東北楽天ゴールデンイーグルスが不振にあえいでいる。
ここ数日前は連勝して4位に浮上したものの、借金8で3位ロッテまでは10ゲーム近く差があり、ここから浮上できるかというと甚だ疑問だ。
ネット界隈では石井一久監督の解任とか、過去の自分の発言のブーメラン現象が取り沙汰されているが、自分から言わせて貰えればこんな状況は石井一久GM就任から予想出来た事である。
そもそも、石井一久なる人物、監督どころかGMなど務まるような人間ではない。選手時代から自身の勝利にすら頓着しないタイプ。投手なのに自身の勝利にすら固執しない人から、チームの勝利に向かって頑張ろうと言われたところで説得力があるわけがない。
さらに言えば、石井一久はGM就任以前、監督どころかコーチの経験すらない。GMとなれば選手補強だけではなく、どうやって現存選手の能力を高めるかといったチーム全体の育成計画も考える必要があるが、コーチとして選手を育てた事も無いのに育成プランなど考えられるわけがない。GMはチーム全体を俯瞰して何処を強化しなければいけないかと考えてチームを運営しなければいけないが、石井一久のそれにはそんな考えは微塵も感じられない。
結果どうなったかというと、打撃陣の主力は浅村栄斗を除き殆どが左打者、投手陣特に中継ぎは殆ど右投手という偏向ぶり。付け焼き刃的に右打者を獲得しているが、殆どが期待はずれに終わっている。
では何故そんな人物が楽天のGMに就任できたのかと言えばただ一つ、三木谷浩史オーナーと石井一久が仲良しだからである。
こんなお友達人事を繰り返している限り、楽天球団の優勝はしばらく来ないであろう。