トイプーココアとともに

ブラウンヘアーとヘーゼルアイ、タイニーな彼女の名は「ココア」。魅惑の生活を少しだけ…

左膝も…

2012年09月02日 12時28分36秒 | 膝疾患 と ココア
以前、右後ろ足膝の手術をしたココアさん。

やっと普通にお散歩もできるまでに回復したのですが、
今度は左後ろ足膝が…。

また膝蓋骨脱臼か…と思ったのですが、
検査したところ靭帯が切れてるとの事。

ただ、前回と違って急いで手術する必要はないらしく。

1ヶ月ほど様子を見て、
手術しない治療をしていくか手術した方がいいかを
見極めるとのこと。

炎症止めの薬を飲んでるからか痛くは無いようで、
ジャンプはできないみたいだけど、
慣れてきて普通に歩けるようになってる。

でもお散歩は引き続き中止、
そして体重を落とすためダイエット中。

また駆け回れるようにしてあげたい。

名古屋に日本屈指の専門医あり! ココアの右膝手術【その4】

2011年06月12日 19時08分52秒 | 膝疾患 と ココア
『「N動物病院」は最近近所にできた小奇麗な病院です。
 で、診断結果は…
 「手術は進められません。
  私が診てきた子は約5000頭だけど、手術が必要だった子は2~3頭です。
  手術にもリスクがあって、年をとってから痛くなることもあるんです」
 とのこと。
 妻はココアに手術を受けさせなくてもいい(受けさせたくない)
 と思い始めているなあ、と感じました。』
      [ココアの右膝手術【その3】より]



前回予告したとおり、【その4】では
最終的な診断結果を含む手術までの経緯について紹介します。
これで最終回のつもりです。



右後足がほぼ上げっぱなしになってから、
近所のA動物病院とN動物病院、
そして本命の名古屋動物整形外科病院で診察してもらいました。

A病院とN病院での診断結果は、
共に「この段階での手術は勧めない」というもの。

また名古屋動物整形外科病院でも、
最初の触診段階で見つかった膝蓋骨脱臼については
「外科治療(手術)以外の方法で治せる場合もかなりある」
とおっしゃってましたので、
必ずしも「膝蓋骨脱臼=手術すべき」ではないことは確かなようです。

簡単な検査のみで即手術を進める病院は
疑ってみることも必要かもしれません。



我が家から名古屋動物整形外科病院までは、
車で北上すること約1.5時間。
工程の半分は、
今年3月(だったっけ?)に開通した名古屋第二環状を使います。
新しい道だからカーナビに入って無いから、
事前にNETで調べていったんですが、
調べ方が半端だったために遠回りする羽目に。

路線図を見ると「上社IC」で降りれば病院までスグなんですが、
「上社IC」は乗り(南下?)専用のようで降りられません。
最初に行ったときは二つ先の「大森IC」まで行っちゃいました。
2回目のときは、大森ICの手前の「本郷IC」で降りましたが、
これが東名高速への連絡路になっていて、かなり東に行ってから一般道に降りたので、
最初の時よりさらに遠回りに…。
3回目の退院のお迎えではさらに手前の「上社南IC」で降りて、
これが正解だったことが分かりました。

東京もですけど、都市高速ってほんとに分かりにくい!
便利なんだか不便なんだか…。
まあ、それだけカーナビに頼って能力が退化してるってことなのかなあ。
便利の追求は人を退化させますね…
不便を楽しむ粋なスタイルを身に付けたいものです。



…本題に戻ります。

名古屋動物整形外科病院は
日本でも指折りの動物整形外科病院だそうです。
でっかいリハビリプールが併設されてます!
元々スイミングプールだった施設とのことで、
わんこ用のプールとしては立派すぎです。
(わんこの水泳大会とかやったら楽しそう)

地下駐車場には岐阜や富山(!)など他県ナンバーの車がゴロゴロです。
一度休日に行きましたが、待ち時間がスゴイです。
私は、平日の火曜日と金曜日をオススメします。
ちなみに外来診療は午前中のみですよ。



