2.6m(縮尺1/100)ラジコン宇宙戦艦ヤマト製作記(現在帆船模型に浮気中)

縮尺1/100(全長2650mm)の宇宙戦艦ヤマトを作っていく日記です。現在は帆船模型に浮気中

3Dプリンターは悪魔の道具・・・・

2020-05-18 07:57:01 | 駆逐艦天津風製作

てなわけで

我が造船所で大活躍している3Dプリンターですが

大活躍と同時に悪魔のささやきもしてきます・・・・

そう 

現プリンターi3mega「俺では細かい造形出来ないんだぜ~ 光造形の3Dプリンターだと細かく出来るぞ~」

とか

現プリンターi3mega「いまは光造形のプリンターも 3万位で売ってるぞ」

など・・・

 

そう!

現在のFDM式のi3megaでは 想定していた細かい造形が難しいのです・・・

特に艦橋内部の双眼鏡やらいろいろな物は・・・

実際に何個かやってみましたがそのどれもが失敗・・・

(まぁ 0.4mmのノズルで0.2mmのナットの再現とか そら無理ですわ・・・)

でっ やっちまいましたよ

新しいプリンターゲットです・・・

いえ 

ちゃんと悩みました!

悩んだんです!

これ以上どう悩めばいいんですか!!(byバナージ風)

と 言う位悩んだんですが

買うのは簡単です・・・ポチればいいんですから・・・

そんなわけで はい 到着です~

写真 右側が 新型機になります

前回と同じ ANYCUBIC製の

PHOTONになります

UVレジンを使用し光造形していく装置ですね~

でっ 早速 製作!と行きたいところなのですが~

今回購入するに当たって機械を改造しないと置き場が無い!

ということがわかりきっておりまして

カバー開閉用の扉を改造しました

通常はこの様なヒンジが付いておりカバーを上に跳ね上げるタイプなのですが

どうしても 上の写真の様に棚の上に置かなければならず

そうすると上の棚が引っかかって

カバーが開かない・・ということになります

そこで~

ヒンジを改良し 奥の白い奴にしました

こいつは 前回の3Dプリンターで製作したのですが

カバーを溝に入れて引っかける構造にしています

これにより カバーの取り外しが可能となり

棚へ置いても製品の製作が可能となりました~

机の上では無く 棚に置きたい人にはお勧めの改造ですね~(言ってくれればプリントデータ渡せます^^)

もっとも 開け閉めのたびにカバーをどこかに置かなければなりませんが・・・

(それでも机の上を占領することを考えれば うちでは全く問題にもなりません!)

他にも この機種ではZ点あわせが面倒とか書いてあり

EAZY Z=0と言う物を装着すると格段に楽と書いてあったのですが

どうも取り扱いがすでに無いらしく

仕方ないので 自作しました

上の写真中央の銀色の奴ですね~

表面処理は面倒なのでしておりませんがアルミ製になります

(欲しい方がいれば見積もります もっとも結構しちゃうと思いますが・・・・)

いろいろなホームページを拝見し形をまねたので まず問題無いでしょう~

(って言うか プリントしても問題無かったので大丈夫なはずです・・・たぶん)

でっ 色々改造してから 印刷してみました~

こいつの前に本当はサンプルも印刷したのですが

写真撮ってなかったです

とはいえ 本当にしたかったのは船部品の印刷ですから

まぁOKでしょう~

見てあげてください!

前回はこんなにぼろぼろだった 窓枠が

上記のようにしっかりと!

太さ1mmなのですがしっかり再現されています

他にも

主砲のカバーもこの様にすべすべに

積層跡が殆ど分かりません!

さすが光造形

ここまでの物が作れる機械が 3万円位なんて

すごくいい世の中になりました

どんどん堕落していく自分が 手に取るように分かります・・・・(おぃ

だって こんな物も印刷出来るんですよ~

艦橋内部の 双眼鏡等です・・・・

こんなん もう老眼の私には 作るとしたら苦行以外の何物でも無いです^^;

それがわずか 1時間ほどで・・・・(最も設計には時間がかかりますが・・・・)

もう 自分3Dプリンター無しでは ラジコン製作出来ない体になってしまったのが分かります・・・(ぉ~ぃ

こんなにすごい光造形ですが 全く問題無いわけでは無く

まず!

UVレジンを使う場合 結構匂いがします

それも 長時間そのまま吸うとやばそうな匂いです

換気は必須ですし 一般家庭のお部屋ではクレームが来そうです・・・

部屋でやる場合は 匂い対策必須ですね~

次に

FMD式と違い 1回1回片付けが必要です

プリントするベースやらレジンを入れる槽やらを

アルコールで洗わなければなりません

慣れれば15分位ですが されど15分です

面倒なことに変わりはありません

将来的には 水性レジンの使用を考えています~(アルコール洗浄が必要ないそうなので)

 

とまあ 面倒+匂い等有りますが

それでも ここまで精巧な物が出来るのは

模型作りでは かなりのアドバンテージでは無いでしょうか?

想像次第でいろいろなことが出来そうです

すでに プリンターの改造部品をプリンターで作るとかしてますしね

レジンであれば モーターベースなんかも行けるかもしれません

そんなわけで 今回のブログは

船製作と言うより 3Dプリンターの広告になってしましました^^;

 

あ~ 他にもやったことあったんですけど

長くなったので 今日はこの辺で~^^;


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2 コメント

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Unknown (ゆきなつ)
2020-05-20 21:39:46
こんばんは 緋天さん

清水の舞台から飛び降りたのですね。)^o^(

でも、飛び降りた甲斐があったみたいですね。

かなり精巧なモノが製作できて、良いですね。

最強のツールかもしれません。

が、私には ムリみたいですね。

これからも素晴らしい作品が生まれてくることでしょう。
楽しみにしています。
返信する
Unknown (緋天)
2020-05-22 07:58:44
>ゆきなつさん
いや~ かなりのダイビングでしたよ^^;
そのかいあってかなり細かい物が作れます
発想と図面を書く根気次第では
確かに最強ツールになりえそうです
とりあえず 使いこなせるように頑張ってみます~
返信する

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