「日本の敵」速報(海外の反応特化)+新型コロナウイルス関連海外の反応等

「日本の敵」&「新型コロナウイルス」に関する情報をまとめていきます

【#中央日報】【Q&A】感染した人も接種すべきか、安全なのか…コロナワクチン10問10答

2020-11-30 03:53:14 | 新聞記事
米国で早ければ来月10日にも新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種が始まる。ファイザーとモデルナなど世界的製薬会社が臨床第3相試験で90%以上の予防効果を見せたという結果を発表し米食品医薬品局(FDA)の緊急使用承認を得られると予想されてだ。来年以降には世界的にコロナワクチンの普及が本格化する見通しのため期待感も大きくなっている。だが類例のない速いスピードで開発されたワクチンの安全性に対する懸念も依然として存在する。ワクチンと関連したよくある質問を整理してみた。

Q:今後のスケジュールは。

20日に米製薬会社のファイザーとドイツのバイオエヌテックは開発中である新型コロナウイルスワクチンに対して緊急使用承認を申請した。これに伴い、来月10日にFDAのワクチン関連生物学製品諮問委員会(VRBPAC)はファイザー・バイオエヌテックが申請した新型コロナウイルスワクチンに対する緊急使用承認を審査する。FDAの承認が出れば24時間以内にワクチンが配布される。その後米疾病予防管理センター(CDC)は接種ガイドラインを作り高危険群に限定された初回分の接種を進めるよう勧告する予定だ。米政府は2020年末までに約2000万人に必要な量のワクチンをファイザーとモデルナが提供するとみている。

Q:緊急使用承認とは何か。
緊急使用承認は2004年からFDAが公衆保健非常事態に対処するために導入した手続きだ。医薬品とワクチンをさらに低い根拠水準でさらに早く承認できる。これまでFDAは何百種類の新型コロナウイルス診断キットと治療方法などを承認するのにこの権限を使った。米国の歴史上、FDAがこれまで医薬品ではないワクチンに緊急使用承認を出した事例は米国内で炭疽病テロ事件が起きた時に炭疽病ワクチンを米軍関係者に承認した1件にすぎない。一部専門家らはこうした理由から数百万人に投与されるワクチンが簡単な手続きを踏むことが正しいのか疑問を提起した。しかし新型コロナウイルスが米国だけで26万人を超える人の命を奪っておりこうした声は弱まった状況だ。

Q:だれが先に接種するか。
来月米国当局の緊急使用承認が有力なワクチンの年内生産量は約4000万回分に限定されているが、これは約2000万人に投薬できる量だ。したがって世界保健機関(WHO)は優先接種対象者と関連した一般的なガイドラインを提示している。ただ国により少しずつ基準は異なる。

米国の場合、4つの優先順位接種グループを決めた。医療従事者、教育や食品産業の必須産業従事者、基礎疾患者、65歳以上の高齢層――だ。英国の場合、年齢をまず考慮する。療養院に入所する高齢者と療養院スタッフをはじめ、80歳以上の高齢者、75歳以上、70歳以上、65歳以上などに分け、年齢が高いほど優先的に接種される。一方、韓国政府は専門家グループと会議を通じ優先接種対象者を決めると明らかにした。韓国政府は「ワクチンの剤型や量、季節的要因を考慮して決めるだろう」と話した。

Q:ワクチンはどのように作用するか。
ファイザーとモデルナともに遺伝物質であるmRNAという新技術を使う初めてのワクチンになる見通しだ。弱くなったり死んだウイルスを使う伝統的ワクチン製造方式とは違う。ウイルスのたんぱく質を利用して免疫反応を得る方式でもない。代わりにコロナウイルスの遺伝子コードの一部分を超微細地質細胞に注入して投薬する。ワクチンは細胞が表面に突出するスパイクたんぱく質を作り出そうとする。すると人の体はこれを抗原と認識し免疫反応を起こす。

アストラゼネカがオックスフォード大学とともに開発したワクチンは、チンパンジーから見つかった風邪ウイルスであるアデノウイルスを弱めて活用するという点で2つのワクチンと異なる。このウイルスにコロナウイルスを注入して投薬すれば人の体は自然に免疫体系を形成する。

Q:安全性の問題はないか。
これまで報告されたファイザーとモデルナのワクチンの副作用は、高熱と筋肉痛、悪寒、頭痛などが大部分だ。深刻な副作用はなかったが、専門家らは長期的にもっと見守らなければならないと口をそろえる。FDAはワクチン投薬後も厳格に安全点検を持続すると明らかにした。

