風 囁

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている教会員の証し集

2017年6月25日 少年少女会春の修養会に参加して

2017年07月26日 22時52分26秒 | 教会員の証し
少年少女会春の修養会に参加して

 私は春の修養会に役員として参加をいたしました。一言で言って、役員として計画を練ってきた1年間は本当に一瞬でした。私は途中、私情で役員会、そして教会を、約3ヶ月お休みさせていただくことがあったのですが、そのとき感じた救いについては、また別の機会にお話しします。私が役員になった理由は、「早く神の家族になりたかった」からです。
 ずっと教会に繋がってきた子達は随分前から友達、家族も同然の付き合いをしていて、途中から参加し始めた私に、その中に入る勇気はありませんでした。昨年のことです。でも、それでもやはり神様のことをもっと知りたい、これが与えられたチャンスならば、私はそれを受け止めたい、役員という立場に立てば、何の恥じらいもなく皆さんに話しかけることができるんじゃないか、そう思ったのです。そして役員として過ごした1年間、すべてのことが初めてで、わからないこともたくさんありました。ですが役員会を苦に思ったことはありません。
 そして前述したように、私には役員会を休んでしまった時期があります。そのときにも、みんな、愛恋の帰る場所はつくってあるよ、いつでも帰っておいで、祈ってるよ、そうやって声をかけてくださいました。それは私にとって、本当に支えとなりました。そしてその皆さんの力、神様からの救いがあり、役員会に復帰しました。私にとって初めての役員としての行事、昨年あった秋の修養会ではまったく持つことができなかった余裕も、今回春の修養会では周りのことをよく見、最善の行動を取ることができていたと思います。そして神様の家族として出会った教会の仲間は、本当にかけがえのない宝物です。
 シャロームのとき、色んな感情が溢れてきて涙がとまりませんでした。みんなと離れるのが寂しい、あと1年も待たなければならないのか、そんな感情とともに、神様への感謝が、私の胸に一番大きくありました。
 私はしばしば、神様への言い尽くせない感謝を表すことができないもどかしさで泣いてしまうことがあります。本当に神様は素晴らしい方で、偉大な方で、私を、何度も救ってくださいました。神様によって導かれたこの平尾教会の皆さん、福岡の教会に繋がる皆さん、全国の教会に繋がるすべての皆さん、これから出会うべき皆さん、皆さん、私と出会ってくれてありがとうございます。神様への感謝を一言で表すのは難しいですし、そんなこと、誰にもできません。ですから私は、神様への感謝を、神様が備えてくださった家族、環境、感情、それらすべてに感謝をすることで、伝えていきたいと思います。
 春の修養会、私を送り出してくださって、ありがとうございました。これからも共に、神様のことを祈っていきましょう。ありがとうございました。


O.R 姉

2017年6月18日 小羊会キャンプに参加して

2017年07月26日 22時49分28秒 | 教会員の証し
小羊会キャンプに参加して

 私は3月28日から30日まで、静岡県の天城山荘でおこなわれた「全国小羊会キャンプ」に初めて参加させていただきました。全国から5・6年生が集まってくるキャンプですが、最初は知っている人がいなかったので、とても不安でした。でもみんなすごく優しく接してくれたので、たくさんの友達をつくることができました。
 今回のキャンプでの聖書の箇所は、「あなたがたはそれぞれ、たまものをさずかっているのですから、神のさまざまな恵みのよい管理者として、そのたまものをいかして互いにつかえなさい。」(ペトロⅠ4:10)というところでした。キャンプのテーマは「神様からの贈り物~わたしにできる世界伝道」で、このテーマにそって、豊前教会の本山大輔先生が3日間お話してくださいました。そして先生のお話の中で、私が心に残っているのは「自分の好きな部分も、きらいな部分もすべてイエス様からの贈り物」という言葉です。
 私はこれまで、「たまもの」というのは自分の長所や得意なことだけだと思っていました。私が自分で自分を好きなところは、「いのり」という名前、何でもチャレンジしてみること、そして友達をたくさん作れるところです。逆にいやな部分は、心配性なところや、ドジなところで、今までこれは欠点だと思ってきました。でも、心配性だからこそ、「ほかの人を信頼して助けをもとめることができる」し、ドジだからこそ「自分のドジな体験から気づいたことを、人に教えてあげることができる」というふうに思えることを知りました。
 私たちは、だれも「一人で生きてはいけない」し、「一人で生きていってはいけない」と本山先生はおっしゃいました。ほんとうにその通りで、私たちは助け合いながら生きています。でも私たち人間の助け合いには限界があります。だからこそ、イエスさまが私たちのすべての罪をおぎなうためにこの世にこられたことを忘れてはいけません。「イエス様が一番の贈り物」であるということを信じて、自分のすべてのたまものを大切にしたいと思います。


