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「残虐ゲームの規制」に申す

2005年03月09日 | 雑記
大阪で起こった教師殺傷事件を受け「残虐ゲーム」の販売規制を行う
討議が大阪府始め各都道府県でなされている。
現在のTVゲームには、一応CERO倫理規定というのがあって、
全年齢、CERO12(12歳以上)、CERO15(15歳以上)、CERO18(18歳以上)
という表示をソフトに貼ってあるが、販売の規制をしているわけでは無い。
あくまで「推奨」という意味合いだけである。
だから、最近発売されたバイオ4だって、CERO18規定が成されているが
18歳以下に販売禁止しているわけでは無い。小学生だって買えるのだ。
この要請を受けて、ゲーム業界は攻勢のスタンスである。
「表現の自由にかかわる」と。

私は小学生の頃からゲームの世界にどっぷりハマっており、
ゲームセンターで先生に何度も目撃され注意されながらも(笑)
ゲームをやり続けてきたので、幼少期からゲームに影響を与え続けられていたことになる。
だからと言って、特別に凶暴な訳でもなく、いたって普通の性格だ(と思う(笑)
この事は、自分の身を持って証明出来ている。

しかし、だ。
現在の映像技術を持ったゲームが幼少期に与える影響を知ることは、出来ない。
画面では自分の分身に等しい等身大の人間がザクザク人を斬りつけたり、
撃ったりすることが出来る。
この映像を幼少期より慣れ親しんだものなら・・・?
規制への動きは、やむを得ないことになるだろうと思う。

それでは、「線引き」はどうするのか。
それは「残虐」という事が、どういうことなのかを明確にする必要がある。
「バイオ」は、あくまで怪物を攻撃するゲームである。それが残虐だというのなら
戦争をテーマにした、人を殺傷するものや、スパイもの・・・。
・・・つまり、FPS系統のゲームは軒並みアウトである。
そんな馬鹿な、と言う人が多いと思う。私もそうだ。
ただ、やはり子供に与える影響が分からない限りは、規制していくべきなのである。

そして、この規制がゲームだけ、というのなら片手落ちである。
映画やTVドラマなど、ヴァイオレンスシーンが登場するメディアであれば、全て規制して欲しい。
やれ、ゲームが悪者だという者には、もう飽きた。
誰の目にも触れるTVメディアをまず槍玉に挙げろ。
簡単に人が死ぬようなドラマを放映するな。
体裁を取り繕った正義は、もういらない。
本質を突いた行動を起こさなければ、すぐに見抜かれる。
子供だからと言って決して侮らないことだ。

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