アストラゼネカのワクチンの場合、臨床試験結果をめぐっても議論が続いている。ニューヨーク・タイムズは「専門家らはアストラゼネカがデータを公開した方式でのミスと一連の異常、漏れなどが臨床試験結果の信頼性を弱めている」と25日に報道した。これに先立ちアストラゼネカは臨床試験過程での「投薬ミス」で効能が上がったと認めた。すべての参加者に1回分を投薬する予定だったが、測定ミスにより半分だけ投薬することになり免疫効果が増加したということだ。効能が90%に達するという投与方法を55歳以上の高齢層にはテストしていないという点も指摘された。また、こうした事実をアストラゼネカが直接明らかにしたのではなく、米国政府のワクチン開発プロジェクトである「ワープ・スピード作戦」を総括するモンセフ・スラウイ氏により公開された点も議論になった。

Q:ワクチンはどのように運ばれるか。
来月から始まるワクチン接種を控え米国全域では「ワクチン輸送作戦」が進行中だ。ファイザーのワクチンはマイナス70度以下の超低温状態で保管し最大6カ月まで効果が維持される。米貨物会社のUPSはファイザーのワクチンを低温で運ぶために独自にドライアイスの生産を始め、マイナス80度までワクチンを冷却できる超低温冷凍庫を発注した。別の貨物会社のフェデックスとDHLもドライアイスと超低温冷凍庫を確保したという。米ネットメディアのアクシオスは「CDCが近く超低温保管が必要ないワクチンが出るので超低温冷凍庫を買わないよう医療施設に勧告したが一部の病院はすでに冷凍庫確保に乗り出した」と報道した。

一方、アストラゼネカのワクチンは2~8度の常温でも6カ月間保管・運搬・取り扱いが可能で最大の長所に挙げられる。ただ該当ワクチンの効能に疑問が起こっただけにFDAの承認を先に通過しなければならないとみられる。

Q:超高速開発が可能だった背景は。
これまで最短期間で使用許可を得たワクチンは耳下腺炎ワクチンで、開発期間に4年がかかった。通常ワクチン製造には数年の時間がかかる。モデルナとファイザーがワクチン開発速度を画期的に減らすことができたのはmRNA方式を活用したためだ。これまではワクチンを製造するため卵で原料成分を培養するなどの手順を踏まなければならなかったが、mRNAワクチンはこの過程が不要だ。また、新型コロナウイルスが流行する前に、科学者はオンラインで共有された見本を通じウイルス性ゲノムと関連した実験を進めていた。

Q:すでに新型コロナウイルスに感染した場合は。
ワクチン臨床試験は新型コロナウイルスに感染した人たちを排除することはなかった。ただワクチンがどれだけの時間にわたり免疫を持続させるのかに対してはまだ確信できるほどのデータが得られていないため、CDCは関連ガイドラインをまとめている。

Q:人によって効果の良いワクチンがあるか。
専門家らはより多くの量のデータが蓄積されてこそこの質問に答えられると説明する。FDAのワクチン承認後、CDCのガイドラインによって個人に合うワクチンが接種されるものとみられる。

Q:別のワクチンの開発状況は
3つのワクチンのほかにも25日にロシアは独自に開発した新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の免疫効果を95%以上と発表した。スプートニクVはすでにロシア当局の使用承認まで受けた状態だ。この日中国国営製薬会社シノファームも子会社の中国国立生命工学グループ(CNBG)が開発した新型コロナウイルスワクチンを正式承認してほしいと中国の規制当局に申請書を提出した。CNBGのワクチンが正式承認されれば中国はロシアに続き世界で2番目に当局の承認を得てワクチンを一般に供給できることになる。

ただスプートニクVワクチンの場合、臨床最終段階である第3相の結果が出る前の8月11日に当局の承認を受け議論が起きたりもした。CNBGのワクチンも臨床試験の結果はこれまで公開されなかった。

【#中央日報】医療陣の次にだれにワクチン接種するか…40カ国の接種優先順位

2020-11-30 03:48:31 | 新聞記事
ファイザーとモデルナなどが米食品医薬品局(FDA)に新型コロナウイルスワクチンに緊急使用申請をし、ワクチン接種が見通せる圏内に入ってきた。だがまだワクチン生産量は感染拡大速度に追いつきにくい状況だ。その上で各国政府がいま「難しい決定」に直面しているとポリティコが27日に報道した。

