ねつぞう)された虚偽の内容ばかりで、詐欺師らと共謀して一連の工作を行っているのは他でもない、与党勢力と秋長官だ。にもかかわらず「尹総長が真相解明と監察を妨害した」と逆に罪をかぶせているのだ。これ以上の開き直りがあるだろうか。

 最も話にならない部分は、尹総長が次期大統領選挙候補者に関する世論調査で1位になったことについて「検察総長としての信頼損傷」と指摘した点だ。尹総長は世論調査を依頼したこともなく、政治をする考えを表明したこともない。国会国政監査において「退任するまで与えられた職務を忠実に全うする」と述べただけだ。現職の検察総長が「次期大統領選挙候補者の世論調査で1位」となったのは秋長官が原因であり、これは誰もが知る事実だ。ところがこれを理由に尹総長を辞任させるというのだ。

 監察には不正の具体的な根拠が必要であり、それに伴う職務停止はさらに確実な証拠がなければならない。ところが秋長官による監察指示と尹総長の職務停止には何の根拠もない。違法な監察を指示しておきながら、監察に応じなかったとの理由で出ていけというのだ。本当に辞任すべきは尹総長ではなく、職権を乱用している秋長官の方だ。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は尹総長の職務停止について報告を受けたという。しかし秋長官が文大統領の指示や黙認なしに独断で尹総長を攻撃したことはこれまで1回もなかったはずだ。尹総長違法監察も文大統領の指示があった可能性が高い。理由は分かり切っている。今や目の上のこぶとなった尹総長を追い出すことで政権の不正を隠すことが目的だ。それでも遠い山を見つめながら法務部長官の後ろに隠れ、自分とは何の関係もないかのように文大統領は振る舞っている。

【#朝鮮日報】日本、姜昌一大使内定者に反発の動き

2020-11-26 04:57:57 | 新聞記事
2011年の「国後島」訪問問題視…自民党は当時「姜氏を入国禁止にせねば」
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が姜昌一(カン・チャンイル)元国会議員を駐日大使に内定したことについて、日本政府と自民党の一部では反発ムードが流れている。姜昌一氏は2011年5月に国会独島特別委員会委員長として、ほかの議員2人と共に韓国の政治家としては初めてロシアが主権を行使する「クリル列島」の国後島を訪問した。同島を含めたクリル列島4島を「北方領土」と呼んで領有権を主張する日本はこの時、強く反発した。

 当時、民主党の菅直人内閣は深い遺憾の意を表明、日韓議員連盟はこれを問題視して訪韓を延期した。自民党幹事長代行を務めていた稲田朋美議員は、国会で姜昌一氏らに対し、「入国禁止措置を取らなければならない」と主張した。

 こうした背景があるため、自民党の強硬派議員たちは姜昌一氏に不快感を抱いていることが分かった。姜昌一氏が独島(日本名:竹島)に関する発言にとどめていたのならともかく、「北方領土」をロシア領だとしたことは次元が違う。自民党の内部事情に詳しい人物は「文大統領は韓日関係の改善を望みながら、反日的な人物を大使に決めたのは矛盾している」と言った。

 これにより、姜昌一氏に対するアグレマン(外交使節に対する接受国の事前同意)手続きが難航または長期化する可能性も取りざたされている。東京のある消息筋は「菅義偉内閣が姜昌一氏の北方領土訪問を理由に、同氏の赴任を拒否することは容易ではないだろう」としながらも、「外務省内には『北方領土のロシア領有権を認めた人物にアグレマンを出すのは良くない先例になる』という主張もある」と語った。

 姜昌一氏は今年国会議員を辞めるまで韓日議員連盟の会長を務めていたが、自民党内に同氏を歓迎する人物が多くないことも変数と言える。姜昌一氏は昨年7月の日本による輸出規制時に日本を訪れたが、自民党の実力者・二階俊博幹事長はこの時、同氏に会わなかった。加藤勝信官房長官は24日の定例記者会見で、姜昌一氏に関して質問を受けたが、「外国政府の人事であり、コメントは差し控えたい」と答えた。

東京=李河遠(イ・ハウォン)特派員

【#中央日報】【社説】韓国検察総長の職務排除、極めて非常識で不当だ

2020-11-26 04:57:34 | 新聞記事
尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長が職務から排除された。尹総長を追い出すために数多くのごり押しと術策を繰り広げてきた秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官が結局、前例のない検察総長の職務執行停止を命令した。秋長官が提示した理由は極めて非常識で不当だ。このように極悪非道な事態が起きたのは衝撃的だ。権力の横暴に驚かざるを得ない。

