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Hirasawa's Blog

2009年からは殆んどランニング日記

服装乱れで不合格は当然

2008年10月31日 07時19分09秒 | ちょっと一言
昨日、麻生総理が、乗用車による地方の高速代を一律1000円にすることを含めた最大約27兆円の景気回復対策を発表した。

環境対策については触れていなかったが…。

そして、3年後には消費税を上げるという『ムチ』も加えて…。

でもどちらにしろ、自分は高速代一律1000円の恩恵にあずかることが出来ない。

ウチの車にはETCが付いていないから…。

さて、

最近、気になるニュースがもう一つ。

神奈川の県立高校の入試で、試験の結果は合格点に達していたのに、その受験生が服装の乱れを理由に不合格にされていたことがわかった。

結局そのために、指示をした校長が解任されてしまったそうだが、この高校の対応はそんなにひどいことだったのだろうか?

不合格にされた受験生側からしてみれば、確かに試験が出来たのだから合格して当然と思うのだろう。

でも、試験科目ではない『服装の乱れ』で不合格にされたことが頭にきているのだろうけど、それは明らかに勘違い、いや間違いだと思う。

それなら、ただ勉強が出来れば何をしてもいいのか?

黒い髪を金色に染めていても合格にしなくてはいけないのか?

そんなことを認めていたら、ろくな人間にならないだろう。

そもそも学校とは教育の場だ。

高校の入学試験に乱れた服装で臨むようなヤツは、初めから試験を受ける資格などないと思うし、そのことを理由に不合格になっても当然。

テレビや新聞での報道内容から判断すると、その受験生を不合格にした高校側の対応は全く常識的であり、非難されるようなものではない。

結局今回の件は、神奈川県が謝罪して、前述のとおり校長が解任されたようだが、それは明らかにおかしいだろう。

今の日本では『常識』や『良識』が通用しなくなっているのだろうか?

寂しい…。

高速代が一律1000円

2008年10月30日 06時58分05秒 | ちょっと一言
今朝は気温が下がり、自転車に乗っている時に感じる風がかなり冷たく感じた。

マフラーを首に巻いている女性もちらほら見かけた。

でも、冷え性や寒がりの人たちには申し訳ないが、もっと寒くなって欲しい。

暑がりで汗っかきの身としては…。

さて、

最近の経済情勢の不安定への景気回復策として、政府与党から、

『自家用車を土日祝日に限り、高速代を一律1000円にする』

という案が発表された。

自動車の利用が増えて、観光地が賑わい、お土産がたくさん売れて、国内の消費が活性化するだろう。

とても画期的なアイデアだと思う。

でも、

このニュースを最初に耳にした時、

『日本は、観光立国を目指しているけど、環境立国も目指しているんじゃなかったっけ?』

と思った。

CO2の排出、大気汚染、地球温暖化、化石燃料の大量消費などなど、気になるところ。

今の時代、何をするにしても『環境』という2文字を絶対に忘れてはいけない風潮があるようにも思う。

その辺は大丈夫なのだろうか?

それに、

一時期に比べて価格が幾らか下がったとは言え、ガソリン代はまだ高いまま。

結局、家計を圧迫して、消費が冷え込む、なんてことにはならないのだろうか。

ちょっと心配…。

きっと、優秀な政治家やお役人の皆さんのことだから、ぬかりはないと思うが…。

公用車に2520万円

2008年09月05日 09時45分46秒 | ちょっと一言
先日、こんな記事を目にした。


『環境省 報道発表資料

平成20年9月2日

新型燃料電池自動車の導入について(お知らせ)