だれに先にワクチンを接種するかということだ。ひとまず米国政府次元でワクチン開発を主導した「超高速作戦チーム」は段階的な接種を通じて来年5月までに米国内で集団免疫を獲得できるものと期待する。

だが米国などからワクチンの供給を受けなければならない他の国ではこの時期がさらに遅れるほかない。結局接種優先順位を決めるのは避けられないという話だ。

感染症の最前線にいる医療人材に最優先でワクチンを接種するという面ではどこの国でも異存はない。だが各論でも考慮すべき部分が多い。大型病院の清掃労働者が先に接種すべきか、地方の小都市の小児青少年科医がもっと必要なのか判断するのが難しいのだ。

「感染リスクが大きい人に先に接種する」という基本原則も実行段階では不透明になる。あちこちにウイルスを移す可能性が高いトラックドライバーがさらに危険なのか、そうでなければ糖尿を病んでいる50代がさらに危険なのかわからないためだ。

◇英国は年長者、インドネシアは生産人材にまず接種

医療人材の次に接種する対象を決めるのにも国ごと、文化ごとに少しずつ違いがある。

ポリティコが現在まで輪郭があらわれた40カ国の政府のワクチン接種基準を整理した結果、ひとまず年長者に優先順位を置いたところが多かった。英国の場合、保健省次元で年齢帯により11段階に分け、▽療養院にいる高齢入所者と勤務人材▽80歳以上の高齢者と医療人材▽75歳以上の高齢者▽70歳以上の高齢者――など、50歳まで順位を決めている。

日本でも基礎疾患を持つ人や高齢者を優先対象者にした。その上でワクチンが確保されれば先に接種を受けられるようクーポンを発行することにしたと今月初めに厚生労働省が明らかにした。

これに対しインドネシアの場合、むしろ18歳から59歳の市民にワクチンを先に接種するものとみられる。生産年齢層にまず免疫力を持たせるということだ。ロイターによると、インドネシア政府は中国シノバックとシノファームのワクチンを輸入し、来月初めから接種を始めると発表した。

インドもやはり優先接種対象となる年齢を50歳まで引き下げた。インドで80代以上の高齢者の新型コロナウイルス死亡率が60代より低かったという研究結果に基づく決定だ。だがインドでは50代以上の人口が2億6000万人もいる。まず必要量を適時に確保できるのか未知数という指摘がある。

◇原住民・黒人コミュニティなど社会的弱者優先する所も

ドイツもやはりワクチンの目標を入院患者と死亡者を減らすことに焦点を合わせているが、「国に必須の機能や公共生活を維持する人材」にも優先順位を置いている。こうした人材には医療陣のほか警察官、消防署員、教師などが含まれる。

医療福祉弱者を先に考える所もある。オーストラリアの場合、医療人材、高齢者のほかにも原住民を優先接種対象として考慮している。ニュージーランドもマオリ族コミュニティに初期にワクチンを供給することを検討している。米国ではカリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事が今回最も大きな打撃を受けた「黒人コミュニティに先にワクチンの恩恵が行きわたるようにする」と明らかにした。

ポリティコは、韓国や台湾の場合、新型コロナウイルスに対するコントロールがうまくいっており相対的に安心している状況だと評価した。したがってワクチンを速く求めるよりは、適正な価格で求めることに優先順位を置いていると伝えた。