………本題に…。

最初に院長先生ではない先生がココアを触診してくれて、
私たちへのヒアリングもしてくれました。

その後ココアだけあずけて、
詳細な検査をしてもらいます。
この検査が1時間以上かかりました。
妻と「長いね~」ってぼやきながら、
待合室にあるわんこ雑誌をみて過ごします。

この時の気持ちは、
「整形リハビリの専門でもあるんだし、
 おそらく手術しない方法で治療することになるんだろうなあ」
というものでした。

「○○さーん」と呼ばれました。
あー、やっと呼ばれた。
でも呼んだのは受付嬢じゃなくて、白衣のおじさまが歩いてきます。

これが院長先生でした。(初対面)
そのまま待合室で速報をくれました。
「院長の○○です。長い時間お待たせしてすみません。
 ココアなんですが、
 脱臼だけじゃなくて靭帯も切れてるみたいなんです。

ガーン。
  頭がグラグラします。

「いま詳しく調べてますので、
 もう少しお時間ください」

じつは
NETで膝蓋骨脱臼を調べてると、
ちらちら目についた病名がありました。
それは「前十字靭帯断裂」というもの。
院長先生からポロポロこぼれるキーワードを拾ってみると
どうやらこれのようなんです。

不安を抱えながらさらに少し待っていると
……呼ばれました。

診察室に入ると
ココアはおらず
院長先生とレントゲン写真が10枚ほど。

検査の結果を
たくさんのレントゲン写真と
その場で解説図も書きながら
素人にもわかりやすく
かなりの時間をかけて説明していただきました。

病名は
「(右)前十字靭帯断裂」&「(右)膝蓋骨内方脱臼(グレード3)」というもの。

膝蓋骨脱臼だけなら手術しない治療方法もあるそうですが、
靭帯断裂を併発している場合は、まず手術以外ではよくならないそうです。

「できるだけ早く手術した方がいいと思われます。
 靭帯が切れてるので、時間をおいても良くなることはありません。
 筋肉量もかなり少なくなってるので、
 時間をおくと術後の回復に時間がかかります」

「手術すれば、時間はかかりますがほぼ治ります。
 完全に元通りとはいきませんが、普通に歩けるようになります。」

いくつか質問にも答えていただいて、
納得できたので、
すぐにでも手術をしていただけるようお願いしました。

「緊急枠が確保してあるので、
 明日の土曜日の夕方なら可能です。」

はい、お願いします。

「今回の手術は、最初から最後まで私が担当します。
 かなり多くの施術をしてますし、まず大丈夫だと思います。」

院長先生の自信が滲んだ言葉と、
器用とは言えないけれど、事務的・義務的じゃない詳細で熱心な説明で、
信頼してお任せすることができました。

で、打ち合わせの結果、
ココアさんはこのままお泊りに。
明日の手術が決定です。



ここでココアが診察室に連れられてきました。

ココアさんは病院が大嫌いです。
いつもは、病院以外では見られないような暴れ吠えをします。

それが、
おとなしく抱っこされてきました。
一度も吠えません。
床に降ろしても割と(自宅並みに)落ち着いてる。

「ココアさん、今日は病院にお泊りなんだよ。
 明日は手術なんだよ。
 きっと良くなるからがんばろうね。」
励ますようにスキンシップしました。
そして、同時に励まされました。

ココアが、
白衣の先生にもスタッフの方にも吠えない理由、
落ち着いて抱っこされてる理由、
それはおそらく、この病院のスタッフ構成にあると思われます。
ここには役割ごと専任スタッフが複数人動いていて、
どの方もわんこが好きです。
今回わたしが対面してお世話になったのは、
「受付」「先生」「わんこ世話人(?)」の方でした。
それぞれが「専任」で「複数人」いて「わんこ好き」です。
これは、大きな病院でも
実際にはなかなかできないことだと思われます。
(今回会ってませんが「リハビリ」「麻酔医」も専任だそうです。
 麻酔は人間と同じ吸入麻酔で、手術中麻酔医が一人張り付くそうです)