O.I 姉

2017年6月4日&11日 信仰告白(2017年4月16日)

2017年07月26日 22時45分05秒 | 教会員の証し
信仰告白(2017年4月16日)

 私がキリスト教に出会ったきっかけは西南学院中学校というミッションスクールに入学した時でした。 中学時代、私は常にコンプレックスを持っていました。人に比べて秀でた点がなく、存在意義が見出せませんでした。そのため、不眠・拒食・過食に悩まされました。それと同時に何もかもを投げ出すようになりました。
 そんな時、私は神様の存在に気がつきました。今まで5年間毎日学校で聖書を読み、讃美歌を歌っていましたが、神様に助けを求めることを、これまでしてきませんでした。しかしそんな私に、神様は学校のチャペルを通して私のこころに直接語りかけて下さいました。そしてキリストに頼ってみようと思いました。
 家の近くに3つほど教会はありましたが、行ってみようと思える教会がなく、当時、リディア先生が「大名クロスガーデンはいつでもWELCOMEです」と言われていた事と、去年ここでバプテスマを受けられた大石愛恋さんと話している中で、行ってみようと思いました。そうして平尾バプテスト教会大名クロスガーデンのJOYSHIPに通い始めて、17年間の自分の罪について始めてきちんと向き合いました。
  2017年3月末のJOYSHIP奉仕者会で教えて頂いて、ある絵本を作りました。この絵本は、「神様はキラキラした神の国に、人間を導こうと思いました。 ですが人間には罪があります。神様は、キリストが十字架で死ぬことによって、人間の黒い罪をお赦しになりました。私たちがイエス・キリストを信じることによってその救いを誰にでも与え、神の子として歩むことが出来るようになさいました。神さまの子として歩む私たちは、霊的に成長して生きていくために、キリストの体なる教会と共に生きていくように聖書から示されています。」というものです。
 (作った絵本の)この物語を私の物語として読んでみたいと思います。
1P緑…この色は私が通っているミッションスクールのシンボルカラーです。 今思えば、神様が私を選んでこの学校に入れて、神様に頼りたい時にいつでも頼れるように見守ってくださっていたのだと思います。
2P黒…この色は私の17年間の罪です。人と比べる事を神様は好みませんが、自分は人に比べて何の秀でた点もないと比べてきたことは大きな罪です。しかし、神様はそんな私の醜い所も含めて、いつも愛してくださいます。
3P赤…そんな私の罪をつぐなってくださったキリストの十字架の色です。しかし、私にとってはその他に、今まで迷惑をかけた人たちの優しさと苦労と心配の色です。
4P白…私がそのように救われたがゆえに、私は賛美歌を歌って、聖書を読んで、神の御言葉を聞いて心の中を真っ白にして、礼拝者として歩んでいきたいと願っています。
5P黄…神様は全ての者に祝福のうちに入るように、その光を与えてくださっています。私は罪人ですが、神様はいつもそんな私を赦し、受け入れて下さいます。神の御言葉を心に刻んで、忠実に信仰していきたいと思います。
今回、私がバプテスマを受けるにあたって、示された聖書の箇所を読みたいと思います。
ヨハネによる福音書 3:16 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」


