4月6日、晴れて言問小学校に入学、一年生になった。その前からもう、小学校の中にある学童クラブに通い始めていたから、知った顔もいるし、戸惑いはさほど無い。今のところ、朝8時過ぎに学校に行って、午前中お勉強をして、放課後遊びと称する時間があって、その後午後5時くらいまでを学童クラブで過ごし母殿にお迎えにきてもらって帰る、という日常である。保育園の頃の生活と大きな違いはないし、むしろ朝はゆっくりでいいのでゆとりがあると言っていい。今はまだ給食が無いので、毎日母殿の作ってくれるお弁当を持っていって学校で食べるのだけが違いと言えば違いである。お弁当と言えば、このところ母殿は福島の原子力発電所から放射性物質が飛んできているという報道に神経をとがらせていて、食べ物はよくよく産地を確認しないと買わないし、父殿にも毎日お弁当を作って持たせるようにしている。お料理に使うお水はできるだけミネラルウォーターに限り、外に出るときはマスク着用、外から帰ったら着ていたものは玄関で脱いでホコリを家の中に入れない、洗濯物も外には干さないという念の入れようである。休みの日も遠くに遊びにいったりはしなくなった。早く事態が解決されることを心より望む。
私自身はのびのびと、目に見えて成長をしている。著しいのは、食欲の増加。学校から帰ってきたらもう「お腹すいた!」と夕飯が待ちきれない。ご飯は残さず食べ、お代りをし、父殿や母殿がゆっくり食べているおかずにも「これ、食べていい?」とお箸を伸ばす。お魚など、ちょっと前まで小骨が入っていると嫌がって食べなかったのに、近頃は頭からバリバリと食べてしまって、多少の骨ならそのまま呑みこんでしまうくらいの勢いだ。お野菜、お味噌汁、何でもバランスよくしっかり食べられるようにもなった。字を書いたり、数をかぞえたりするのにも興味が深くなり、みるみる上手になってきている。一方でこれまで許されてなかったパソコンのゲームなどもやらせてもらえるようになって、うまくいかないと悔しがったりしながら、一生懸命取り組んでいる。先日、オセロゲームを買ってもらったが、このほうは何回やっても父殿、母殿に一度も勝たせてもらえず、それこそ悔しい連敗を続けている。
前の大きな地震から丁度一か月が経ったけれど、昨日も今日もかなり大きな余震があるなど、相変わらず落ち着かない日々である。また被災地の方々はまだまだ大変な生活が続いていて、日常に戻るのは余程先のことのように見受けられ、みんながんばって、としか言いようがない。私など、食後の果物も食べられるし、新しい洋服も買ってもらえるし、何の苦労もないのが申し訳ないくらいだけれど、みんなが明るい笑顔を取り戻せることを信じて、祈っている。テレビなど見ていると、みんな辛いなかで本当によくがんばっているのがよくわかる。世界中の人たちが応援してくれているのもわかる。私たちが勇気を失わず、がんばっているのを世界中の人たちが見てくれているのも。大丈夫!私たちはきっと、元気にやっていけるよ。
ところで父殿は、入学式のあった日、私に三つのお約束をさせた。一つは、嘘をつかないこと、一つは、弱い者いじめをしないこと、一つは、自分のことだけ考えず、いつも周りのみんなのことを考えるようにすること、というのであった。はじめの二つは簡単に守れそうな気がしたが、最後のは私にはまだよくわからなかったので正直にそう言った。今すぐできなくてもいい、だんだん覚えていけばいい、とのことだったので、これから折に触れて思い出して、考えてみようと思っている。
私自身はのびのびと、目に見えて成長をしている。著しいのは、食欲の増加。学校から帰ってきたらもう「お腹すいた!」と夕飯が待ちきれない。ご飯は残さず食べ、お代りをし、父殿や母殿がゆっくり食べているおかずにも「これ、食べていい?」とお箸を伸ばす。お魚など、ちょっと前まで小骨が入っていると嫌がって食べなかったのに、近頃は頭からバリバリと食べてしまって、多少の骨ならそのまま呑みこんでしまうくらいの勢いだ。お野菜、お味噌汁、何でもバランスよくしっかり食べられるようにもなった。字を書いたり、数をかぞえたりするのにも興味が深くなり、みるみる上手になってきている。一方でこれまで許されてなかったパソコンのゲームなどもやらせてもらえるようになって、うまくいかないと悔しがったりしながら、一生懸命取り組んでいる。先日、オセロゲームを買ってもらったが、このほうは何回やっても父殿、母殿に一度も勝たせてもらえず、それこそ悔しい連敗を続けている。
前の大きな地震から丁度一か月が経ったけれど、昨日も今日もかなり大きな余震があるなど、相変わらず落ち着かない日々である。また被災地の方々はまだまだ大変な生活が続いていて、日常に戻るのは余程先のことのように見受けられ、みんながんばって、としか言いようがない。私など、食後の果物も食べられるし、新しい洋服も買ってもらえるし、何の苦労もないのが申し訳ないくらいだけれど、みんなが明るい笑顔を取り戻せることを信じて、祈っている。テレビなど見ていると、みんな辛いなかで本当によくがんばっているのがよくわかる。世界中の人たちが応援してくれているのもわかる。私たちが勇気を失わず、がんばっているのを世界中の人たちが見てくれているのも。大丈夫!私たちはきっと、元気にやっていけるよ。
ところで父殿は、入学式のあった日、私に三つのお約束をさせた。一つは、嘘をつかないこと、一つは、弱い者いじめをしないこと、一つは、自分のことだけ考えず、いつも周りのみんなのことを考えるようにすること、というのであった。はじめの二つは簡単に守れそうな気がしたが、最後のは私にはまだよくわからなかったので正直にそう言った。今すぐできなくてもいい、だんだん覚えていけばいい、とのことだったので、これから折に触れて思い出して、考えてみようと思っている。
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