韓国新聞記事ラインナップ【2020年11月28日分】

2020-11-29 07:15:34 | 新聞記事
*[韓国新聞記事ラインナップ]
【2020年11月28日分】
-【#朝鮮日報】【コラム】全体主義国家でしかあり得なさそうな出来事
-【#朝鮮日報】「朴槿恵政権は最悪だと悪口言ってごめんなさい」 ソウル大生が謝罪文
-【#朝鮮日報】【独自】内部の抵抗を無視して事あるごとに排除…尹検察総長職務排除決裁で担当の法務部企画調整室長が外される
-【#朝鮮日報】秋美愛法相・沈載哲検察局長直属の検事らも「尹検察総長職務停止は違法」
-【#朝鮮日報】「尹錫悦検察総長に対する職務停止命令の解除」求める裁判、今月30日開廷
-【#朝鮮日報】マンション価格高騰が呼んだ悲劇…賃貸暮らしの夫が妻を殺害後自殺 /ソウル
-【#朝鮮日報】【萬物相】金正恩委員長「海がコロナで汚染される」
-【#朝鮮日報】「認知症の老いぼれ」とバイデン氏を非難するも当選するや…北「米国を刺激するな」
-【#朝鮮日報】文正仁「米国でも中国でもない新たな国際秩序を築くべき」
-【#朝鮮日報】王毅外相、言いたいことばかり言って帰国「韓半島の運命は南北の手に」
-【#朝鮮日報】与党議員「韓国と中国は呼吸共同体、大気汚染はうまく解決できる」
-【#朝鮮日報】韓国の新型コロナ感染者504人増・死者6人増(28日0時)
-【#朝鮮日報】【社説】韓国軍の監視カメラに中国のハッキング用部品…ファーウェイ疑惑を深刻に考えるべきだ
-【#中央日報】ベル元在韓米軍司令官「北を追う韓国の核武装は災難に」
-【#中央日報】中国外相「南北が朝鮮半島の主」…2泊3日でバイデン氏牽制して帰国
-【#中央日報】ベトナム訪問したトランプ氏側近の屈辱…「細菌培養皿」扱い
-【#中央日報】「韓日指導者、トウ小平の知恵から学ぶべき」…過去を解決する「決断」要求
-【#中央日報】文大統領の支持率40%、過去最低に近づく
-【#中央日報】韓国、コロナ新規感染者504人…3日連続500人台
-【#中央日報】90%効果ワクチン製薬会社を狙った北朝鮮ハッカー
-【#中央日報】「金正恩委員長、為替の急落で大物両替商を処刑」
-【#東亜日報】国家情報院、「金正恩氏、為替急落で両替商を処刑」
-【#東亜日報】元在韓米軍司令官、「韓国の核武装時は同盟を失って孤立する」
-【#東亜日報】粒子状物質が再び猛威、今年はさらなる注意を
-【#東亜日報】米国のメゾソプラノ歌手「韓国声楽が成長するる理由、教えてみて分かった」
-【#東亜日報】米国側に立つなと迫りながら限韓令は解かない中国の傲慢さ
-【#東亜日報】仁川空港が水に浸る?
-【#ハンギョレ】日本の市民団体、三菱重工業に「強制動員解決を求める」はがき千通送る

【#朝鮮日報】「尹錫悦検察総長に対する職務停止命令の解除」求める裁判、今月30日開廷

2020-11-28 20:33:17 | 新聞記事
【初の検察総長職務停止】
 尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長が「秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官による職務停止命令の効力停止」を求めた申し立ての最初の裁判が今月30日に決まった。裁判所とその周辺では、尹錫悦総長懲戒とその程度を決定する法務部懲戒委員会が予定されている来月2日より前に、裁判所が秋美愛長官の処分効力を停止させるかどうかを決定するだろうという観測が広がっている。

 ソウル行政裁判所行政第4部(チョ・ミヨン部長判事)は30日午前11時に尹錫悦総長の申し立ての審問期日を非公開で行うことを27日、明らかにした。尹錫悦総長側と法務部はこの日、法廷で激しい攻防を繰り広げるものと見られる。法務部は「尹錫悦総長の不正は重大で、職務停止は避けられない」という立場だが、尹錫悦総長は「秋美愛長官が職務停止の根拠とした6つの理由は事実でなく、総長職務排除は取り返しのつかない被害を生む」として対立している。裁判所の結論は当日の30日か、または来月1日に出る可能性が高い。

 職務停止が尹錫悦総長に「回復困難な被害」を与える、と裁判所が判断すれば、これに対する本案訴訟の結論が出るまで、この効力を一時的に停止させる。そうなれば、尹錫悦総長は職務に復帰できる。来月2日に懲戒委員会を開き、尹錫悦総長に対する懲戒を確定しようとしていた秋美愛長官としては、大きな負担になる可能性がある。一方、裁判所が尹錫悦総長の申し立てを却下した場合は職務停止効果が継続され、その反対の影響を与えるものと見られる。

 法曹界では「裁判所は尹錫悦総長の執行停止申し立てを受け入れる可能性が高い」という見方が多い。検察総長の職務停止は事実上、「総長解任」と同じで、尹錫悦総長に大きな被害を与える措置だということだ。この件で裁判長を務めるチョ・ミヨン部長判事について、裁判所内では「きちょうめんで合理的な判事」という評価が多い。

