【避雷針の歴史について】
避雷針の歴史を辿ると、今からおよそ250年も前に遡ります。
避雷針を発明したのは、アメリカの物理学者
●ベンジャミン・フランクリン
という方です。
ベンジャミン・フランクリンと言えば、アメリカ合衆国の100ドル紙幣に肖像が描かれている人物としてあまりにも有名ですが避雷針の発明者でもある事はあまり知られておりません。
【気象学者であったフランクリン】
政治家でもあり、物理学者でもあり、かつ気象学者でもあった彼は、雷が電気である事を証明する為に様々な研究を続けました。
彼の命がけの研究が現代の避雷設備の普及につながったのですね。
しかし避雷針が落雷をどのように防止するのか?
このメカニズムは未だ完全に解明できていないようです。
【避雷針の効果を探る】
避雷針の効果を探る上で面白い記事を見つけました。
この記事の引用先はwikipediaです。
避雷針の効果、すなわち避雷針によって形成される「防護範囲」に落雷が極めて生じにくくなることは確かであるが、それが避雷針が積極的に雷を導く「導雷針」であるためなのか、その発明以来言われてきた、大地に蓄積された電荷を少しずつ空中に放出し電位差を緩和、落雷を生じにくくする、すなわち「避雷針」であるためなのか、あるいはその両方であるのか、それとも全く別の理由によるものなのか、2011年現在でも定かではない。
避雷針自体には確かに落雷を防止する効果は認められている。
しかし、そのメカニズムが解明しきれていない。
そんな感じでしょうか?
21世紀になっても尚、解明しきれない雷という自然の脅威に対するシステムを開発したベンジャミン・フランクリンはやはり凄い発明家であることは間違いありません。