たまには違った 傾向の本を
と思って
前に買っておいた本を
読破 完了(≧∀≦)
3部構成になってます
1部でその人物 を
外からの視点で 客観的に描いて
3部では その人物 の一人称 語りで
心の内部を さらけ出していく 構成です
2部は 1部から 3部 へと移行する
ブリッジ部ですが
読者の目線を その人物と観察者と
同じ位置にするような効果が
あると思います
いわば 第3部を読むための
準備をさせる部分
無意識のうちに 読者は
自分が学校を卒業して
社会に出る時の ことを
思い出してるでしょう(・∀・)
やはり すごくよくできた
構成 だと思います
明治の知識人の繊細さ 倫理観の純粋さ
心の動きがよく 描かれてると思います
まあ サクッと 言っちゃいますと
三角関係の悲劇 なんですが
些細なボタンのかけ違いがなければ
3者とも 遠い未来 (現在?) に
「抜け駆け しやがって こいつ~(´▽`)ノ」
みたいな 笑い話にできた と思うと
切なく やるせない です(・д・)
心に刺さる 悲劇です。。。
チビクロも一時期よく読みましたにゃ。
「こころ」「門」「それから」が好きですにゃ。当時意味が分かっていたかギモンですが、ゆううつな感じ、影響を受けたと思いますにゃ。グレン・グールドを愛聴していた時期、グールドが夏目を好きだと聞いて読み直したりしましたにゃ。
こんばんは です
あー(・∀・)グールド いいですね(´▽`)ノ
彼が 夏目が好きというのは 何か嬉しいです (・∀・)
これから 夏目漱石 読む時には グールド 聞きながら にしますわ。。。