K.M 姉

2017年5月28日 中学三年間をふり返って

2017年07月26日 22時38分32秒 | 教会員の証し
中学三年間をふり返って

 僕は3年間ある塾に通っており、その塾は結構勉強させるところで、僕も3年間そこそこ勉強したと思います。加えて僕はサッカーをしていたので、遊ぶ時間などあったように思えません。そんな日々が続き、3年生になるとさらに勉強量が増え、サッカーを続けられなくなり、とうとうやめてしまいました。
 そして僕は毎日塾であの日々を過ごしました。夏休みから塾が始まり、春休みは一日4時間ほど、一学期は週5日ほどだったと思います。しかしこれは序の口で、本当にきついのはそれからでした。冬休み・夏休みはほぼ毎日、朝9時から夜9時まで塾、祝日、休日、クリスマス、正月も塾、それ以外も週6日か7日は塾でした。おかげで大濠花火大会は音だけ聞くこととなりました。
 なぜこんなに塾に行かないといけないのか、もし塾に行っていなかったら、サッカーも、友だちと遊ぶことも、超絶可愛い彼女と愛しの時間をもつこともできたでしょう。しかし、僕はこの3年間を決して無駄だとは思いません。
 特に昨年度はきつかったけれど、確かに自分の力となるものがあったと思うし、かけがえのない友達を持つことができたと思います。今となっては何よりも光り輝く大切な宝物でいちばんの自信になりました。この自信をもって今後の未来へ進みたいと思います。


F.S 兄

2017年5月14日&21日 チャペルアワー 証し(2016年10月5日(水)

2017年07月24日 18時44分51秒 | 教会員の証し
チャペルアワー 証し
2016年10月5日(水)

 私はクリスチャンですが、生まれた時からではありません。洗礼(バプテスマ)を受けたのは33歳の時でした。私の母は禅宗の寺の娘でしたし、父は祖父母が亡くなって慌てて葬儀社から紹介された日蓮宗のお寺に葬儀をお願いするというような、典型的な日本人の家庭で育ちました。
 パートナーとは、ここ西南学院大学で出会いました。お互いに飽きることなく交際は卒業後も続き、めでたく結婚したのですが、結婚式はキャンパスのお隣の西南教会で挙げていただきました。(まだ建て替わるまえの礼拝堂でした。アメリカの建築家ヴォーリズの設計で素敵な教会堂でした。)典型的な日本人の家庭で育った二人にはキリスト教の信仰のかけらも微塵もなく、ただ、西南学院大学の卒業生だというだけで挙式させてもらったのです。
 楽しい結婚生活でした。でも、夫の出身地長崎に生活の拠点を移さなければならなくなった時、私はこっそり嘆きました。自分の友達がいない土地に行きたくなかったのです。嫌々ながら私は長崎に引っ越しました。引っ越してしばらく経った頃、夫が「僕が中学高校生の時に通っていた教会に行ってみよう、まだあるかもしれないから」と言ったので、長崎の繁華街近くの西小島にある教会に行ってみました。そこは米国南部バプテストから派遣されていた宣教師夫婦が牧会している国際教会だったのです。南部バプテストの宣教師といえば、ここ西南学院大学を建学したC.K.ドージャー先生と同じなのです。
 長崎は歴史的にもキリスト教に馴染み深い土地ではありますが、カトリック教会が多いことは皆さんご存知だと思います。なのに、南部バプテストの宣教師の教会に導かれたのですね、不思議です。そこが神様のご計画なのです。それも、キリスト教を学びたくて通っていたわけではないのです、彼の目的は宣教師が教えてくれる英会話。私もカトリックの幼稚園に通っていたのでキリスト教には抵抗がありませんでした。
 種まきは、すでになされていたわけです。国際教会に通いだして4年後に、夫婦揃ってバプテスマを受けました。あんなに嫌だった長崎への移住も、バプテスマを受けるため、イエス・キリストを受け入れるためだったのだと今は理解できます。
 でも当時は分からなかったのです。皆さんは偶然にここチャペルに集まっているのではありません。皆さんはご自分の意志でチャペルアワーに出席していると思っておられると思いますが、実は神様のご計画の通りになっているのです。そして皆さんは、偶然にこの世に存在しているのでもないのです。
 皆さんの中には耐えられないような重荷を抱えておられる方がおられるかもしれません。または誰からも愛されていないと絶望されている方がおられるかもしれません。でも、神様はあなたが生まれる前からあなたのことを愛しておられ、神様のご計画のためにあなたをおつくりになられたのです。どうぞ自信を持って生きてください。