秋長官は昨日監察を通じて重大な不正疑惑を多数確認したとし、尹総長に対する懲戒を請求して職務執行を停止させた。秋長官が確認したという不正はいずれも正常な総長の職務遂行の範囲を超えていないとみられる。秋長官はハン・ドンフン検事長に対する監察を許容しないことを問題にしたが、尹総長は監察よりさらに厳密な調査が必要な捜査を指示した。その後、秋長官はこの事件に対する尹総長の指揮権を剥奪して政権寄りの検事らを動員して違法的な押収捜索も押し切った。だが、捜査チームは数カ月間ハン検事長に対する起訴を起こせずにいる。これが秋長官が叫ぶ検察改革に合致するのか問い直したい。犯罪者の話だけに耳を傾けて疑惑を断定して「狙い打ち捜査」を指示した秋長官が席から退くべきだ。

また、秋長官は「検察総長は持続的に保守陣営の大統領選挙候補として取り上げられ、大統領選に向かった政治的な動きを見せていると疑われ、ひいては最高検察庁国政監査で退任後政治参加を宣言すると解釈される発言をし、(中略)検察総長として命のような政治的中立に対する不信を解消するために積極的な措置を取らなかった」としてこれを懲戒請求の理由として前面に出した。尹総長はかなり前に大統領選候補の世論調査で自身を除いてほしいと公開的に求めた。国政監査の時は「退任後ボランティアする方法をゆっくりと探してみたい」と話した。世論調査に入れてほしいと求めたこともなく、大統領選に飛び込むと宣言したこともない。秋長官の主張がどれほどとんでもない詭弁なのかがここで明らかに現れる。

法務部は秋長官が尹総長の職務排除に対して文在寅(ムン・ジェイン)大統領に事前に報告し、文大統領はいかなる反応も見せなかったという。大統領が事実上同意したとみるほかはない。文大統領は尹総長に任命状を与えて政府と与党にも厳正な捜査をしてほしいと述べた。尹総長はその要請に忠実に従った罪しかない。青瓦台(チョンワデ、大統領府)はこの事態に対する文大統領の立場が何かをはっきりと明らかにすべきだ。

尹総長は「一点も恥じることがない」として「違法な処分に法的対応」を予告した。違法的な命令であるだけに当然の対応だ。秋長官の措置に対する判断はまもなく裁判所に任せられる。権力の専横を防いで法治主義を守る賢明な決定を司法府に期待したい。これ以上、常識が崩れて非理性的な言動が横行する国になってはならない。

【#中央日報】コロナ患者に最も多い症状は「せきと高熱」ではない=英統計局

2020-11-26 04:53:29 | 新聞記事
新型コロナウイルス感染者に最も多く見られる症状はせきと高熱ではないという英統計局の調査結果が出た。
英紙ザ・サンなどは24日、英国国家統計局が8月15日から10月26日まで新型コロナ感染者の症状を調査した結果、すべての年齢帯で最も多く見られた症状は「味覚と嗅覚の喪失」だったと報道した。

統計局によると、新型コロナウイルス患者で最も多く見られた症状は味覚と嗅覚の喪失、高熱、せきの順だった。年齢帯別で新型コロナウイルスの症状には差があったが、せきの症状を見せる感染者はすべての年齢帯で20%を超えなかった。

すべての年齢帯で最も多く見られるは味覚と嗅覚の喪失だった。新型コロナウイルス患者のうち2~11歳の患者は35%ほど、12~35歳の患者は45%ほど、36歳以上の患者は35%ほどがこの症状を見せた。

このように新型コロナウイルス患者は年齢帯別に異なる症状を見せると伝えられた。英キングス・カレッジが収集した資料によると、新型コロナウイルス陽性判定された子どもの52%は成人が体験する症状を見せなかった。
専門家らはこれを根拠に、子どもの新型コロナ患者はほとんどが無症状患者であるかもしれないと明らかにした。子どもの新型コロナ患者に最も多く見られた症状は疲労感で、頭痛、発熱、のどの痛み、食欲減退などが後に続いた。

