宮 -クン- 第３話

宮に入ったチェギョン。お妃教育の始まりです。
厳しい尚宮の下、山積みの本と格闘中！と思いきや、本を枕に爆睡中なところを皇后に見られちゃったっ!!辺りには勉強してなかった既成事実が散らかり放題。
しかも起こしても全然起きる気配無しという大胆不敵ぶりを発揮!!チェギョン、あんた宮でも十分我が道を貫き通せそうな心臓の持ち主だよっ!!
大胆不敵ぶりは更に発揮されて、お付きのモノの目をぬすんで宮を彷徨うチェギョン。うまく逃げられたと思った目の前にあの厳し～い尚宮がっ。
でも、怒られたのはチェギョンではなくお付きの２人。どう見ても怒られるべきはチェギョンなのに・・・。
こんなことがあって、勝手なことをしたら他の人に迷惑がかかるとようやく理解できたようです。

えっ!!もう明日結婚式っ？早くないかいっ??そんなに急いでたの、皇太后？
でも、準備の教育は全部終わったってことで、「頑張ったね、チェギョナーっ!!」って思ってたら、まだ復習が残ってたらしく・・・。
明日の儀礼を全部復習させられるチェギョン。残念ながらあまり頭に入ってなかったらしく、またお付きの人達を巻き込んで尚宮から雷が落ちそうになるけど、チェギョンの気転で無事回避！
その気転っていうのが腕に書いてたものを読み上げるっていうカンニング。でも、山はばっちり当たってたようで良かった良かった！

そういえばシン君はどうしてるのかというと・・・。
ユル君を誘って別宮にいるチェギョンに会いに行こうとするけど、ユル君はやんわり断っちゃった。でも、『チョコレートやキャンディーを買ってあげると喜ぶよ！』って助言はしてたけど。
『面倒くさいよっ！』と言いながらもちゃーんとチョコやキャンディー持参でチェギョンを訪ねたシン君。いいとこあるじゃないっ!!
ユル君に言われたからって白状しちゃうところが、照れ屋さんなんだかストレートすぎるんだか・・・。
この段階でまだチェギョンはユル君のことは知らないみたい。そういえば学校でちょこっと道聞かれただけだったもんね。

お菓子でご機嫌になってたチェギョン。でも『まさかオンマのことを思ったりして泣いてないですか？』というセリフに思わずテンションが下がっちゃた。あまりの図星ぶりにシン君もチト動揺したみたい。
結婚後は東宮から大人達から干渉されづらい宮に移って、月に１度里帰りをさせてあげるとか、友達を招いてパーティをするとか、チェギョンの家族を招待して休暇村で一緒に休暇を過ごすとか、あれこれメモを見ながらチェギョンにとっていい案を提案してたんだけど、今日のチェギョンには逆効果。『やめてください。慰めてるつもり？』と拒否されちゃった。

そこでまたまたあっさりユル君が書いてくれたことだと告白。
そして『僕がして約束できるのは離婚することだけ！』と衝撃の告白！これだけはユル君の入れ知恵ではない本気の言葉のようです。
何年か経って大人になり、誰にも何も言われずに自分で決めることができるようになったら・・・、その時になっても宮の暮らしに馴染めず毎日オンマを恋しがって涙を流すようなら・・・、その時は離婚してくれるそうです。
『皇太子という立場上離婚はたやすくないけど、我慢できなくなったら教えるように・・・その時は君を放します。』というのがシン君の結婚前日の言葉でした。
一般人の感覚からすると『なんて高慢なっ!!』と思えるけど、よく考えるととーっても相手のことを思いやってる言葉な気がするのだ。
『一生大切にします。』とか『一生幸せにするよ！。』な～んて気軽に言う人がいるけど、そんな約束したことも忘れるような日常が待ってるのがほとんどの結婚だと思う（ああ、現実的・・・）。
そんな中で確実な約束と言えば『我慢できなくなったら離婚してあげる。』だと思うんですよねー。特にシン君の立場だと『幸せにする！』と同じくらい難しい約束なはず。
とはいっても、まだ恋愛もしたことのないチェギョンには酷な約束だったなーとも思えるんですけどねっ。
なんだかブルーな表情のチェギョンなのでした。
でも、『どんなに闇の深い夜でも　かならず明日は来るから～（明日は来るからBy東方神起）』ってことで婚礼の日がやってまいりました。
おお、正装のシン君かなりカッチョいいんですけどっ!!ジフニって（ジフンだからまたまたジフニよばわりっ）高貴な顔立ちなのよねぇ～（褒めすぎ？）。身のこなしもスマートだし、皇太子が本当にはまり役ですっ。
そしてチェギョン・・・おおっ、何て重そうなカツラをつけてるんだーっ!!もう何度目かの視聴なので見慣れたけど、最初は思わず笑っちゃいました。
だってダース・ベイダー＋韓国やバリとかのお供え物の盛り方と同じような頭だったんだもん。
そして厳しい尚宮こと崔尚宮のモリスタイルは乙姫様のよう・・・。
花嫁姿（？）のチェギョンを見て微笑むシン君。でも、あんまりにもチェギョンが見るから『何？』っていけずな顔になっちゃった。
ここで上手いのがチェギョンアッパの演技！だってずーっと手に持ってる杓が震えっぱなしなんだもん！
そして訓示という大役を担ったアッパの手のひらにカンニングメモがっ。この親にしてこの子ありって感じだわっ!!

