恐らくだが。

最近ある利用者さんと出会った。その人はある分野で世界的な権威であり大谷翔平並にすごい人なんだけど人生100年と言われるこの時代、比較的早い年齢で認知症になられた。もともと天才だったんだろうが努力もいとわず寝る暇も惜しんで仕事に取り組み多くの人を救った。年を取っても引退することなく現役のおそらくギリギリまで仕事を続けてこられたことだと思う。そんなにすごくて素晴らしい人なのに認知症を発症してしまった。

ぼんやり暮らしていると認知症になりやすいとか孤独な人が認知症になりやすいとか生活習慣に問題があると認知症になりやすいとかストレスが溜まっていると認知症になりやすいとか色々言われている。この方はきっとそういう意味では自分を休める時間と睡眠が足りなかったのかな？ それで脳にアミロイドβが溜まってしまったのかな？勝手にそう思っている。でも私はこんなに素晴らしい人でも認知症になるということを知って とてもショックを受けたと同時に人間はやはり最後までわからない 生き物なんだなぁと改めて思うことになった。

私も還暦を迎え人生100年時代、 まだまだ行きますよとは思っているが、何かのきっかけで全く思わなかった経験をすることもあるかもしれない。そんな時は人間は最後までわからないということを教訓にその時の自分を受け入れて楽しく生きていく気持は忘れたくない。でも認知症発症すると忘れるかもしれないね(涙)。