【#中央日報】「卑怯な大統領…検事総長が気に入らないなら直接叩け」…狙撃された「文大統領の沈黙」

2020-11-26 04:44:06 | 新聞記事
「楽しんでいる文在寅(ムン・ジェイン)大統領がはるかに問題だ」(朱豪英「国民の力」院内代表)。

尹錫悦(ユン・ソクヨル)検事総長の職務停止に対する野党「国民の力」の批判が文大統領に向けられている。職務停止措置を取った当事者は法務部の秋美愛(チュ・ミエ)長官だが、文大統領が秋長官にあらかじめ報告を受け事実上認めたという理由だ。

野党「国民の力」の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表は25日午前に党内の法律家出身議員会で「理由のようでない理由を挙げて検事総長を追い出そうと全政権が総動員された」と今回の事態を規定した。その上で「秋長官の暴挙も問題だが、裏でこれを黙認し楽しんでいる文在寅大統領がはるかに問題だ。(尹総長が)大統領の気に入らないなら本人が政治的責任を負って解任するなりすべき」と促した。

朱院内代表は秋長官と「共に民主党」に向けても「暴力団の集団暴行を思い起こさせる。めちゃくちゃでもこんなめちゃくちゃはない」と批判した。彼は「秋長官と与党陣営が尹総長の頭に入り事実でもないことを察して政治的目的があるという形で『観心法』を使うのは卑怯なことこの上ない。衝撃と失望を禁じ得ないという李洛淵(イ・ナギョン)民主党代表に対しても本当に衝撃と失望を禁じることができない」と話した。

「国民の力」で最多選の5期目の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)議員もやはり「真に卑怯な大統領」と文大統領を直接攻撃した。鄭議員はこの日フェイスブックに投稿し、「尹総長に近付く権力の弾圧を早くから予感していたがこのように破廉恥で赤裸々だとは思わなかった。これが果たして文在寅政権が生き返る道か」と主張した。「国民の力」ではこのほかにも「秋美愛を前面に出した文在寅政権の親衛クーデター。大統領の沈黙は卑怯だ」(尹永碩議員)、「大統領が指示したのでないなら秋長官は大統領の人事権に挑戦したもので、大統領が指示したのなら最も卑怯な統治」(金雄議員)など、文大統領に向けた批判があふれた。

陳重権(チン・ジュングォン)元東洋大学教授は「親文在寅586勢力の全体主義的性向が87年以降に韓国社会が熱心に積み重ねてきた自由民主主義を侵している事態」と指摘した。「左であれ右であれ、進歩であれ保守であれ、みんなが共有しなければならない共通の規則としての自由民主主義システムが崩れている。秋美愛と尹錫悦の戦いではない」という主張だ。陳元教授はその上で「あれをやった586勢力は自分たちが民主主義者と錯覚している。あんなことを民主化闘争と考える。崔章集(チェ・ジャンジブ)高麗(コリョ)大学名誉教授が引用したホアン・リンスの言葉によると『民主主義の最も危険な敵は自らを民主主義者として闘争していると確信する人たち』」と話した。

【#中央日報】韓国外交部長官「現政権、慰安婦被害者の声を傾聴…朴槿恵政府は不足していた」

2020-11-26 04:39:34 | 新聞記事
韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が24日、「現政権は慰安婦生存者の尊厳と名誉を回復するために彼女らとその家族、支援者の声を傾聴する努力を倍加した」と明らかにした。

康長官はこの日、ロッテホテルソウルで開かれた「第2回女性と共にする平和国際会議」の開会の挨拶で「われわれは生存者の声が重要だということを経験から学んできた」とし「前政府の慰安婦問題解決のための努力はあきらかにこの部分で不足していた」と話した。

康長官は「高齢の慰安婦おばあさんが何人も亡くなっている状況で、家族と市民社会はおばあさん方の尊厳性と名誉回復のために努力している」と強調した。

あわせて慰安婦問題をはじめ、性暴行問題を生存者中心に解決していくためには三つの原則が守られなければならないと提示した。

まず被害者と生存者に補償が行われ、他の形での補償の権利が全て守られなければならないと強調した。次に加害者に対しては必ず司法の正義を実現し、暴力の連鎖を断ち切らなければならないと強調した。最後に被害者と生存者、女性と女児の権益を拡充していくために努力していかなければならないと明らかにした。

康長官はまた、国連安全保障理事会が昨年4月に生存者中心のアプローチを強調した決議2467号を採択するなど、その間成果があったものの、国際規範と現実の隔たりは相変らず非常に大きく、新型コロナウイルス(新型肺炎)感染拡大で状況が悪化したと指摘した。