春日神社
833年に淳和天王が仁明天王の譲位し
淳和院(西院)に移った際に
勅諚により奈良の春日四座大神を勧請して
皇室や藤原氏の守護神とされたのが由来だそうです
境内
巻物を持っているようですね
稲荷大明神
西院宮
住吉社
還来神社(もどろきじんじゃ)
旅行安全、還来成就の守り神とされています
874年平安時代4月19日
淳和院が火災になり、非難した正子内親王らが洞裏院に還御され
「洞裏院が類焼を免れて無事還り来るは是れまったく神の加護である」といわれ祀られるようになったそうです
ご祈願・御礼のときには、「わらじ奉納」が行われます
御神木
こちらは「なぎ石」で,御神前の神石です
(これと霊石は違う石なのかしら?)
旅行へ行く前に無事に帰れることを祈願して
この石をなでて
帰ってきたらまたなでるそうです
西側からみた景色 東側からみた景色
神木 梛の木(なぎのき)
なぎの葉は、身につけると「災難除け」のお守りになり
鏡の下に敷くと「夫婦和合」のお守りになるというご利益があるそうですよ
ぜひ一度試されてはいかがでしょうか
ただ、勝手に葉っぱを取って良いのかしら?
だめですよね・・・
なぎは「凪」に通じて、海上の風波の鎮まることに通じるといわれているそうです
5日に行ったのですが
梅が咲いていました
このほかに霊石もあるそうです(気付かなかった)
これは淳和天王の皇女がほうそうにかかり
この神社で祈願してもらったところ
皇女の身代わりとなって神石がほうそうになり
皇女が完治したことから
仁孝天皇 御胞衣塚(おえなづか)
1800年江戸時代
仁孝天皇の御降誕のときに、吉の方角にあたる西院の春日神社に御胞衣(おえな)が埋蔵されたそうです
(御胞衣=「後産」ともいわれるお産の後に出てくる胎盤のこと)
春日神社について
所在地 京都市右京区西院春日町
アクセス 市バス 西大路四条 徒歩約1分
嵐山電鉄 西院駅 徒歩約2分
祭神 第一殿 建御賀豆智命(たけみかづちのみこと)
第二殿 伊波比主命(いわひぬしのみこと)
第三殿 天児屋根命(あめのこやねのみこと)
第四殿 比売神(ひめがみ)
病気平癒・厄除・交通旅行安全
祭事 歳旦祭 1月1日
若菜祭 1月7日
藤花祭 4月29日
出輿祭 5月15日
夏越大祓 6月30日
春日祭 10月第2土曜日・日曜日
京都十六社朱印めぐりの一つ