伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

街頭宣伝/ウグイス/小中生教育の環境充実を

2016年04月13日 | いわき市
 くやしかった。

 いつものように、愛犬の散歩で、いつものコースを歩きました。

 いつものところで、ウグイスがさえずっていました。

 とてもクリア、とても大きく聞こえました。

 間違いなく近くにいます。

 と、考えた時に、そう、5m先の地上1mを小鳥が横切りました。

 ウグイスに違いありません。

 現実に、いままで右方向から聞こえていたウグイスのさえずりが、左方向の林の中から聞こえてきます。

 きょうも、ウグイスの姿を写真にとらえることができませんでした。

 いつも同じ所にいるウグイス。ヒノキの木のところなのですが、茂った葉陰を見上げると、小鳥が枝を渡る姿をたびたび見かけてきました。

 しかし、その姿をカメラで追うことができていませんでした。

 それほどウグイスは用心深いのです。

 次こそは写真に収まって欲しい。絶対悪さはしないですから・・。

 ところで、ウグイスはなんとさえずるでしょう。

 「ホーホケキョ」。

 確かにそんなウグイスもいる。

 でもウグイスの個性は豊かです。今朝の散歩でもつくづく感じました。

 きょうだけで、散歩の途上、また自宅の側も含めて4羽のウグイスのさえずりを聞きました。

 前述の、目の前を横切ったウグイスのさえずりは「ホーホキョィキョイ」という感じ。何度聞いても「ホーホケキョ」とはさえずりません。

 また別のウグイスは「ホーホホホケキョン」。さらに別のウグイスは「ホーホケチョン」。全くさえずりの音色が違うのです。

 私の自宅の近くでいつもさえずるウグイスは、「ホー、ホケキョイ」です。

 人間に個性があるように、ウグイスにも個性がある。どのさえずりを聞いても良い声です。その個性を、思い込みに当てはめてはいけないと、肝に命じておかなければならないと思いました。

 今朝も寒い朝でしたね。散歩の途上に育つヤマザクラは、花が盛りになってきました。



 いつもモミジイチゴを見ています。この花は地上を見つめるように、下向きに開きます。

 よく見ると、空を仰ぎ見るように、上向きの花もありました。ニガイチゴです。



 自宅近くでは相変わらずシジュウカラがうるさくさえずります。



 「ピーツピー、ピーツピー」

 さえずりの意味は危険を伝えるもの。この小鳥の近くにパートナーがいるのでしょうか。

 自宅で食事を済ませた後、勿来地区の党後援会の方といっしょに街頭宣伝をしました。



 6ヶ所で立ち止まり、暮らしを支える経済政策と戦争法制の廃止を訴えました。

 車が移動中のアナウンスもしたものですから、2時間、ほぼしゃべりっぱなし。

 これだけ続けると、最後の方はボーとして、何をしゃべっているのかあいまいになってきました。それでも、何かは伝わったのだろうと思います。

 さて昨日書いた「日本共産党議員だより」は、入学式と教育施策をテーマにしました。

 お読みください。



春・新入学に思う/さらなる教育環境整備は大切な課題


 新入学の季節です。学校教育を通じて子ども達がすくすく成長することは、市民の共通する願いです。新年度の新たな取り組みを紹介し、少し考えてみたいと思います。(伊藤浩之)

 桜がほぼ満開の中での入学式に、子ども達はどんな思いを持って臨んだのでしょうか。
 入遠野小学校の新入生は12名。校長先生から新しい教科書を受け取るしぐさは立派なもの。とても良い子たちです。

 校長先生は、一つは学んで、遊んで、しっかり食べること、二つに交通事故に気をつけるなど自分の命は自分で守ろうと、言葉を贈りました。

 そして在校生は、「入学を楽しみにしていました」と歓迎し、学校生活には、「わくわくどきどきがあります。元気に学校に来て、楽しい学校生活をいっしょに作っていきましょう。わからないことは何でも相談してください」と呼びかけていました。


4月6日のブログ使用写真の再掲


 先生や頼もしい上級生に見守られて、きっとこれから楽しく学校生活を送る事ができることでしょう。

 新入生たちが、これからどれだけ成長していくのか、多くの市民が期待を持って見守っていると思います。

 その成長を支えるのは教育行政の役割です。

保健室にエアコン設置


 その教育行政は、今年度、いくつかの新規を含めた事業に取り組むことにしています。

 一つは、小中学校保健室と幼稚園の保育室へのエアコンの設置です。

 歓迎できる事業です。でもなぜ保健室等だけなのでしょう。
 市教育委員会は、「児童の熱中症による重症事故を防ぐこと」などが目的だといいます。

 しかし、熱中症にならないことを、目的に据えなければならないのではないでしょうか。
市教委は、設置の拡大を「当面予定していない」としています。

 今後は「重症事故」への対応から、「熱中症防止」に事業目的を切り替え、教室すべてに設置をめざすことが必要だと思います。

 市長は、「教育」を大切にすると言っています。だからこそ率先して取り組むことが必要だと思います。

学習支援・必要な子どもに手が届く制度に


 二つ目に、中学生を対象にした、プロの専門講師による学習支援サポート連携事業です。

 本年度は、市内二つの中学校で試行的に実施するとしています。

 この事業を通じて、子ども達が自ら学ぶ力をつけ、そこから得られた指導のノウハウを、学校の指導に活かしていくことをめざす事業とされています。

 どんな生徒達が受講できるのかが気がかりです。
 日本共産党市議団は、貧困の連鎖を防ぐために、低所得世帯への学習支援の実現を求めきました。

 この事業は、低所得世帯を対象にしたものではありません。

 しかし、塾に通っていない生徒などが、この事業の対象となると想定できます。
 このことから、一定程度、低所得世帯の子ども達の学習支援につながる事業として期待ができるものです。

 この事業を、学力の高い子ども達を視野に入れてさらに学力向上をめざす事業とすることなく、いわき市の子ども達全体の学力向上をめざすものとして運用していくことが大切だと思います。

 そして三つ目に、今年度、学校図書館司書の人数が25名から42名に増やされます。 

 全校に一人ずつの配置とはいきませんが、配置は厚くなります。この効果で子ども達の図書利用がすすみ、生きる力をしっかり身に着けることが期待されます。

子ども達のがんばり支援に力を注いで


 式では子ども達に、こう話しました。

 小学1年生には、「次にあう時に、元気なみんなに会えるといいですね」、中学1年生には、「努力の結果、3年後にこの学校を巣立つときに、みなさんの夢と希望が花開くことができますよう期待しています」。

 子ども達の努力を支えるために、教育環境整備にいっそう力を注ぐことが求められていると思います。

 読者のみなさんは、どう思いますか。ご意見やご要望など、なんでもお寄せください。 


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