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TPPについて!

2011-11-11 00:41:27 | 経済
TPPとは、もともとシンガポール、チリ、ニュージーランド、ブルネイの4カ国が提唱し、
2006年に発効した経済連携協定だ。
そこへ、アメリカ、オーストラリア、ベトナム、マレーシア、ペルーが参加表明し、
プラス日本が参加しの、これら10カ国が、
ハワイのAPECで議論していこうとしている。

日本は既に、TPPに参加する9カ国のうち、
7カ国との間でFTA、または、EPAを結んでいる、
もしくは、締結予定になっている。
TPPに日本が参加することによって関税の撤廃になるのは、
アメリカとニュージーランドだけだ。

このたびTPPに参加するメリットはどれだけのものか?
また、日米間、対ニュージーランドとののFTAではだめなのか?

政府は、国民に対して詳細を発表せずしてTPP参加表明をしようとしている。
状況が把握できないまま、YESと言わされている感があるため納得しがたい。

TPP参加9カ国に日本を加えた10カ国のGDPのなかで、
アメリカが占める割合は7割、日本が占める割合は2割だそうだから、
日米だけで9割を占めることになり、
この意味でもTPPというのは、日米間の問題である。

今後、それらの国の経済発展を取り込みたいとしても、
今じゃなければならないのか?
中国やインドの経済力を取り込めないがよいのか?

現在の日本にとってTPPは、実質的に日米間の問題なのだ。
アメリカの工業製品の輸入に課している関税は低いので、
撤廃されても日本には、ほとんどメリットがないように思う。
例えば、乗用車は2.5%、テレビは5%にすぎない。

一方、日本が農産物に課している関税を撤廃したら、
関税778%のアメリカからのコメを含むあらゆる農産物が輸入され、
日本の農業は、衰退していくだろう。
これらのデメリットをメリットがどれだけカバーできるのだろうか?

これらの点においても、TPP交渉に参加したときに、
どれほど交渉する余地があるのか、
また、条件次第では、交渉離脱する余地についても、
もう少し説明してほしい。


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