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Hirasawa's Blog

2009年からは殆んどランニング日記

クイーン

2007年12月04日 18時35分23秒 | 音楽
この前の日曜日、次男のサッカーの練習試合があり、その日は妻が引率者として同行した。

妻は車の免許を持っているものの、普段、全く運転することは無く、いわゆるペーパードライバーだ。

したがって、他のお母さんの運転する車に同乗させてもらって、練習試合の会場まで行ってきたのである。

その車の中で流れていた音楽がクイーンだったそうだ。

妻の話によると、その車を運転していたお母さんの大学生と高校生のお子さんたち(つまり、次男のチームメイトの男の子のお姉ちゃんとお兄ちゃん)がクイーンをよく聴いているらしい。

その話を聞いて、クイーンの根強い人気に少々驚かされた。

でも、考えてみれば、今でも日本のテレビ・コマーシャルにクイーンの曲は結構使われているから、納得出来ないこともないか。

クイーンというと、実際にオン・タイムで聴いていたのは、我々の世代よりも少し上の世代、現在40代後半ぐらいの人たちではないかと思う。

自分が洋楽を聴き始めた頃、毎週日曜日の朝、ラジオのニッポン放送で『ポップスベストテン』という番組をよく聴いていたが(DJが糸居吾郎さんで、提供が不二家だったと記憶しているが…)、クイーンの曲は、出す曲出す曲みんな1位になる、みたいな印象だった。

実は、正直なところ、当時はクイーンのことがあまり好きでは無かった。

あの何重にも重ねられたコーラスに対して、嫌悪感というか、『怖さ』みたいなものを感じていたからだ。

クイーンの音楽は、小学生の男の子にはまだ理解出来なかったのかも知れない。

ということは、『大人のロック』と言えるのかな?

自分が成長するに連れて、『怖さ』が薄らいできて、徐々にクイーンの曲を好んで聴くようになったが、

「クイーンの曲の中で好きな曲は?」

と尋ねられたら、やはり、その怖かった頃の曲が頭に浮かんでしまう。

具体的には、はっきり言って、『ボヘミアン・ラプソディー』は別格。

文句無しに一番だ。

では、

「次は?」

というと、『キラー・クイーン』を挙げたい。

この曲もなかなかの『怖さ』というか、いい意味での『不気味さ』を感じる。

あと、少し雰囲気は違うが、『ドント・ストップ・ミー・ナウ』も捨てがたい。

さて、続きを聴くとするか…。

次の曲は何かな…?

秋の夜にはビリー・ジョエル

2007年11月21日 19時06分24秒 | 音楽
サザンオールスターズの『私はピアノ』に、「雨の降る夜はビリー・ジョエル」というフレーズが出てくるが、この『雨の降る夜』を季節に置き換えると、『秋の夜はビリー・ジョエル』とするのがぴったりだと自分では勝手に思っている。

そこで今夜は、アルバム『ストレンジャー』を聴いている。

グラミー賞を受賞した『素顔のままで』、アルバムのタイトル曲『ストレンジャー』など、ビリー節の曲が満載だ。

ちなみに、この『ストレンジャー』、そして、一つ前のアルバム『ニューヨーク物語』、次のアルバム『ニューヨーク52番街』の3枚を合わせて、個人的には『ビリー・ジョエル3部作』と呼んでいる。

もちろん、これは全くの個人的な好みなので、異論がある方には、ご容赦いただきたい。

さて、曲の好みは時間と共に変化するもので、このアルバム『ストレンジャー』に関しても、一番のお気に入りの曲は自分の中で変わってきた。

最初に好きになったのは『ストレンジャー』で、次が『素顔のままで』。

そして、『素顔のままで』は今でももちろん大のお気に入りには違いないし、十数年にわたって首位を独走してきたが、ここに来て、この永遠の名曲の指定席の座を脅かしつつあるのが『イタリアン・レストランで』だ。

イタリアンレストランで再会している昔の恋人同士が、若かりし頃の思い出に浸りながら、懐かしさと切なさが同居している気持ちで食事をしている姿が自然と目に浮かぶような歌詞。