チョ・ベッコン記者

【#朝鮮日報】【社説】韓国軍の監視カメラに中国のハッキング用部品…ファーウェイ疑惑を深刻に考えるべきだ

2020-11-28 20:23:29 | 新聞記事
 韓国軍が接境地域に設置する215台の監視カメラが、中国の悪性コード流布サイトに接続するよう設定されていたという。監視カメラの撮った映像情報が外部にまるごと流出しかねない、ということを意味する。韓国陸軍は、この監視カメラの納品契約を韓国国内の企業と結んだが、核心部に中国産のパーツを使っているということを後になって把握し、点検を行う過程で悪性コードを発見することになった。

 まさしくめまいを起こしそうな事件だ。休戦ラインからの敵の侵入を監視する韓国の警戒装置がどこに設置してあって、どのように運用しているのかを、中国に隅々まで覗き見られてしまうところだった-というわけだ。この情報が中国を経由して北朝鮮に伝えられていたら、どうなっていたか。北のスパイが韓国側の休戦ライン警戒状況を手のひらの上で眺めつつ出入りできる、という状況が広がることになる。

 事前に発見して情報流出を防いだのだから問題ないという形であいまいにやり過ごせる事件ではない。個別の企業の対外取引も共産党の統制下で行われる中国の体制の特性上、今回の事件の背後にも中国当局が存在しているかもしれない、とみるべきだ。中国政府に真相究明要求をしなければならない。それでこそ再発を防げる。

 今回の事態は、中国の通信装置メーカー「ファーウェイ(華為技術)」がバックドア(ハッキング技術)を通して安全保障関連の機密事項を盗み出し、中国政府に渡すだろうという米国政府の警告を思い起こさせる。韓国政府と韓国軍当局は、安全保障関連のデリケートな施設で中国製の装備を使用しているかどうか、全面的に再調査すべきだ。企業が使っている中国製通信装置についても、「民間側で考慮し、判断すること」という形で放っておくべきことではない。

【#中央日報】90%効果ワクチン製薬会社を狙った北朝鮮ハッカー

2020-11-28 20:16:27 | 新聞記事
北朝鮮のハッカーと推定される勢力が新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発中の多国籍製薬会社アストラゼネカに対するハッキングを図ったが失敗したと、ロイター通信が27日(現地時間)報じた。ハッキング攻撃は、アストラゼネカのワクチンが90%の免疫効果があるという第3相臨床試験の中間結果が最近発表された直後にあった。

ハッカーはリンクトインやワッツアップなどオンライン上で採用担当者を装い、アストラゼネカの職員に接近した後、システムに無断で接近するために悪性コードが入った文書を送ったことが把握された。ハッカーは新型コロナ研究担当職員を含む広範囲を対象にしたが、成功しなかったようだと、ロイター通信は伝えた。

これまで北朝鮮が新型コロナワクチンと治療薬のハッキングを狙っているという疑惑があった。これに関連し、マイクロソフト(MS)は北朝鮮とロシアのハッカーが韓国や米国などの新型コロナワクチン研究のハッキングを図ったと疑われる点が見つかったと13日、明らかにした。MSは「カナダ、フランス、インド、韓国、米国内の主な製薬会社とワクチン研究者が標的」とし「目標の大半は新型コロナワクチン臨床試験をしているワクチン製造会社」と説明した。

米国の民主主義防衛財団(FDD)のマシュー・ハ研究員は4日、ラジオ・フリー・アジア(RFA)で、新型コロナ事態で世界的に在宅勤務が増え、北朝鮮ハッカーのサイバー攻撃が増えていると分析した。