考えてみれば、
人間の病院でもこんな病院はなかなか見つけられないのではないでしょうか。
自分が入院するならこんな病院に入院したい!
そう思いました。

心ゆくまでココアと触れ合って、
退院まで1週間のお別れです。
「ココア、がんばって! 成功を祈ってるからね!!」



すでに前出ですが、
手術は1日延期の日曜日深夜に実施され、
見事成功でした。

手術成功までの流れはダイジェストでお知らせしますね。



土曜日、
手術が終わったかな、ってタイミングで電話して結果を聞いたら
「ココアちゃんの興奮が落ち着かなくって…
 先生と検討した結果、明日の夕方に手術します」って。

で、
日曜日、
終わったら結果連絡をくれることになってるんですが、
20時を過ぎても…電話無い…。
心配すぎて待てなくって妻が電話。
手術中にトラブルでもあったのかな…と心配してたら、
「前の手術が伸びてて、ココアちゃんはまだなんです」って。(オイ!)
「手術は11時から(だったかな?)の予定です。
 終わったらこちらから連絡します。」

………で、
電話鳴ったの2時過ぎでした。

心配で緊張して、
眠くなくって、
成功の知らせでホッとして
力が抜けていきました。

でも眠くなくって、
スパークリングワインを開けて
お祝いのカンパイをしました。

院長先生、
深夜まで難しい手術をしていただき
ありがとうございました。
こんなところで恐縮ですが、御礼申し上げます。




これで「ココアの右膝手術 BLOG」は終わりです。
でもまだ、完治までは半年かかります。

退院まで1週間。
抜糸まで1週間。
さらに1ヶ月はサークル内のみで絶対安静となります。
7月10日前後にレントゲン検査して、
順調ならリビングに出してあげられます。

それまでには
滑らないようタイルカーペット敷いたり、
ソファーに飛び乗らないようスロープつけたりしないと。

ね、
ココア。

(振り返ってココアがいるしあわせ)





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健康なわんこを飼われてる方には、
文字ばかりの、しかも毎回長文の内容はお呼びじゃなかったことでしょう。
でも、悩んでるどなたかの役に立てばと思い
がんばって書きました。

ずっと写真なしブログだったので、
そのうち術後から現在までの写真を一気に紹介しようかな。
かなり広い範囲の毛が刈られちゃって、
ちょっとおもしろいですよ~!

いざ、セカンドオピニオンへ! ココアの右膝手術【その3】

2011年06月07日 22時42分03秒 | 膝疾患 と ココア
『最初に異常が出たのは、ココアがちょうど1歳くらいだったかな?
直前まではしゃいで走り回ってたのに、急にうずくまってビクビクしてた。
心配だったんで、超近所のかかりつけ「A動物病院」へ駆け込みました。
診断は「膝蓋骨脱臼」(しつがいこつだっきゅう)。
ほとんどの子は、痛がる時期はあるけど自分で嵌められるようになるし、
外れたまま普通に歩く子も結構いるらしい。
ようするに、そんな深刻に心配する病気ではないってことらしい。』
   [ココアの右膝手術【その2】より]



現在ココアは3歳半ですが、今回足が上げっぱなしになる以前に、
3回くらい「あ、膝の皿がズレたな」ってことがあった。
でも病院の先生が言うように、
しばらく様子をみてたら普通に戻ってました。
最近は、ズレてもココアは慌ててなかったし、
後で知ったことですけど、ココア自身で足を伸ばして嵌めてたようなんです。

で、今回「完全に右後ろ足を上げっぱなしで走ってる」状態になった時も、
様子を見てれば嵌るんじゃないか、と思ってたんです。
でも、一週間経っても上げっぱなし…。
これは絶対にオカシイ!



