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避雷針・避雷設備guide

避雷針の設置に関する保護角法、回転球体法、メッシュ法の設置基準、耐用年数、接地抵抗、接地線の基準の解説。

日本工業規格Jisの基準

2011-09-03 | 設置基準

【日本工業規格Jisの基準について】

 日本工業規格Jisの基準は2003年に定められた規格の事です。
 古く感じますが毎年改訂がなされおり新しい規格基準が制定されているのがJISの特徴でもあります。
 工業規格という事もあり分野は幅が大変広く建築関係者であれば必ず学習しておくべき規格と言えるでしょう。

 尚、2003年にJIS規格が定められるまでは
●IEC規格
 と呼ばれる規格が利用されておりました。
 JIS規格では、現実的な落雷の範囲を算出出来るように、高さ、保護効率などの条件が加味された点が大きな特徴です。


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建築基準法の設置基準

2011-08-11 | 設置基準

【建築基準法の避雷針の設置基準について】

 建築基準法によって規定されている避雷針の設置基準は20mを超える建築物とされております。
 尚、建築基準法の規定とJIS規格は別の規定です。
 ですから、建築基準法単位で見れば20M未満の建築物に設置義務は生じません。
 しかし、20M未満であっても避雷針を設置する場合はJIS規格に準じる事になります。

【接地抵抗の基準について】

 接地抵抗の基準は電気事業法によって定められております。
 電気事業法では接地工事の種類によって
●A種接地工事(旧第1種接地工事)
●B種接地工事(旧第2種接地工事)
●C種接地工事(旧第3種接地工事)
●D種接地工事(旧第4種接地工事)
 として接地工事ごとに「接地抵抗値」が定められております。


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