三日坊主
私の年末は、自営業のこともあって、毎年忙しい。会社員の人達は、だいたい28日ぐらいで仕事納めであるが、車の入替の保険処理やカレンダー配り、年賀状書きなどで、あっという間に31日になっている。
31日から1月2日まで、友達が支配人をしているホテルで過ごすのに、聖書をはじめ10冊ぐらいの本を、読破しようと意気込んで持ち込んだけれども、2冊しか読めなかった。この2~3年同じ事の繰り返しである。
読んだ本の1冊に、東京裁判で、戦勝国11人の判事のうち唯一人、被告人全員無罪を主張した、インドのパール博士の「日本無罪論」という本がある。小泉総理の、A級戦犯を合祀している靖国神社への参拝に対する、昨今の中国などの批判などとも関連し、大変興味深く読んだ。
パール博士は、「戦争に勝ったからといって、戦争の一切の責任を負けた国の指導者や国民に負わせ、敗者だけを裁く、自分たちに都合のいい急ごしらえの法律を作り、これを過去にさかのぼって裁いたのが東京裁判である。」と論じている。国際法の権威であったパール博士ならではの言葉と思う。
少数者の意見は無視され、歴史の記憶からは消えていくが、多数がいつも正しいとは限らない。意志が弱い私だが、イエス様が常にささえて下さっている。今年は、人の意見をもっと丁寧に聞こうと思っているが、今年も三日坊主で終わるかもしれない。
B.K
私の年末は、自営業のこともあって、毎年忙しい。会社員の人達は、だいたい28日ぐらいで仕事納めであるが、車の入替の保険処理やカレンダー配り、年賀状書きなどで、あっという間に31日になっている。
31日から1月2日まで、友達が支配人をしているホテルで過ごすのに、聖書をはじめ10冊ぐらいの本を、読破しようと意気込んで持ち込んだけれども、2冊しか読めなかった。この2~3年同じ事の繰り返しである。
読んだ本の1冊に、東京裁判で、戦勝国11人の判事のうち唯一人、被告人全員無罪を主張した、インドのパール博士の「日本無罪論」という本がある。小泉総理の、A級戦犯を合祀している靖国神社への参拝に対する、昨今の中国などの批判などとも関連し、大変興味深く読んだ。
パール博士は、「戦争に勝ったからといって、戦争の一切の責任を負けた国の指導者や国民に負わせ、敗者だけを裁く、自分たちに都合のいい急ごしらえの法律を作り、これを過去にさかのぼって裁いたのが東京裁判である。」と論じている。国際法の権威であったパール博士ならではの言葉と思う。
少数者の意見は無視され、歴史の記憶からは消えていくが、多数がいつも正しいとは限らない。意志が弱い私だが、イエス様が常にささえて下さっている。今年は、人の意見をもっと丁寧に聞こうと思っているが、今年も三日坊主で終わるかもしれない。
B.K