K.H 姉

2017年4月30日&5月7日 チャペルアワー 裏話

2017年07月24日 18時26分12秒 | 教会員の証し
チャペルアワー 裏話

 その⽇は台⾵18号が福岡に接近していた。福岡市教育委員会は⼆⽇前から休校にしていたし、ほとんどの公⽴私⽴⾼校も休校になっていた。福岡⼤学は前⽇から休講に決定していた。そんな中でも、⻄南⼤学は翌⽇のスタッフ会議で決めるまで、通常通り講義を⾏う⽅向であったので、チャペルアワーにて奉仕する我々も、⾏くこと前提で準備していた。
 翌⽇の朝、⻄南⼤学は予定通り講義を⾏うことになったので、私たちは乗り合わせて⾞で出かけた。早朝はそんなに⾵⾬もなかったが、出かける直前に激しい⾬が降り、強い⾵が吹いてきた。とうとう猛烈な台⾵がやってきたかと覚悟したが、それっきりで⼩降りになり、⼀安⼼。⻄新近くまで⾞を⾛らせたところで、誰からともなく「こんな天気に⼤学に⾏こうなんて⼈、いないよねー」とか「チャペルアワーに来てくれる学⽣が⼀⼈もいなかったらどうする?」とか⼝にし始めていた。
 そして⻄新交差点を左折し、修猷館⾼校⼊り⼝に差し掛かった時、地下鉄⻄新駅の出⼝から、出てくる、出てくる、傘をさした学⽣たちが!⾞の中から「おおーっ、こんな天気なのによく出てきたなー。最近の若い⼈は感⼼だねえ」などと感⼼しながら、⼼は次第に燃え上がっていた。それでも私は⼼の中では、⾬がまたひどくなれば、チャペルまで⾜を運ぶのが⾯倒くさくなる学⽣がたくさんいるのではないかと、⼼配していた。
 宗教部のT.Jさんは相変わらず、清楚かつ物腰柔らかで、癒される。1年前と違って、ミキサーから照明から全て⼀⼈でこなされている。⼈員削減か?フラチームは⾳響ではCDを使うし、今回は平良牧師に賛美中にナレーションを⼊れてもらうため、⾳量を絞ってもらうことまでお願いしていた。それで、チャペル後ろにある駐⾞場のバリカーを下げるのが遅れたのだそうで、⼤変申し訳ない気持ちになる。Kさんに再会。お元気そうだ。
 入退場の確認、CD音出しのタイミングの確認などなど、9時半から30分間リハーサルができるので先に着替えて化粧をする。メンバーは、初めて西南でフラ賛美した当初より数段手際よく着替えられるようになっており、化粧も各自で粛々とできるようになった。素晴らしい成長である。衣装は各自の赤ドレスに、各自の緑のマイレレイ、白い花(ティアレ)二つ。着替える時間が取れないだろうと、2曲とも同じ衣装にした。
 “Kanaka WaiWai”での演出上のイエス役(M師、N、K姉)と若者役(T、E、M、T、M、H、N各姉)に分けたので、イエス役にマイレハクとマイレブレスを追加した。森師は自前のアロハシャツ、ナレーションの平良師もアロハシャツ、久米はククイレイ、マイレとイリマのコンビレイである。チャペル開始直前になって、曲と曲の間でKは証があるため、1曲めでは必要ないがマイレレイをつける暇がないことに気付いて、最初からつけておくことに、端っこで踊るKにあわせて、反対側になるT姉も1曲目はハクをつけることに、Kがマイクの方へ移動すると同時に、他の者はステージ袖にいったん戻り、証しの間にN姉はハクをつけ、T姉はハクを外す作業をすることに、急いで打ち合わせた。
 少ないリハーサル時間であったが、各自気がついたことをその都度進言してくれたので、その都度修正できた。予想以上にうまくいったと思う。フラチームの奉仕の質はメンバーの意識の高さに支えられている。それもこれも、平尾教会の兄弟姉妹の沢山のお祈りに支えられてのことであり、愛する神様からの恵みである。


K.H 姉