ちょうど予防注射にも行かなくちゃだったんで、
出社前に妻と一緒に、かかりつけの「A動物病院」で相談してみようと。
触診してもらったら、やっぱり右後膝の膝蓋骨脱臼が進行してるようです。
しかも、左後足も外れやすくなってるって…。

この時点で、私なりにNETで仕入れた知識が少しはあったんで、
手術での治療の可能性を相談してみました。

先生はかなり考えをめぐらした結果、
「私は手術は進められない。
 トイプードルには多い病気で、
 手術しないでも生活も散歩もできてる子は
 たくさんいるんです。」
とのお答えでした。

脱臼してすぐはビックリしたり炎症をおこしてたりして
一時的に歩きにくくなることがあるけれど、
炎症が治まれば痛くないし、ズレたまま普通に暮らしてる子も多いという話は、
実はこのあとに行くことになる二つの病院でも言われました。
なので、それなりに信じていいと思います。
少なくとも、すぐに手術を進める病院よりも良い病院だと思います。

先生は最後に
「私は膝蓋骨脱臼の手術はできません」
とおっしゃいました。
私はこの言葉を貰ったことで、
一度専門医に診てもらおうと決心しました
だから、A動物病院の先生に診てもらってよかったと思ってます。



最終的に手術をしてもらった「名古屋動物整形外科病院」を見つけたのは妻でした。
最近ケータイのイベントゲームとブログにハマリぎみの妻は、
ある方のペットブログで「イイらしい」という情報をゲット。
即座に私あてに、詳細調査の依頼が入りました。

…この話は、次回「ココアの右膝手術【その4】」で詳しく紹介しますね。
今回は、N動物病院でのセカンドオピニオンが本題ですので。



「N動物病院」は、最近近所にできた小奇麗な病院です。
ちょうどフィラリアの薬を貰わなくちゃだったんで、
ついでにこちらでも右後足の診断をしてもらいました。

私は仕事で同行できませんでしたが、
妻から聞いたら、レントゲンも撮って詳しく調べてもらったそうです。

で、診断結果は…
「手術は進められません。
 私が診てきた子は約5000頭だけど、
 最終的に手術が必要だった子は2~3頭です。
 手術にもリスクがいろいろあって、
 その時は治っても、年をとってから傷跡が痛くなることもあるんです」
とのこと。

その先生の話を妻から聞いたとき、
妻はココアに手術を受けさせなくてもいい(受けさせたくない)
と思い始めているなあ、と感じました。

実は翌日に有休をとっていて、
名古屋動物整形外科病院にいく予定だったんです。
私としては、お休みをとってるのもあるんで、
「でも明日は病院に行こうね。
 専門医にも診てもらえば安心できるしね。
 いわばサードオピニオンだね



ということで、
セカンドオピニオン編は終了です。

実はこの段階でも
病名は「膝蓋骨脱臼」だけでした。
心配ではあるけれど、
いってみればトイプーの多くが抱えている持病のようなもの。
手術以外の治療法でなんとかなりそうだぞ、と思ってました。

でも本当は
そんな悠長なことを言ってられる状態ではなかったんです…。
何しろ緊急枠での手術になったくらいですから。

最終的な診断と手術までの経緯については
次回【その4】で紹介します。





最後にちょっとおまけなんですが、
今回は動物保険にかなり助けられました。
これのおかげで、経済的な理由で治療を迷うことがありませんでした。

ココアが入ってる動物保険は「アニコム」なんですが、
数ある動物保険の中で、他に比べてちょっとだけ割高なこれを選んだ決めては、
病院の窓口に保険証を提示するだけでOKという使い勝手の良さでした。
(人間の保険証と同じ使い方ができるんです)

もしアニコムの動物保険について知りたい方がいましたら、
コメントでリクエストいただければ紹介したいと思います。

逆に、みなさんが入ってる保険も教えていただけると嬉しいです。
そもそも保険に入ってる人(わんこ)ってどのくらいいるんでしょうね。
おとなりさんのワンコや、お散歩で会うわんこが、
どんな保険に入ってるのかって分かりませんものね。
保険料が結構高いし、もっといい保険もあるのかなあとか
やっぱ気になるんですよねえ。