 9月1日より、環境副大臣用の公用車として、新型の燃料電池ハイブリッド車(トヨタFCHV-advアドバンスド)を導入いたしました。

 当該車種は、従来の燃料電池車と比べ、寒冷地での走行性や航続距離が向上しています。

 環境省においては、今後とも燃料電池自動車などの低公害車の率先導入に努めるとともに、各種施策を推進し、低公害車の普及促進を図って参ります。』


環境問題の中心的な役割を担う環境省としては、非常に良い取り組みだ。

それで、

その車って、どんな車?と思ったので、検索してみると…、


『日経エコロミー

発表資料

(8/29)トヨタ、燃料電池ハイブリッド車「トヨタFCHV-adv」のリース販売を開始

発表日:2008年8月29日

トヨタ自動車、新型燃料電池ハイブリッド車「トヨタFCHV-adv」のリース販売を開始 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、新型燃料電池ハイブリッド車「トヨタFCHV-adv*」を、9月1日、環境省へリース販売(限定)する。

 今回リース販売する「トヨタFCHV-adv」は、低温始動性や航続走行距離をより向上させ、本年6月に国土交通省より型式認証を取得した車両であり、リース価格は月額84万円(30ヶ月間リース。消費税込)とした。

 トヨタは、燃料電池自動車の開発において、2002年12月世界に先駆け燃料電池ハイブリッド車「トヨタFCHV」のリース販売を開始し、2005年6月には、国内で初めて型式認証を取得、同年7月1日よりリース販売を行ってきた。

 今回の環境省へのリース販売は、この従来型「トヨタFCHV」に引き続いての契約であり、今後も政府関係の他、地方自治体、エネルギー関連企業などにリース販売を行う計画である。

 トヨタは、燃料電池自動車の一般への普及に向け、リース先の様々な使用実態から得られたデータを検証し、自社開発の高性能燃料電池「トヨタFCスタック」の更なる耐久性向上や、一層のコスト低減などに貢献しうる研究開発を着実に進めるとともに、国やエネルギー業界などの関係機関とも協力し、積極的に取り組んでいく。

* FCHV-adv(エフシーエイチブイ-アドバンスド) : Fuel Cell Hybrid Vehicle - advanced』


ここで注目すべきは、リース価格。

月額84万円で30ヶ月間リースということは、トータル2520万円。

高すぎる…。

環境も大事だが、お金、特に税金はもっと大切だと思うが…。

日本人の政治観について

2007年08月10日 18時23分12秒 | ちょっと一言
先日の参議院議員選挙で自民党が大敗して、民主党が参議院の第一党になった。

選挙前から下落を続けている安倍内閣の支持率が、ついに30%を切ったとマスコミで報道されている。

ここで疑問に思うのが、果たして、国民は民主党を支持しているのだろうか。そして、本当に安倍総理大臣が組閣した内閣を支持していないのだろうか。

どちらも違うと思う。

年金問題や不誠実な大臣たちなど、自民党の不祥事が続いたから、それまで支持していた自民党に愛想を尽かして、民主党の候補者に投票しただけ。

安倍首相を支持しないと言って、小沢党首に内閣総理大臣になってもらいたいと思っている国民が70%もいるのだろうか。

自民党の候補者に投票しないと周りの人から何を言われるかわからないという情けない理由で、今まで自民党の候補者に投票してきた国民が自分たちの行動を反省することは無く、ただ自民党を無責任に批判するだけ。

しかも、その背景にはマスコミの過剰な自民党叩きがあり、他人に左右されやすく、マスコミの報道を素直に受け入れてしまう日本人の国民性が今の世論を支配しているとしか感じられて仕方ない。

国民の政治に対する無関心はもちろん良くないことだが、関心がある振りをして主義主張が無いことも大問題だ。

政治家はもちろんのこと、国民全体がもっと自分に謙虚であるべきで、他人のことをとやかく言う前に、過去の自分の悪かったことは素直に認めて、反省したうえで政治に関する主義主張を訴え、議論すべきではないだろうか。