韓国新聞記事ラインナップ【2020年11月27日分】

2020-11-28 18:37:47 | 新聞記事
*[韓国新聞記事ラインナップ]
【2020年11月27日分】
-【#朝鮮日報】韓国軍の監視カメラに遠隔アクセス可能…中国に映像流出しかねず
-【#朝鮮日報】「中国企業が韓国軍に納入した監視カメラ215台に機密を盗む悪性コード」
-【#朝鮮日報】ねじが緩み切った韓国軍…フェンスのねじも外れていた
-【#朝鮮日報】駐日韓国大使「韓日関係の打開に最善尽くす」
-【#朝鮮日報】大韓航空、米空軍F16戦闘機の寿命を延長
-【#朝鮮日報】文大統領支持率40% 8月以来の低水準
-【#朝鮮日報】中国外相「朝鮮半島の運命は南北の手に与えるべき」 韓国国会議長に
-【#朝鮮日報】【社説】中国で序列25位以下の王毅外相、韓国に来れば国家元首クラス
-【#朝鮮日報】来韓した王毅外相「世界には米国しかないわけではない」
-【#朝鮮日報】米国、王毅外相の訪韓に合わせて中国共産党を批判
-【#朝鮮日報】習近平主席の訪韓時期問われた王毅外相、記者のマスク指し「新型コロナ収まらなければ」
-【#朝鮮日報】韓国の新型コロナ感染者569人増・死者1人増(27日0時)
-【#朝鮮日報】【社説】月城原発1号機でっち上げ、組織犯罪犯した産業通商資源部を訪ねて表彰した丁世均首相
-【#朝鮮日報】富山県黒部市が義援金 台風被害の韓国・三陟市に
-【#朝鮮日報】世界記憶遺産「直指」 グローバルサイト開設=韓国
-【#朝鮮日報】「博士部屋」チョ・ジュビン被告、一審で懲役40年
-【#朝鮮日報】ソン・ガンホとキム・ミニ、米NYT「21世紀の偉大な俳優25人」に
-【#朝鮮日報】平昌オリンピック記念館が来月オープン
-【#朝鮮日報】スマホ利益 サムスンの世界シェアが3割超=アップルは低下
-【#朝鮮日報】村上春樹の短編小説集「一人称単数」 韓国で出版
-【#中央日報】【時論】初の粒子状物質訴訟、3年間、何が変わったのか=韓国
-【#中央日報】【グローバルアイ】リンチピンと悪党=韓国
-【#中央日報】【中央時評】韓国の民主主義、危機なのか
-【#中央日報】【時視各角】失明危機のNANTA企画者の「耐えて、また耐えて」=韓国
-【#中央日報】【社説】組織全体から不信任を受けた韓国法務部長官の解任を
-【#中央日報】5回目となる韓日WTO紛争の結論が来週に…日本、初めて勝訴か
-【#中央日報】ハワイを狙い爆撃機、台湾攻撃用上陸艇…中国「国防力も世界2位に」
-【#中央日報】中国外交部長の「尖閣は中国の領地」に猛反発の日本「習氏、来なくていい」
-【#中央日報】韓国国会議長「韓半島決定権、南北両側に」…中国外交部長「南北が主人」
-【#中央日報】韓国大統領統一外交安保特別補佐官「韓日が協力すれば米中仲裁が可能」
-【#中央日報】トランプ氏「コロナワクチン、来週に配送開始」
-【#中央日報】韓経:米国務省「韓国戦争は南侵…抗米援朝の主張はねつ造」
-【#中央日報】ワクチン効果論議のアストラゼネカ「追加臨床試験を実施」
-【#中央日報】中国外交部長、日本には「一衣帯水」・韓国には「守望相助」
-【#中央日報】中国外交部長、前与党代表との夕食会で「南北戦争の破局防いだ」 文大統領をヨイショ
-【#中央日報】1回分の半分を打ったのにさらに効果? 怪しいアストラゼネカのワクチン
-【#中央日報】ソウル入りした中国外交部長「この世には米国だけがあるのか、韓中が活発に往来を」
-【#中央日報】文大統領の支持率4ポイント下落の40%…検察総長職務停止の影響
-【#中央日報】韓経:中国産の韓国軍監視カメラ、ハッキング用悪性コード見つかる
-【#中央日報】WSJ「バイデン氏、WTO事務局長選候補の兪明希氏をやめてナイジェリア候補を支持するかも」
-【#中央日報】18階から飛び降りた男性、車のサンルーフ突き抜けて助かる=韓国
-【#中央日報】韓国首相「一日感染者数2日連続で500人台、今阻止できなければ1000人も現実化」
-【#中央日報】「アルツハイマー治療薬、4-5年以内の開発に期待」
-【#中央日報】「韓国、ドイツに続いてソフトパワー世界2位」=英誌
-【#中央日報】韓国高検長、地検長も反発…「検察総長職務排除を憂慮」声明
-【#中央日報】「北で幹部ら処刑…トランプ氏との関係無用で不安感」
-【#中央日報】「閉鎖された開城工業団地で人波と車両など活発な動きを捉えた」
-【#中央日報】韓国統一部長官、1984年の金日成主席の洪水支援言及し「北朝鮮の食糧支援必要」
-【#中央日報】韓国、フランスから「LNG技術」独立可能か
-【#中央日報】韓国全羅南道、農水産食品の常設販売場1号店を東京新宿に開設
-【#中央日報】韓国ユニコーン企業数世界6位…日本より多い
-【#中央日報】サムスン、6年ぶりにスマートフォンの利益率最大…アップルと格差縮めた
-【#中央日報】韓国科学技術情報研究院、ポストコロナに有望な10大技術選定
-【#中央日報】韓経:6710万ウォンの「レクサス」より税金多い4870万ウォンの「グレンジャー」=韓国
-【#中央日報】ロッテ、50代前半CEOを前進配備…役員100人余りが退任
-【#東亜日報】王毅中国外相が訪韓、「世界に米国だけあるのではない」
-【#東亜日報】中国製の軍装備からマルウェア発見
-【#東亜日報】泰安に340億ウォンをかけて「海洋治癒センター」を建設
-【#東亜日報】時間を戻す「若返りの技術」を発見
-【#東亜日報】日本の強制徴用炭鉱5ヶ所の「痛い歴史」の記録物を公開
-【#東亜日報】1日に583人感染、無原則の手遅れ対応が招いた第3次大流行
-【#東亜日報】新型コロナのワクチンは東京五輪を救えるか
-【#ハンギョレ】[社説]検察の「裁判官査察」疑惑、迅速な究明が必要だ
-【#ハンギョレ】韓国防衛事業庁、韓国型パトリオット「天弓2」の引き渡しを開始
-【#ハンギョレ】文大統領、習主席のメッセージに「新たな30年に向けた長期協力案を設けよう」
-【#ハンギョレ】韓国検察総長、「判事査察」議論の文書を公開…判事の細かな個人的内容が記載
-【#ハンギョレ】[コラム]日本学術会議、6人はなぜ「菅ブラックリスト」に載ったのか
-【#ハンギョレ】[ニュース分析]中国外相が韓国記者の“マスク”に注目した理由とは
-【#ハンギョレ】テレグラム「博士ルーム」チョ被告に懲役40年…「デジタル性犯罪」厳罰の第一歩
-【#ハンギョレ】「午前4時に退社…夢の中でも仕事」倒れる寸前の疫学調査官たち
-【#ハンギョレ】半分の方が効果が大きい? アストラゼネカのワクチン臨床試験の謎

