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避雷針・避雷設備guide

避雷針の設置に関する保護角法、回転球体法、メッシュ法の設置基準、耐用年数、接地抵抗、接地線の基準の解説。

回転球体法とメッシュ法の算出基準

2011-10-11 | 保護角

【回転球体法の算出基準について】

 回転球体法とは、保護角法のような避雷針の先端から頂角の円錐形内を算出する方法とは異なります。
 回転球体法では、
●雷撃距離
 を半径とした球体を2つ以上の受雷部に同時に接するように回転させます。

 この際、球体の表面の包絡面からの距離を建築物の保護範囲として算出する方法です。
 この回転球体法を用いると保護角法で算出したような直線保護区域が、ゆるやかな曲線となるのが特徴です。

【メッシュ法の規格について】

 メッシュ法とは、保護レベルに応じたメッシュ幅によって定める規定の事です。
 尚、日本工業規格(JIS)では
●レベル1 ⇒ 5M
●レベル2 ⇒ 10M
●レベル3 ⇒ 15M
●レベル4 ⇒ 20M
 と規定されております。

 保護角法に該当しない部分に関しては、全てメッシュ法のみが適用されます。


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