マスコミも視聴率などばかり考えていないで、自分たちの過去の報道を振り返って、反省すべきところは反省し、冷静かつ謙虚な立場で国民に情報を提供してもらいたい。

現代の日本人に最も欠落していることの一つ、『謙虚さ』を大切にして行きたいと思っているのは私だけでは無いはず。

マナーを守ろう

2007年06月06日 07時37分25秒 | ちょっと一言
昨日の朝、会社に向かう途中、大手町駅で都営地下鉄三田線の電車を列の先頭に並んで待っている時のこと。

電車がホームに入ってきた。

電車のスピードが徐々に遅くなる。

完全に止まり、ドアが開く。

大勢の人たちが降りてくる。

人の流れが止まるまでドアの前で待っている。

すると、後ろに並んでいた中学生の男の子がスルスルっと私の横を通り抜けて私の目の前に立った。

彼の後ろ姿が目に入ってきたその瞬間、反射的に彼の二の腕をがっしりと掴み、

「ちょっと待ちなよ。」

と一言。

その中学生は驚いたような表情を浮かべながら、再び私の後ろに並んだが…。

最近、この子のように、電車に乗る際のルールやマナーを守らない中学生があまりにも多過ぎる。電車に乗って通学しているのだから私立中学に通う子供たちだ。受験勉強ばかりしていて、公共の場における行動の仕方を身につけていないのか。それとも、ルールやマナーを無視しても、周りの大人たちが何も言わないから、悪いことだと知りながらやっているのか。

おそらくは後者だ。受験勉強ばかりしてきたのだから、奴らは頭がいい。自分の親や先生の前では「よい子」を演じているのだろうし、自分とは直接利害関係のない他の大人たちのことは馬鹿にしているのだ。

「ルールやマナーが守れないなら、電車通学なんてさせるな。」

と、この子たちの親に言ってやりたい。

ところが、そういう子供の親に限って、

「ウチの子がそんなことをするはずがない。」

「子供を責めるのは可哀想。悪い大人の真似をしているだけ。」

などと反論してくる。おそらく、自分の子供の非を認めて素直に謝る親なんて1割にも満たないだろう。早稲田や慶應といった有名中学に通う自慢の息子や娘なのだろうから、自分たちの子供が悪いなんて少しも思っていないのだろう。まったく、親から教育する必要があるのだから話にならない。

仕方ないから、他人のおじさんが教えてやるか…。

あるあるデータ捏造事件

2007年02月02日 07時33分35秒 | ちょっと一言
1月7日に放送された「発掘!あるある大事典Ⅱ」において実験データが捏造されたことについて。

確かに、データの捏造は良くない。発覚後の関西テレビの対応もいただけない。マスコミの報道は、この2点に集中している。

でも、ちょっと待った!

もっと注目されるべき問題は、テレビで放送された内容を鵜呑みにして、納豆を買い占めた視聴者の行動の方ではないだろうか。

番組の内容は、「1日2回、朝食と夕食に納豆を食べれば、2週間で痩せられる。」というものだった。

今回、このことを実証するための実験データが捏造されたわけだが、被験者はアメリカ人だった。推測すると、当然、彼らは日常的に納豆を食べてはいない。恐らく、肉料理中心の食生活だろう。その人たちが、2週間毎日欠かさずに朝晩に納豆を食べ続ければ、当然体重は減るだろう。冷静に考えれば誰もが想像できることだ。

ところが、放送翌日からは、納豆の買い占めによる品切れ状態が続いた。普段、納豆を食べていないまでも、日本人の平均的な食事をしていたら、納豆を食べ続けたからと言って、2週間で劇的に痩せるわけがない。肉料理中心のアメリカ人だから効果があるんだな、とは思えないのだろうか。

一方で、日本人の食生活がアメリカ人と同じようになっているとしたら、それも問題だ。個人的には、肉料理が好きなので、もしそうであるなら、うらやましいとは思うが、もっと魚や野菜を食べよう。

テレビで「体にいい」と放送されると買い占めに走る異常な行動、その行動を引き起こしている偏った健康第一主義、痩せていること善しとする風潮、体を動かさずに楽をして痩せようとする安易な気持ちなど、これらの日本人の行動と意識が問題ではないか。

さらに、マスコミの報道をすべて正しいと信じている人の良さと、嘘だとわかると寄ってたかって文句を言う、その行動のギャップ。嘘の報道を信じた自分を反省する潔さが必要ではないだろうか。