【#朝鮮日報】韓国軍の監視カメラに遠隔アクセス可能…中国に映像流出しかねず

2020-11-28 07:44:30 | 新聞記事
安保支援司令部の調査で弱点を発見
米国に韓国軍との情報交流を避ける発端を与えかねないとの懸念も

 韓国軍の配備した監視カメラシステムが、中国に情報が流出し得るように設計されたものだったことが判明し、大きな波紋が広がっている。韓国国防部(省に相当)は26日、「納入された監視カメラシステムからこのような事実が発見され、緊急措置を取っている」とし「監視装置はまだ稼働しておらず、実際に軍事機密が流出してはいない」とコメントした。だが韓国野党は「軍事安保支援司令部が実施した海岸警戒システムに対する調査の結果、随所でセキュリティー上の弱点が明らかになった」と批判した。

 安保支援司令部が警戒システムの脆弱(ぜいじゃく)点を点検した結果によると、中国製の核心パーツを使った215台の監視カメラ全てが中国の悪性コード流布サイトに接続するよう設定されていた。このサイトを通して悪性コードが流入したら韓国軍の映像情報が中国など外部に筒抜けになりかねない、ということを意味する。また、韓国軍の監視カメラシステムに遠隔アクセスできるようになっていた。非認可ユーザーが監視システムに侵入できる、ということだ。映像情報の保存先もUSBメモリーなど他の装置に変えることができた。誰が、何の目的でこれを設置したのかは確認されなかった。高麗大学情報大学院の林鍾仁(イム・ジョンイン)教授は「個別の監視カメラを管理するシステムが悪性コードに感染したら、韓国軍の監視システム全体がコントロール、操作、歪曲(わいきょく)されかねない」と語った。