当時の二人の関係を表現しているような、バラエティーに富んだメロディーと構成。

それらを巧みに演奏するビリーのピアノの音色と、力強くて優しい歌声。

まさに、秋の夜にぴったりの曲だと思う。

しかし、この曲を一番良く聴いていた頃には、回想シーンに登場する『エディ』に自分を重ねていたのに、いつの間にか気がついたら、イタリアンレストランで、

「ワインは白と赤のどっちがいい?それとも、ロゼにする?」

と言っている男性に自分自身を重ねていることに気がついた。

いつの間にか時間が流れていた…。

ギルバート・オサリバン『アローン・アゲイン』

2007年10月10日 18時16分27秒 | 音楽
今日は久しぶりにギルバート・オサリバンを聴いている。

ギルバート・オサリバンの曲と言えば、何と言っても有名なのは『アローン・アゲイン』だろう。

(この曲のタイトルは、正確には『アローン・アゲン』だと思うのだが…。ギルバート・オサリバンも、そう歌っているのだが、なぜか『again』を『アゲイン』とカタカナで表記する習慣が日本には定着しているので、気に入らないまま我慢して使っている。)

心安らぐリズムと、優しくて少し物悲しいようなメロディーが気持ちをリラックスさせてくれる。

さらに、ビーンと響く感じなのに、なぜか気だるいギルバート・オサリバンの歌声が、大きくてフカフカのクッションに寝ているような気分にさせてくれる。

別の言い方をすれば、自分が物語の登場人物になって、空に浮かぶ雲の上に寝ているような感じだ。

ところが正直なところ、ギルバート・オサリバンは決して歌が上手いとは言い難い。かなり前に流行った言葉で表現すると、『ヘタウマ』の部類に入ると思う。

でもそれ故に、どんなに歌の上手な人がこの曲を歌っても、これほどの名曲には成り得なかっただろうし、イギリスから遠く離れた日本でこんなに長い間に渡って愛される曲になるなんてギルバート・オサリバン自身想像できなかっただろう。

音楽とは何とも不思議なものだと、つくづく思わせてくれる名曲だ。

ペイチ家のDNA

2007年09月26日 18時45分32秒 | 音楽
今、久しぶりに1980年代に流行ったTOTOを聴いている。

中学から高校にかけて洋楽をよく聴いていた頃に好きだったグループの一つだ。

そういえば、高校3年の時の文化祭で友人とバンドを組み、ベースを担当して、『ロザーナ』を演奏したことがあったっけ。後にも先にも唯一のバンド活動だったが。

TOTOといえば、ボズ・スキャッグスのレコーディングに参加したメンバーが結成したグループで、先程の『ロザーナ』をはじめ、『99』『アフリカ』などのヒット曲で有名だ。

そのTOTOの中心メンバーの一人、キーボードのデビッド・ペイチの存在は、このグループにとって一番欠かせないと思っている。ギターのスティーブ・ルカサーも確かに欠くことの出来ない存在だが、個人的にはデビッド・ペイチのセンスの方がTOTOの音楽性により大きな影響を及ぼしているように思う。

ところで、そのデビッド・ペイチのことをジャズを聴くようになって思い出すことになろうとは、TOTOのコピーをしていた高校時代には想像もしていなかった。

(ちょっと大げさかな?もしかしたら、気が付いていなかっただけかも知れない。)

というのは、我が敬愛するメル・トーメの名盤『アット・ザ・クレッシェンド』ではピアノを演奏し、晩年は『リユニオン』でまさに再会した人こそ、デビッド・ペイチのお父さん、マーティー・ペイチだったのだ。

恐らく私よりも年齢が上の音楽ファンの方にとっては逆で、マーティーの息子がデビッドなのでしょうが。

でも、この二人の親子関係を知ったことにより、自分の音楽の好みに妙に納得したものだ。

二人が表現している音楽は違うが、きっとその根底にあるDNAを感じているんだろうな、と。

そう考えると、ペイチ家のDNAには遠く及ばないことはわかりきっているが、息子たちにも何かが伝わっていて、それを感じている人がいるのかも知れない…。

ヒューイ・ルイス&ザ・ニューズ『パワー・オブ・ラヴ』

2007年09月04日 18時03分06秒 | 音楽
昨日、テレビで映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観た。

