ポレポレでいこうね

小学校の図書ボランティア活動をメインに
本やフィギュアスケートについて綴るのんびりブログです。

マニい

2009-05-26 15:45:40 | フィギュアスケート
先日、フィギュアスケート関連のブログを読んでいたら
娘に「マニいね。」と言われました。「?」
もしやマニアックのこと?
そこまで省略する必要があるんだか…
うーん。若者のことばはわからん。

2008-2009シーズンを振り返って、
印象に残ったのは、16歳のフィンランドのベヘマー選手。
グランプリシリーズ スケートカナダで初めて見ました。
ショートプログラムの曲に『ハウルの動く城』より「人生のメリーゴーランド」を使っていました。
どなたが選んだのでしょう。
遠い異国の地フィンランドで、日本のアニメーション映画の名曲を…。
それがまた、彼女の雰囲気にものすごくあっているんです。
華奢で、清々しい素敵な選手でファンになっちゃいました。
gpcnd1081001


↑の動画では、痛々しいほどのジャンプミス…がんばれ~
今年の登場を楽しみにしています。

ますます

2009-05-25 05:10:00 | 
つみきのいえ
平田 研也
白泉社

このアイテムの詳細を見る


加藤久仁生 監督 平田研也 脚本
第81回アカデミー賞短編アニメーション賞 受賞の作品を原作とした絵本。

アニメーションを観る機会がなさそうなので、絵本を読んでみました。
待つこと2ヶ月。図書館で予約していて、やっと順番がまわってきたのです。
どこかなつかしい、あたたかいくすんだ色調。
しずかで胸にしみこんでいくようなお話でした。
文章は少し説明・補足的というか、シンプル。
きっと文章で表現しきれないものが、アニメーションのおじいさんの表情や動きにあって、
観る人それぞれにいろいろなことを感じるんだろうなあと、想像力をかきたてられました。
ますます観たくなりました。

ところで
日本では、全然話題にはのぼりませんでしたが、
ドキュメンタリー長編賞は『マン・オン・ワイヤー』。
史上、最も美しい犯罪芸術。
これは、絵本にもなっている実話で、以前このブログで取り上げさせてもらったことがあるので
(「わが道をゆく人 その1」   2008/9/29 )ひそかに、嬉しかったです

平成21年度

2009-05-24 11:23:13 | 図書ボランティア
今年度の図書ボランティア募集をうけて、
整備・読みきかせ合わせて8名の方が入ってくださることになりました。
13日は図書担当の先生と、21年度の発足の会。
読みきかせの責任者だったメンバーさんが、今年度はPTA執行部も兼務されるので、
整備の責任者が全体のリーダーさんに。
そのリーダーさんが「活動計画」として、パンフレットを作ってくれていました。
「理念」というか、こうしていこう、という姿勢がわかりやすくまとめてあって、
それがとてもよく伝わってきて、私感動しました。

「大事なのは、すばらしい設備や蔵書の数々だけではなく、人が手を加えてくれているという、その気配です。図書館の魅力はそこに本があるということだけではなく、
そこに図書館をつくっている人がいるということなのです。」(パンフより一部引用。)


最初のころは、設備面や読書活動にいろいろ夢みていて、
すすんでいる学校との違いに、いろんな思いを持っていたのは事実です。
でもまずは現実を見て、図書室の中身をもっとちゃんと整えなくちゃ。やるべきことはいくらでもあるんですよね。
だれでもできて、今は、ずっと受け継いでいかれるような活動の基礎を作っている段階なんだと思います。。

時間があまりなかったので、18日に改めて顔合わせ。
自己紹介と、オリエンテーション的なことをしました。
校長先生と教頭先生も顔を出してご挨拶くださり、
和やかで楽しい雰囲気でスタートをきりました。

さあ、学級文庫の修理の山が呼んでいる~

夏の庭-The Freinds

2009-05-05 09:59:00 | 
夏の庭―The Friends (新潮文庫)
湯本 香樹実
新潮社

このアイテムの詳細を見る


小6年の夏、少年3人が、人が死ぬ瞬間を見てみたいという好奇心から、もうすぐ死ぬんじゃないかと噂されている、ひとり暮らしのおじいさんを見張ることにする。
見張られていることに気づいたおじいさんは、なぜかだんだん元気になってきて…

おすすめされていた本をやっと読み終えました。
これは私もです。
ふとスティーブン・キングの『スタンド・バイ・ミー』を思い出しました。

おじいさんがする戦争の話、お化けの話、そしておじいさんの死
 それに対して、
おじいさんの手作りの打ち上げ花火、庭一面に3人が種まきをして育ったコスモス
 そんな「生」のイメージが描かれています。「死は終わりではない」とでもいうように。

主人公たちはおじいさんとの交流、3人それぞれの家族の話も絡み合いながら、子供時代から、大人への第一歩を踏み出していきます。
温かくさわやかな本でした。
映画化されているようですが、敢えて観ないでおきたい作品かな。
私の中で、おじいさんのイメージが出来上がってしまっているので…。