キム・ヒョンウォン記者 , 梁昇植(ヤン・スンシク)記者

【#朝鮮日報】【社説】中国で序列25位以下の王毅外相、韓国に来れば国家元首クラス

2020-11-28 07:39:16 | 新聞記事
 中国の王毅・国務委員兼外相が26日、韓国外交部(省に相当)の康京和(カン・ギョンファ)長官との会談に24分遅刻した。外交部庁舎から4-5キロしか離れていないホテルから出発したにもかかわらず、「交通渋滞」を口実にした。会談の冒頭では謝罪の一言もなく、昼食会になってやっと理解を求めたという。会談直後、「米中対立」について問う質問に王毅外相は「この世界には米国だけが存在するわけではない」と述べた。米国の同盟国である韓国に来て「米国の側に立つな」と圧力をかけたのだ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が握手を求めると、「コロナ防疫を理由に予定にはなかった儀典」との理由でぐずついた。昨年12月に来韓した際には、韓国側の関係者100人を突然昼食会に呼びつけておきながら37分遅刻した。謝罪もなかった。その一方で王毅外相は米国務長官が30分遅刻した際には、謝罪を受けても顔を赤らめたような人物だ。

 王毅外相の中国共産党における序列は25位以下だ。政治局員でもない中央委員だ。それでも韓国に滞在する期間、大韓民国において序列1位の大統領、2位の国会議長、さらには元与党代表、大統領特別補佐官や側近などに次々と会う。自家隔離中の与党代表は「コロナの渦中における来韓に大きく感動した」という手紙を送った。ある長官は会談に応じてさえもらえなかった。これとは別に序列がより高い中国の楊潔チ・外交政治局員は今年8月に来韓した際、文大統領に会いに行くこともなく、ソウルではない釜山で青瓦台(韓国大統領府)安保室長だけに会って帰国した。このあり得ない動きに韓国も中国も今なお一言の説明もしていない。

 中国は周辺国と平等な立場に基づいた外交をしてきた歴史がない。常に朝貢外交だけだった。このような国を相手にする際、軽々しく頭を下げるとその後も無視され続ける。ところが韓国政府は中国が文大統領の特使を香港行政長官の席に座らせても、大統領の取材記者が激しく集団暴行を受けても、さらには王毅外相が大統領の腕をたたいても一言の抗議さえしなかった。コロナの感染が一気に拡大していた当時も中国からの入国は一切制限せず、また中国が6・25南侵を歪曲(わいきょく)しても沈黙した。中国を前にすると「猫の前のねずみ」だ。世界10位圏の民主国家の国民にこれ以上恥ずかしい思いをさせないでほしいものだ。

【#中央日報】ワクチン効果論議のアストラゼネカ「追加臨床試験を実施」

2020-11-28 07:21:30 | 新聞記事

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のワクチン
英国製薬会社アストラゼネカが効果に対する疑問が提起された新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のワクチンに対する追加臨床試験を実施すると明らかにした。

アストラゼネカの最高経営者(CEO)のパスカル・ ソリオ氏は26日(現地時刻)、ブルームバーグ通信とのインタビューで「私たちがより良い効果を見せる方式を発見しただけにこれを立証しなければならない。さらなる研究が必要だ」と話した。彼は追加臨床試験について「もう一つの国際的研究になるだろうが、すでに(低容量投薬方式が)効能が高いということが分かったため、さらに少ない数の患者に限って必要な分は早急に進められるだろう」と説明した。このために英国や欧州連合(EU)でワクチンの承認が遅れることはないだろうと見通した。米国では承認にもう少し時間がかかるものと予想した。

これに先立って、アストラゼネカは自社が開発しているワクチンの第3相臨床試験の結果、平均免疫効果が70%だと発表した。特に、1次接種の時は1回分定量の半分だけを投与して2次接種で1回分の定量を投与した人々の免疫効果が90%まで増加したと説明した。

ところが、アストラゼネカは1次接種で半分だけを投与したのが研究チームのミスのためだと認めた。しかも、1回目の投薬で1回分の半分を打った参加者の中で高齢層がいなかったという点と公開した分析結果が英国とブラジルでそれぞれ違う設計をした臨床試験の結果を総合した点など問題点が提起された。これによって専門家らは米国などでアストラゼネカの新型肺炎ワクチンの緊急使用承認の可能性が小さくなっていると評価した。

ブルームバーグ通信はアストラゼネカの新しい臨床試験が少ない量のワクチンを投与する場合、既存発表のように90%の免疫効果が有効なのかを明らかにするうえで活用されるだろうと報じた。

アストラゼネカの研究チームは服用量によって免疫効果が違う原因をまだ究明できずにいる。