ちなみに今回セカンドオピニオンでお世話になった「N動物病院」は、
アニコムの加盟病院だったんです。
今後は保険適用の時には「N動物病院」のお世話になるでしょう。




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ぎっくりひざ? ココアの右膝手術【その2】

2011年05月26日 23時06分37秒 | 膝疾患 と ココア
『ココアさんが、1週間ちょっと前から完全に右後ろ足を浮かしてます。
 どうやら、膝蓋骨脱臼が悪化してるようです。
 最終的には原因はそれだけじゃないことが分かって、
 本日夕方に手術することになりました。』
   [2011年5月21日ブログより]



最初に異常が出たのは、ココアがちょうど1歳くらいだったかな?
直前まではしゃいで走り回ってたのに、急にうずくまってビクビクしてた。
あきらかに異常。
で、確認してみたら右後ろ足をかばってるようです。
心配だったんで、超近所のかかりつけ「A動物病院」へ駆け込みました。

先生は、立たせたココアの後ろから両膝を握って診察。
診断は「膝蓋骨脱臼」(しつがいこつだっきゅう)。
お膝の皿がずれてしまう病気だそうです。

で、
先生は、
手でギュギュっと…
嵌めてしまいました!

ほんの数秒の出来事。

あんまりビックリしたんで、
その日いくら払ったかはっきり覚えてないんですけど、
確か800円くらいだった。

おそらく、ギュギュっと嵌めた「治療費」はとってないはず。
そういう先生です。
とても良心的なんです。
そして、いつも激安。



「この子は元々右膝が少しゆるいね」って言われ、
ショック!

「膝蓋骨脱臼」は
トイプードルをはじめとする小型犬に多いそうです。
でも、膝蓋骨脱臼だから即歩けなくなるということはなくて、
ほとんどの子は、痛がる時期はあるけど自分で嵌められるようになるし、
外れたまま普通に歩く子も結構いるらしい。

ようするに、
そんな深刻に心配する病気ではないってことらしい。



「また外れるかもしれないけど、
 半日くらい様子見てれば何かのひょうしに嵌っちゃうこともあるから」

「ほら触ってみて。
 小さいアーモンドみたいな骨、あるでしょ」
…すみません。分かりません。

自分で嵌めてあげられるようになれば、
ココアがブルブルしてる時間が短くできるし…
と思って、その日の夜からNETで勉強しました。

「膝蓋骨脱臼」には
1~4のグレードがあって、
ココアの場合は「グレード2」だなあ、と。

グレード2
 「時々外れる」けど「足を伸ばしたり、指で押すと嵌る」ってやつ。

グレード3になると、
 「ほぼ常に外れてる」状態で、
 「指で押すと嵌るけど、離すと外れる」らしい。

グレード4は、
 「常に外れてる」し、「指で押しても嵌らない」ようです。
 完全に足を浮かして歩くって。

あと、
小型犬の場合は内側に、大型犬は外側にずれる場合が多いとか。

レントゲン写真とか犬の膝の構造図なんかもNETに転がってるので、
イザというときに知らないより役に立つと思う。






…これが
ココアが最初に脱臼した時のおなはしです。

「膝蓋骨脱臼」とは長く付き合っていくことになりそうだなあ…
ココアはまだ1歳だけどちょっとずつ歩きにくくなっていくのかなあ…
とこの時は思ってた。

この2年半後、
まさか緊急手術することになるなんて…。



金儲けを優先するブリーディングだと、
関節がゆるいのを承知でも繁殖させる。
そうすると先天的にゆるい子がどんどん増えていくことになる。

日本はそのあたりが野放しなんだそうです。
だから先天性の障害をもった子が非常に多いらしい。
人気犬種なんかだと特に多い。

新しい子を迎えるときは、
信頼できるブリーダーさんやショップさんを選び、
お母さん犬にも会わせてもらって、
10数年という長い時間を一緒に元気に暮らしていける子を探してください。

