月に2回、レッスンの仕事で滋賀県の石山まで車で行っている。
片道大体45分ほどかかるが、普段それほど車を運転しないので、たまのドライブ気分で、道中が結構楽しい。
それでもって、最近特に、家でまとまった時間をとって音楽を聴いたりすることがあまりないので、
よい機会だと思って、家にあるCDを適当に何枚か車に持ち込み、
行き帰りにカーステで聴いている。結構な音量で。
カーステで音楽を聴く(特に一人で運転してるとき)、というのは、
家で聴くときとは違った味わいがあって、なかなかおもしろい。
運転しながらカーステを聴いている時間というのは、音楽が流れる密室空間に閉じ込められている状況なので、
その気がなくても、その音楽にどっぷりと浸ってしまう。
その結果、家では聴き逃していたような細かい所までよく聴きとれて、
それまでそれほど好印象でもなかったのに、実はすごくいいアルバムだったんだ、ということがわかったり、
ディテール部分に意外な新発見をして、つい笑ってしまったりするのだ。
最近のヒットはナンシーキングとフレッドハーシュのデュオ、ラルフタウナーとゲイリーピーコックのデュオ等々。
今日は久しぶりにキースジャレット聴こうと思って、何年も触っていなかったNUDE ANTSを聴いたのだが、
これがもう、よかったのよくなかったのって・・・!!
この頃のキースは、まあしかし、とにかく「過剰」です。
どの曲とってものっけのテーマからして、過剰。
メロディが過剰。
ソロも過剰。
ヤンガルバレクのプレイも、超絶過剰。
でも、それがこれみよがしなスタンドプレーでは全然なく、
言いたいこと素直に過不足なく表現してみたら結果的にこうなった、
というようなものなので(少なくとも僕にはそう感じられる)
ちょっと筆舌に尽くしがたい感動につながるのである。
まあしかし、人を感動させるもの、というのは、
どんなジャンルにせよ、ある種の量的圧倒性(という言葉は多分ないと思うが)
という条件をみたしていることが多いのかな、
と、なんとなく考えた。
大きな絵、長編小説、長大な楽曲。
表現の派手さ、執拗さ。
これらが人を感動させるための必要条件だ、なんてことはもちろん言えないと思うし、
僕個人の趣味からいったら、どちらかというと薄味系のちょっとしたことのようなものに
感動を覚えたりすることが多いのだけど、
そういうこととは関係なく、語弊があるかもしれないけど、ある種の「量的」なものに力任せに感動させられる、
ということがあるのもまた事実である。
えっと、またいつものごとく話がよくわからないところにきてしまった。
つまりえっと、まあキースのNUDE ANTSはよかった、ということ、カーステはいろいろ新発見できておもろい、
というようなことでした。
こないだ不思議な形をした雲が空にあったので、シャメに撮ってみた。
片道大体45分ほどかかるが、普段それほど車を運転しないので、たまのドライブ気分で、道中が結構楽しい。
それでもって、最近特に、家でまとまった時間をとって音楽を聴いたりすることがあまりないので、
よい機会だと思って、家にあるCDを適当に何枚か車に持ち込み、
行き帰りにカーステで聴いている。結構な音量で。
カーステで音楽を聴く(特に一人で運転してるとき)、というのは、
家で聴くときとは違った味わいがあって、なかなかおもしろい。
運転しながらカーステを聴いている時間というのは、音楽が流れる密室空間に閉じ込められている状況なので、
その気がなくても、その音楽にどっぷりと浸ってしまう。
その結果、家では聴き逃していたような細かい所までよく聴きとれて、
それまでそれほど好印象でもなかったのに、実はすごくいいアルバムだったんだ、ということがわかったり、
ディテール部分に意外な新発見をして、つい笑ってしまったりするのだ。
最近のヒットはナンシーキングとフレッドハーシュのデュオ、ラルフタウナーとゲイリーピーコックのデュオ等々。
今日は久しぶりにキースジャレット聴こうと思って、何年も触っていなかったNUDE ANTSを聴いたのだが、
これがもう、よかったのよくなかったのって・・・!!
この頃のキースは、まあしかし、とにかく「過剰」です。
どの曲とってものっけのテーマからして、過剰。
メロディが過剰。
ソロも過剰。
ヤンガルバレクのプレイも、超絶過剰。
でも、それがこれみよがしなスタンドプレーでは全然なく、
言いたいこと素直に過不足なく表現してみたら結果的にこうなった、
というようなものなので(少なくとも僕にはそう感じられる)
ちょっと筆舌に尽くしがたい感動につながるのである。
まあしかし、人を感動させるもの、というのは、
どんなジャンルにせよ、ある種の量的圧倒性(という言葉は多分ないと思うが)
という条件をみたしていることが多いのかな、
と、なんとなく考えた。
大きな絵、長編小説、長大な楽曲。
表現の派手さ、執拗さ。
これらが人を感動させるための必要条件だ、なんてことはもちろん言えないと思うし、
僕個人の趣味からいったら、どちらかというと薄味系のちょっとしたことのようなものに
感動を覚えたりすることが多いのだけど、
そういうこととは関係なく、語弊があるかもしれないけど、ある種の「量的」なものに力任せに感動させられる、
ということがあるのもまた事実である。
えっと、またいつものごとく話がよくわからないところにきてしまった。
つまりえっと、まあキースのNUDE ANTSはよかった、ということ、カーステはいろいろ新発見できておもろい、
というようなことでした。
こないだ不思議な形をした雲が空にあったので、シャメに撮ってみた。