儀礼も無事終わり（皇太后も皇后も一安心！）、馬車に乗って東宮へ移動する皇太子夫婦。おお、もう夫婦なのねぇ～。
別々の馬車に乗ってるのがチト変な気がするけど、沿道に手を振るシン君の優雅＆美しさにそんなことは吹き飛ばしてしまいましょーっ！

パレードの沿道に駆けつけたチェギョンの仲良し３人。自分たちはチェギョンの親友だと周囲に自慢するけど『だったら僕は東方神起の友達だ！。』と返され本気にされず終い。
『トンバンシンギ』の言葉に、妙に反応しちゃったじゃないっ（笑）。
実際チェギョンも緊張してたのか、彼女達に特別合図送ったりしてなかったしね。親友としてはチト寂しいのだっ。

東宮に着いた皇太子夫妻。挨拶に来ていた閣僚達。お辞儀した拍子に、代表して挨拶する大統領の後頭部に、な、なんとチェギョンのダースベーダーずらが直撃っ!!
これ、『さんまのからくりＴＶ』とかに送ったら賞金もらえそうなギャク映像なんですけどっ!!
夫であるシン君はそんな妻の姿に手を貸すこともなく・・・。やっぱりミジ王なのか、シン君!!
もちろんチェギョンはそんなシン君に後から猛抗議！『大統領の頭を叩くなんて大胆だ！驚いたよ。』とあっさり交わされちゃうんだけど・・・。
チェギョン自身も自分の夫になったシン君の本性がわからず謎に思ってるみたい。結婚前に離婚を約束したり、厳粛な儀式で微笑んだり、でも民衆には一生懸命手を振り、そうかと思えば上の空な顔をしたり・・・。
これから時間をかけて理解してくしかないねっ。

まだ『同牢礼』という初めて一緒に食事をする儀式が残ってるのに眠ってしまうシンチェ。先に起きたシン君がチェギョンを起こすんだけど・・・足でですかっ。
寝ぼけたチェギョン、夢の中でスンデを食べていたらしく、シン君に『スンデの味が薄い！』と文句たれてます。
ということで、今夜のチェギョンのあだ名は『ジャージ』ではなく『スンデ』になったようです。
バツが悪くて『と、チョルスが言いました。』と言い残し寝たふりをするチェギョンが笑えた笑えた。尚も起こすシン君が強引で、チェギョンの顔が痛そうだったけど！

『同牢礼』は実は初夜まで達成（？）するのがホントみたいなんだけど、シンチェは成人してないので食事だけなんだとか。
で、その食事って自分の手は使わないのねっ。不便な食事だわっ。でも、シン君のお世話係やってみたい気がしないでもない・・・。

食事もすみさっさと自分だけ部屋に向かおうとするシン君。た、淡泊な人ねっ。
そんなシン君に『これからお願いします。私は宮は馴染まないけどシン君はここで育ってるから・・・。』と挨拶したのに『君の世話はできない。性格だからしょうがない。でも、友達として君の悩みなんかを聞いても構わない。』と握手の手を差し出すシン君。
おお、自己中なシン君の手ににチェギョンが噛みついたゾ！『何が友達よっ!!』ってことみたい。うん、確かに友達のような夫婦はあり得るけど、やっぱりタダの友達とは違うモンね。
今夜だけはシン君に噛みついてもいいよっ、チェギョン！。シン君も生まれて初めて自分に刃向かってきた人間を見たのでは？
結局全然いい雰囲気の結婚第１日目じゃなかったけど、皇太子妃シン・チェギョン誕生の記念すべき日になったのでした。

で、この婚礼への出席を宮服のせいにしてしぶったユル君と、バレエのコンクールで海外でこの様子を知るヒョリンのこれからの動向が気になるなり～。
でもこのたった５分のコンクール演技の為に、１年間１日13時間休まず練習してきたヒョリンのことを思うと、彼女もチト可哀想な気がしたよぉー。将来のこと考える時間ももらえなかったしねっ。