私たちが正しい知識を持って慎重に選ぶことで、
ブリーダーさんやショップさんはいい加減な仕事がしにくくなります。
その結果、健康なわんこが増えていく。

そうあるべきです。



ココアの場合は、
歴史のある地元密着の個人ショップ兼ブリーダーでした。
お母さん犬もお店にいました。
生まれて2箇月までは兄弟と一緒に過ごし、
契約しても一度も触らせてくれませんでした。

(まあそれでもお膝は外れちゃったんですけど。
 でもひどい子は2箇月くらいで外れちゃうらしいです。
 仕方がなかったのかなあ…と思ってます)


予防注射前は子犬に触れません。
そして予防注射は子犬の身体に負担が大きいので、
本当は2箇月経過までは控えるべきなんだそうです。

2箇月未満で抱っこさせてくれる大きなペットショップなんかでは、
1箇月ちょっとの子に予防注射を無理して打って、
小さくて可愛い(売れ時の)うちに、
抱っこさせて売ってしまうのです。

…無知は罪です。
オーナーとなる私たちが正しい知識をつけて、
わんこにもショップにも正しく接していきたいと思います。






あまり詳細に書いて引き伸ばしてもアレなので、
次回から本題に入ります。

【その3】では、最近近所にできた「N動物病院」でのセカンドオピニオン。

そして【その4】で、「名古屋動物整形外科病院」でのサードオピニオン(って言わないか)と手術について。

まあ予定ですので、いつも通り筆が走れば分割することになります。
(更新頻度は低いんですけど、書き出すと止まりません…どうなってるんでしょうか…)





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速報―とりあえず手術は成功! ココアの右膝手術【その1】

2011年05月23日 02時24分26秒 | 膝疾患 と ココア
たった今病院から連絡あり、手術がうまくいったとのこと。
麻酔から覚めて、意識も戻ってるって。

とりあえずは おめでとう だね。

回復には時間がかかるようだけど、
半年後にはまた4本足で元気に走れるようになるはず!

一緒に頑張ろうね、
ココアさん。



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これで落ち着いて、経過が書けそうです。

膝蓋骨脱臼はトイプーの持病みたいなもの? ココアの右膝手術【その0】

2011年05月21日 09時47分29秒 | 膝疾患 と ココア
ココアさんが、1週間ちょっと前から完全に右後ろ足を浮かしてます。
どうやら、膝蓋骨脱臼が悪化してるようです。
最終的には原因はそれだけじゃないことが分かって、
本日夕方に手術することになりました。

(18:45病院より電話あり、ココアさん興奮状態のため手術は明日夕方に延期となりました)




私がブログで自転車パーツなんかのレビューを(気合入れて)載っけてる理由は、
私自身が皆さんのブログを参考にさせてもらって、とても役立ってるし感謝してるから。
自分の経験と知見が誰かの役に立つなら、私もそこに貢献したい。
そんな動機からブログを書いています。


今回も実際に手術された方のブログがすごく参考になりました。
全く同じなら載っけなくてもいいかもですけど、
ココアの足は別のも併発してるし、ケースバイケースで違いもあるので、
トイプードルに頻発する膝蓋骨脱臼にまつわる、
実体験に基づいた対処・病院選び・治療・保険などを、
数回に分けて紹介していきたいと思います。


同じお悩みの方が過去ログを見やすいように、カテゴリーを独立させます。
質問にも回答していければと思いますので、「コメント」へ記入くださいね。
(あくまでも一飼い主の実体験に基づいたものですけど…)
ご意見などもいただけると嬉しいです。




では、ココアが1歳を迎えた頃までさかのぼって、
時系列で「ココアの右膝手術」までを紹介していきます。




今日(延期のため明日)の手術がどうか成功しますように…

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