先月、大阪のUSJに行ったばかりで、この映画のアトラクションに何回も乗ったし、宿泊したホテルのテレビで『今月の映画』として放映されていたので何度も観た。

この映画の主題歌が、ヒューイ・ルイス&ザ・ニューズ『パワー・オブ・ラヴ』だ。

今日は朝からこの曲だけをリピートで聴いている。

ヒューイ・ルイス本人が、バンドのオーディションの審査員役で出演しているこの映画は、本当に何度観ても飽きることが無い。

しかも、USJに行った時にホテルで観た時は日本語吹き替えだったが、昨日のテレビは字幕だったので、新鮮さを感じながら楽しむことが出来た。

しかし、このヒューイ・ルイス&ザ・ニューズ『パワー・オブ・ラヴ』は、過去に一度カラオケに挑戦したことがあるが、見事に玉砕したと記憶している。

この曲を日本人が歌うのは、かなり難しいと思う。アメリカ人ならではの言葉のメロディーへの乗せ方というか、歌詞と曲を楽譜に正解に記すことはほとんど無理なのではないかと思うほどのノリだ。

はっきり言って、歌詞と曲がバラバラだ。でも、作品としてはとても格好いい。何とも不思議な曲だ。それに、こんな曲を作って、歌い上げてしまうヒューイ・ルイス、ある意味では恐るべき才能だ。

最近も活躍しているのだろうか。

佐野元春『No Damage』

2007年08月31日 17時59分03秒 | 音楽
先週の土曜日に、佐野元春のCD『No Damage』をレンタルした。

このアルバムが発売された当時、レコードを買ってよく聴いていた。

それに、ステレオで録音したカセットテープが車に積んであって、時々聴いていた。

しかし、レコードは結婚して引越を繰り返すうちにどこかへ行ってしまったし、カセットテープからデジタルオーディオプレーヤーに録音することも出来ないので、CDを借りることにしたのだ。

久しぶりに聴いたが、やっぱり昔よく聴いた音楽というのはいいものだ。

何しろ歌詞を全部覚えていて、一緒に唄うことが出来る。

(最近は新しい曲を覚えようと思っても、なかなか覚えることが出来ない。)

しかも、(何度も聴いているのだから当たり前の話だが)リズムやメロディー、そして言葉のメロディーへの乗せ方が、こちらの思ったとおりに来てくれる。

(最近の歌はメロディーへの言葉の乗せ方が合わない。でも、佐野元春は当時、言葉のメロディーへの乗せ方が革新的だったはずなのだが…。)

佐野元春の曲で最も有名だと思われる『SOMEDAY』や、『ガラスのジェネレーション』とか『アンジェリーナ』も、もちろんいいけど、最近のお気に入りは『情けない週末』。

この前もカラオケで唄ったが、いい歌だ。かっこいい。

でも、世界陸上を見ていたら、佐野元春はNTTのCMソングを唄っていたので活躍中みたいだけど、『No Damage』が今やナツメロと言えるほど昔の音楽になってしまったなんて信じられない…。

千の夜をこえて

2007年07月25日 18時27分19秒 | 音楽
昨日、会社帰りに本屋に寄った。今度ブログを始めたいという叔母のために本を買うためだ。

最近、本屋のブログ関連の書籍が並んでいるコーナーに行って感じるのは、いわゆる『ブログの始め方』のような本の数がめっきり少なくなったことだ。

それだけブログが広く定着したということなんだろうなと納得している。

今週末の土曜日に叔母の家に行く予定なのだが、gooブログを勧めようと思っているので、gooブログ対応の本を買った。参考にしてくれるといいのだが…。

ところで、今週の月曜日から通勤の時に聴いている音楽は、Aqua Timezの『千の夜をこえて』。

先週末に次男からCDを借りてDMPに入れたのだ。

詩も曲も結構気に入っているが、若かった頃と違って、1曲リピートにして聴いていてもなかなか覚えられない。

年齢的に記憶力が低下しているということが言えるのかも知れないが、それよりも、これは何もAqua Timezに限ったことでは無いが、歌詞のメロディーへの乗せ方の感覚が自分とは違うのだ。

でも、これも年齢による感覚の違いということになるんだろうな。

(悔しいっ!)

