小学校卒業が目前に迫ってきた。とはいえ私は相変わらずである。某Sゼミの中学準備講座など取り寄せていただいたが、専らタブレット端末で見れる動画やゲームには集中するものの入学予定の中学校から早くも渡されている春休みの宿題はちっとも進んでいない。毎日をのびのび!できる限り楽しく生きている。それで良い。
卒業が近くなるほどに、様々な行事が目白押しとなる。うっかり卒対委員、というのに名を連ねてしまった父殿はそれでてんてこ舞いしている。3月1日には感謝の会というのがあった。教職員、父兄のみならず地元町会会長だとか学校関係者お招きするイベントで、父殿はお母さんたちの有志とともにダンスチームを結成し成果を披露せざるを得ない運びとなった。
夏頃からもうチームで練習を始めていたが、途中父殿はバイクツーリング中に立ちゴケして足を骨折して参加を危ぶまれたりしながら、どうにか復帰し、直前では仕事もいい加減にしてダンス練習に注力していた風がある。
感謝の会ではまず保護者全員で、嵐の「ふるさと」という歌を歌う。その後、歌チームの皆さんによる「TOMMOROW」合唱、その間にダンスチームはあわただしく法被姿に着替えてスタンバイ、歌の終わるのとともに定位置に着いて、ダンシング・スタートだ。幕の陰で、円陣組んだりしてました。
踊るポンポコリンのダンスで始まる。E-GIRLSのダンスのアレンジ。ここで父殿は、なぜだかセンターにいる。三列並んだ最後部にいるつもりが、そもそも舞台が狭いからセンターとしか言いようのない位置になっている。決してリズム感がいいとは言えぬ父殿、ダンスのメンバーに入ったこと自体無謀であったがこの立ち位置はいかがなものか。兎にも角にも、動作の一つ一つに気合いを込めて、これまでの練習の成果を出し切るように、踊った。跳ねた。ところどころ間違えはしたが踊りきった。最後は文字通りのセンターで決めポーズ。やや引きつりながらも、笑顔。拍手を浴びて、退場。
引き続きもう一グループが「千本桜」を踊る。こちらはポンポコリンより一層リズム感が必要で振りも複雑である。終幕近く、ポンポコリン組も再び登場しバックダンサーとして盛り上げる。エンディング。舞台上で「6年間ありがとう」の横断幕を広げる。クラッカーを一斉に鳴らす。整列して「ありがとうございました!」で一礼。拍手、退場。
終わったときは心臓もバクバク、息も上がっていたがやり切った!という思いでいっぱいになっていた。会が終わって、後片付けにかかっているところに、幾人もの子どもたちから「良かったです!」「マジすごかったです」と声をかけてもらい、一層その思いは深くなった。
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