若い人たちにはこの感覚、わからないんだろうなあ。

(わかりたくないに決まってるか…)

これからブログを始めようとしている叔母を見習って、チャレンジ精神をみなぎらせて頑張らないといけない。

さあ、千の夜をこえてでも覚えてやるぞ!

80年代の洋楽ヒット曲

2007年07月12日 18時29分46秒 | 音楽
昨日、仕事帰りにレンタルCDを近所のTSUTAYAに返却した。

借りていたCDは「The 80's 2」。最近、この手の10代の頃によく聴いていた70年代から80年代にかけて流行った洋楽を聴くことがマイブームになっている。

今回のCDのお目当ては、ヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」だったのだが、他のアーティストの選曲が自分の好みとはちょっと合わなくて、DMPで聴く時に何曲も飛ばしながら聴いている。1枚20曲で2枚組なので合計40曲もあるのに。

「ジャンプ」ヴァン・ヘイレン
「ミスター・ロボット」スティックス
「恋はあせらず」フィル・コリンズ
「パワー・オブ・ラブ」ヒューイ・ルイス&ザ・ニューズ
「エボニー・アンド・アイボリー」ポール・マッカートニー&スティービー・ワンダー
「ガール・ライク・ユー」フォリナー

えーと何曲だ?1、2、3、…。6曲!

80年代の中頃までは洋楽ばかり聴いていたはずなんだけど…。

もちろん、知っている曲も何曲かはあるが、知らない曲のあまりの多さにちょっとショックを受けてしまった。

それにしても、最近は洋楽って流行っているのだろうか?

今日はシカゴを聴く日

2007年07月04日 18時26分58秒 | 音楽
今日は7月4日、アメリカ合衆国の独立記念日。この日に毎年必ずと言っていいほど聴いている曲がある。

シカゴ(Chicago)の『サタデー・イン・ザ・パーク(Saturday In The Park)』

かっこいいピアノの前奏で始まるこの曲は、TVコマーシャルでも使われていたような気がする。

この曲はアメリカの独立記念日の様子を歌っている、というのをレコードの解説か何かで読んでから聴くようになったと記憶している。

独立記念日の土曜日に公園で、踊っている人、笑っている人、イタリアの歌を歌いながらアイスクリームを売っている人、ギターを演奏しながら周りの人たちのために歌っている男の人などの様子が歌詞に織り込まれている。

小さい頃からピアノを習っていた妻はクラシック音楽が好きで、あまりロックが好きでは無いのだが、シカゴはいつも一緒に聴いてくれて、中でもこの『サタデー・イン・ザ・パーク』はお気に入りだ。結婚する前にデートでドライブに出掛ける時にもよく聴いた思い出がある。

シカゴと言えば、小学5年くらいの頃に近所のレコード屋で、『愛ある別れ(If You Leave Me Now)』のシングル盤を買ったことも思い出の一つだ。

それから、大学生の時には、古くて狭いアパートで独り夜中に酒を飲みながら、わざわざ午前3時35分まで待ち続け、床の上で足を組みながら、『長い夜(25 Or 6 To 4)』をヘッドホンで(大音量にして)聴いたこともあった。

どの思い出もいつの間にか随分昔のことになってしまった…。

今日は土曜日じゃ無いし、雨が降っているから公園に行っても仕方ない。ましてやここは日本だからアメリカの独立記念日なんてほとんど関係ない。

でも、この曲を聴きたくなるんだよね、7月4日になると…。

Top Drawerは違った

2007年06月29日 18時54分39秒 | 音楽
「BOSEウェーブミュージックシステム」の記事の内容に一部誤りがありました。

「Top Drawer」は、メル・トーメとジョージ・シアリングの二人だけではなく、ドン・トンプソンの素晴らしいベースの演奏も聴くことが出来ます。

訂正してお詫びします。